水曜日, 3月 11, 2026
ホームつくばつくばでハンセン病記録の上映会を開く元教員、村井さとみさん【ひと】

つくばでハンセン病記録の上映会を開く元教員、村井さとみさん【ひと】

「命が大事にされる社会に」

筑波大学学生の村井さとみさん(58)が15日、つくば市内で、ハンセン病患者と家族の記録映像 上映会を開催する。大阪府泉佐野市で小学校教員を務めていたが早期退職し、昨年4月つくば市に転居してきた。現在、科目履修生として同大情報学群 知識情報図書館学類で図書館の経営や情報について学ぶ。

現場に行き、自分で考えたいと、教職の傍ら、ライフワークとして国内や海外の図書館と、原発、ハンセン病療養所を巡ってきた。小学校教員3年目に自身の身に起こったうつ病と2020年のコロナ禍の経験から、ハンセン病の問題に関心を持ち、患者たちの気持ちを自分ごととして考えるようになった。

上映するのは、東日本大震災直後、いちはやく福島県に入り福島原発事故の放射能汚染地図を作成した放射線衛生学者の木村真三さんが、ハンセン病患者だった親族の存在を偶然知り、記録を探し、過去を掘り起こしていくドキュメンタリーだ。

村井さんは「衝撃を受け、多くの人に伝え一緒に考えたいと思った。ハンセン病への差別や偏見は私たち一人一人の心の中にあり、いろいろな社会問題の根っこにつながり、命を軽視することにつながっていると思う。すべての命が大事にされる社会への一歩として上映会を開きたい」と話す。

うつ病、コロナ禍経験し、孤独や孤立を考えた

村井さんは徳島県出身。愛媛大学を卒業後、中学と高校で理科教員を務めた。結婚をきっかけに退職し専業主婦に。子育てが一段落して大阪の小学校教員に復職した。

学生時代にチェルノブイリ原発事故が起こり、原発に関するさまざまな本を読んだ。子育て中は絵本や児童書に興味をもち、司書の資格を取得した。

小学校教員に戻って3年目。学級崩壊と保護者からのクレームに加え、離婚など家族の問題が重なり、うつ病を発症した。1年近く休職した中、独りぼっちだと感じ、孤独について考え、ボランティアでハンセン病の療養施設に通う友人のことを思い出すなどした。

復職後、東日本大震災が発生。「それまでは本を読むだけで自分の生活を優先していたが、もっと考えないといけない」と、旅先で各地の原発を巡るようになった。

2020年、新型コロナが流行、大型客船で患者が集団発生したニュースが連日伝えられる中、村井さんにも、息苦しさやだるさなどの症状が現れた。学校を休み、検査を受けたいと保健所や病院に電話をしたが、熱が出なかったため断られ、しばらく自宅待機。自分が感染しているのか、いないのか分からない中、迷惑をかけて申し訳ないという気持ちと同時に、孤独と孤立を味わい、かつて本で読んだハンセン病患者の気持ちが分かった気がした。その後は旅先で、各地のハンセン病療養所を訪ねるようになった。

コロナ禍を経験し「人生、何が起こるか分からない」と、教員を早期退職。昨年4月、図書館学の分野で憧れだった筑波大学で学び始めた。つくばに転居後の昨年7月、群馬県草津町のハンセン病の療養所栗生楽泉園があった重監房資料館を訪ねた際、同館で見た学芸員制作のドキュメンタリーに衝撃を受けた。同館からDVDを借りて15日、つくばで上映会を開く。

村井さんは「ハンセン病の歴史を経験してもなお、コロナ禍で差別や偏見があった。立ち止まり、一緒に考える機会になれば」と話し、「上映会を第一歩として、その人がその人らしく、ありのままに生きていける、つながることができる場をつくりたい。大学では、北欧を例に、市民活動の拠点になっている図書館を研究テーマにしており、重なる部分がある」とも語る。(鈴木宏子)

◆上映会「仙太郎おじさん!貴方は確かにそこにいた 蘇るハンセン病患者とその遺族」は15日(金)午後1時~3時、つくば市天久保のBARKスタジオで開催。参加費500円。主催はPlace for lifeー命を守る」。詳しくはこちら

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ロボッツ、第4Qで崩れ名古屋Dに悔敗

来季に向けアリーナ改修終わる 男子プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の茨城ロボッツは7日と8日、改修したばかりのアダストリアみとアリーナ(水戸市緑町)に名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎え、2連戦を戦った。7日は69-97、8日は69-72でともに敗北。これで茨城の通算成績は12勝29敗で東地区11位。次節は11日、首位の宇都宮ブレックスとアウェーで対戦する。 2025-26 B1リーグ戦(3月8日、アダストリアみとアリーナ)茨城ロボッツ 69-72 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ茨  城|19|24|22| 4|=69名古屋D|18|12|11|30|=72 茨城は第3クオーター(Q)終了時点で65-42という23点もの大差をつけながら、第4Qに名古屋Dの猛迫を許し、最後はわずか3点シュート1本差で敗れた。 第1Q、茨城は立ち上がりでやや出遅れたが、メンバーを入れ替えながら対応し、残り2分ほどから赤間賢人の3点シュート2本とドライブシュート1本などで追い上げ、残り6秒からロバート・フランクスの3点シュートで逆転に成功した。赤間は今季のBリーグドラフトで茨城に指名され、2月から特別指定選手として加入したばかり。「タフな時間で自分が体を張ったプレーを見せたかった。特に得点は考えず、空いたところで打とうという意識だった。スリーをよく打った分、ドライブも行けると思った」との振り返り。 この日の茨城の好調の要因について「昨日から何かを変えたというよりは、やるべきことをやりきるマインドを持ってプレーしようと話していた」とクリス・ホルムヘッドコーチ(HC)。守備では一度止めてからしっかり守りきろう、攻撃ではオープンな状況を作ったら迷わず打とうという意識で、それが第3Qまではしっかり遂行できていた。 だが第4Qで状況ががらりと変わった。名古屋Dは守備をプレスディフェンスに切り替え、さらにテンポを上げて茨城の攻撃時間を削りに来た。「相手はオープンな攻撃ができているように見えても、あせりが出て集中力がなくなり、第4Qはうちのものになった。勝ちに慣れているチームが、慣れていないチームに最後の30秒で勝った試合だった」と名古屋Dのショーン・デニスHC。 「第4Qで一気に攻め込まれたときに、私たちが解決策を見つけられず、プレッシャーをそのまま受け失速してしまった。あのようなシチュエーションでの戦い方を学ばなければいけないと感じた試合だった」とロボッツのホルムHC。だがそんな中でも新規加入の赤間やティム・シュナイダーの活躍が見られたことは、今後に期待が持てる良い材料だった。 特別席を設置 茨城の本拠地であるアダストリアみとアリーナは、昨年5月から進められていた改修工事が終わり、今節から使用が再開された。主な改修内容はホスピタリティエリアの設置で、10室102席のスイートルームと180席のラウンジシートが用意され、高級感ある観戦体験を可能にしている。 「改修は来季からのBプレミア参入のための必須条件であり、そこにロボッツならではの魅力も加えた。スポーツを通じて夢や感動を共有し、人と人が深くつながることができる。ロボッツにとっても水戸の街にとっても誇りになるものにしたい」と、茨城ロボッツスポーツエンターテインメントの川﨑篤之社長。 スイートルームの窓にはあえてガラスを入れず、会場の熱気や一体感を取り込んでおり、フリードリンクやフリーフードを取りに行きながら、隣の人との対話や交流も生まれやすい構造。基本的には年間パスポートの形で、スポンサーや協力企業を中心に販売が始まっている。ラウンジシートは、従来の1.5席分のスペースを使ったゆったりサイズの席で、1試合ごとに7300円~13200円で発売される。(池田充雄)