《学生インタビュー》29 子供向けイベントを自分たちで企画

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    筑波学院大学(つくば市吾妻)は、学生たちが地域に出て社会貢献活動をする「オフ・キャンパス・プログラム(OCP)」に取り組んでいる。同大経営情報学部ビジネスデザイン学科2年の坂本壮太朗さんは、県内のトヨタグループが主催し常総市の石下総合体育館で催した「ワクドキインドアキッズフェス」に参加し仲間5人とイベントを企画・実践した。

    筑波学院大学
    経営情報学部ビジネスデザイン学科2年
    坂本壮太朗さん

    坂本壮太朗さん=筑波学院大学

    ―なぜ「ワクドキインドアキッズフェス」を選んだのですか?

    起業に興味があるので、自分で企画から携わることができるOCPがいいなと思っていました。「ワクドキインドアキッズフェス」は、イベントの企画から学生だけでできると聞いたので選びました。学生が1からできるというところはなかなかなくて、すごくいい経験ができそうだと思ったからです。

    ―イベントを実施するまでいろいろと勉強したそうですね。

    最初は主催者のトヨタの方から、どういう考えでイベントを開催するのかなどを学ぶオリエンテーションに参加しました。

    次に実際にさまざまなイベントを見学して、雰囲気や企画の流れ、当日の動き方などを学びました。その後は学んだことを踏まえて、子供たちにどういうことを体験してもらいたいか、伝えたいかということを皆で考えました。ただ考えるだけではダメなので、自分たちでいろんなお祭りなどのイベントに行って「人にみせる演出」を勉強しました。

    トヨタの方とモーターショーやギフトショーを見に行って何か参考になるものはないか探しました。特に富士スピードウェイのレースでは、一つのイベントに本当にたくさんの人が関わっていること、そしてチームワークの大切さがよく分かりました。

    いろいろ見学した上で、僕たちは子供向けに「プログラミング」と「環境」をテーマにイベントを行うことに決めました。

    ―実際やってみてどうでしたか?

    前日まで話し合いや買い出しなどの準備に追われました。実際にイベントが始まると、自分たちの想定していたことと違うことが生じます。そんな時でもどうしたらその場で改善していけるか、どうすればお客さんに自分たちの思いが伝えられるか、ということを考えながらできたと思います。

    自分たちにはまだ準備が足りなかったことにも気付きました。一つの企画を最初から行うことの大変さもよく分かったと思います。でも子供たちは喜んでくれて、本当によかったです。

    それから仲間とやることで、皆の意見を尊重すること、言いたいことがあっても言えない人の気持ちを感じとって意見を引き出すことの大切さを実感しました。どうすれば皆のモチベーションを上げられるかなども考えることができました。他のメンバーの話を聞くことで自分自身の新しい発見もありました。

    社会に出るとたとえ1人で仕事をしても必ず誰か人と関わります。だからこの経験ができたことはとても大きいと思います。

    ―大学ではどんなことを勉強していますか?

    経営を勉強しています。貸借対照表の見方や経営分析のやり方、経営戦略についてメリットやデメリットなど、結構実践的なことを学んでいます。地域デザインの授業では、地域を活性化するのにどうすべきかを考え、さまざまな案を出しています。さらにその案で本当に活性化するかなどを学んでいます。

    好きなことは?

    家にいる犬(ミニチュアダックス)と遊んだり触れ合ったりするのが好きです。あとはサイクリングも好きですね。

    ―将来の夢は?

    起業をしたいです。まだ何をするかはっきり決まっていないけれど、洋服屋さんやカフェ、自転車屋さんなどをやりたいです。これらをすべてミックスするのもいいかな、とも思っています。せわしない生活が好きではないので、将来はどこか「ご近所さん全員知っている」みたいな田舎暮らしをしながら自転車屋さんをするのも面白いですね。

    (聞き手:伊藤 悦子)

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