食品を福祉施設に カーブスがフードドライブ展開 15日まで

カーブス「フードドライブ2018」で集まった食料品=つくば市大角豆のカーブスつくば大角豆店

【崎山勝功】家庭にある食品を募り、食料を必要としている福祉施設の子供たちや女性などに寄付するフードドライブ=メモ=を、女性専門のフィットネスクラブ「カーブスジャパン」(本社東京)が、15日まで実施している。つくばなど県内38店舗を含む全国約1800店舗で、常温保存食品の寄付を受け付けている。同キャンペーンは2007年から毎年行われ今年で11回目。

このうち、カーブスつくば大角豆店(つくば市大角豆)には、会員から乾麺や調味料などの食料品が集まっている。「9年間ほぼ毎回寄付している」という、同店会員でつくば市の主婦(73)は「ささやかな気持ちから寄付している。何かの助けになればいい」と話す。

同店の坂本春香店長(31)は同キャンペーンが会員の間で定着していると語る。西村夏海サブマネージャー(29)は「人が集まる場所でないと食料品を集めるのは難しいので、少しでも広まれば」と、フードドライブ運動の広まりを訴える。

同店では集まった食料品を福祉施設などに寄付した際、会員に向けて贈呈時の写真を貼りだして報告しており、つくば市の主婦は「報告を見て『役に立ってよかった』と思う。ほかのグループや施設でも取り組んでもらえれば」と話した。

同社広報室によると、17年実施の同キャンペーンでは県内の会員など約5000人(16年は約4650人)が参加。県内の店舗で計約8t(16年は約8.2t)の食料品が集まった。会員からの寄付に加え、報道などで一般市民が同キャンペーンを知り、同社店舗を訪れて食料品を寄付した例もあったという。

県内各店舗で集められた食品は、昨年はつくばなどの県内17カ所(16年は12カ所)の児童養護施設や母子生活支援施設などに寄付され、施設数はこれまでで過去最多となった。

受け付ける食品は、賞味期限が18年5月1日以降まである缶詰やレトルト食品、コメなど常温保存可能な未開封の食料品で、生ものや冷凍食品は対象外。同店は女性専用のため男性は店舗入口での受付となる。問い合わせ先はカーブス本社(フリーダイヤル0120・441・029)。

◆メモ・フードドライブ

家庭にある食品を募り、食料を必要としている子どもたちや女性、高齢者に寄付する運動。1960年代に米国アリゾナ州フェニックスで始まり、現在では全米各地の学校、企業、地域で一般的に行なわれている。同様の活動として「フードバンク」があり、県内ではフードバンク茨城(本部牛久市)が活動している。