《留学生インタビュー》5 ベトナムへの軽自動車輸出に夢馳せる

ブ・ドゥック・チュオンさん=筑波学院大学構内

ブ・ドゥック・チュオンさんは筑波学院大学(つくば市吾妻)のベトナム人留学生。教室から地域に出てNPOや企業などと社会貢献活動をするオフ・キャンパス・プログラム(OCP)活動にも参加して、日本の子どもたちと交流をした。人と話すことが好きだというブさんは、大学のオープンキャンパスやインターンシップにも参加。将来の夢は貿易の仕事に携わり、ベトナムの人たちのために軽自動車を輸出することだと話す。

経営情報学部 ビジネスデザイン学科3年
ブ・ドゥック・チュオンさん

―筑波学院大学で学ぶきっかけは

以前は兵庫県尼崎市の専門学校で3年間、日本語を勉強していました。もともと関東に住んでいるおじさんと姉が「こちらに住んだら」と言ってくれたので引っ越ししてきました。日本語学校の先生が「日本語を学ぶなら筑波学院大学がよい」と紹介してくれたのがきっかけです。 

―筑波学院大学で学んでいていかがですか

グローバルコミュニケーションとビジネスマネジメントを学んでいます。グローバルコミュニケーションでの授業は英語で、外国人留学生たちと一緒に日本でどんな問題があったか、問題をどうやって乗り越えるかを学んでいます。そして日本語の授業では日本語力をアップできるよう勉強しています。

先生たちはとても熱心に教えてくれます。筑波学院大学がとても自分に合っています。つくば周辺はとても静かで、勉強するのにもいい場所です。

―普段はどんなことをしていますか

アルバイトと勉強です。この2つがちょっと忙しくて、好きなことなどがあまりできない状態です。コンビニエンスストアで働いていて忙しいですが、皆さんとてもやさしく親切です。熱心に仕事を教えてくれます。

OCP活動では小学生たちと生春巻きを作った=筑波学院大学提供

―つくば市国際交流協会のOCP活動ではどのようなことをしたのですか

2018年の9月に小学生たちと外国の料理を作りました。僕が作ったのは、エビや野菜を巻いた生春巻きです。ソースも魚から作りました。生春巻きはソースが一番大事なんですよ。ちなみにソースの味はベトナムでも地域によって異なって、南部は甘め、中部は辛め、北部は甘辛なんです。

みんなにとても楽しくおいしかったと言ってもらえましたが、アレルギーで食べられなかったお子さんがいたのがちょっと残念でした。

2018年の12月にはつくばセンター広場で開催されたイベントにも韓国人留学生と一緒に参加しました。韓国の留学生は韓国料理を、僕はミャンマー料理を作りました。

―筑波学院大学のオープンキャンパスのスタッフやインターンシップにも参加もされたそうですね。

僕は人とコミュニケーションを取ること、話をすることが好きなんです。オープンキャンパスでは筑波学院大学の魅力や、勉強する内容、大学でできることを受験生に説明しました。参加者は日本人が多かったのですが「大学でどんなことを勉強していますか?」など結構質問されました。

9月には留学生向けオープンキャンパスにも参加しました。留学生が20人くらいきました。自分が勉強してきたことを伝えるので難しさはなく、楽しかったです。

2018年にはインターンシップで1週間、先生の紹介で岐阜県(高山市)の「風屋」というホテルに行き、そこで社員の仕事を教えてもらいました。温泉がとてもよかったです。それに景色もよく、料理もすごくおいしかったです。

―将来の夢はなんですか。

日本で貿易の仕事がしたいです。もともと車が好きということと、最近ベトナムでは車を買いたい人が増えているためです。ベトナムはオートバイに乗る人が多いのですが、車の方が安全です。しかし車は大変値段が高いので、ベトナムの人たちのために軽自動車を輸出したいと考えています。

―この記事を読んでいる方へメッセージはありますか?

日本の皆さん、ぜひベトナムに遊びに行っておいしいベトナム料理、そして伝統を楽しんでください。外国人の皆さん、一緒に交流をしてイベントをやりましょう。

(聞き手・伊藤悦子)

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