東京オリンピック・パラリンピックオフィシャルパートナーの東京ガスは2月9日、地元企業のカスミ、関彰商事などと「障害者スポーツを体験しよう つくパラ2020」(カスミ主催)をつくば市桜総合体育館で開催する。
東京パラリンピック正式種目の車いすバスケットボール、ブラインドサッカー(5人制サッカー)、ボッチャのほか、ハンドアーチェリー、卓球バレーなど障害者スポーツをだれでも体験できる。
オリンピックイヤーに合わせて、皆が一緒にいきいき暮らせる共生社会を目指そうと、つくば地域で活動する企業や団体がメッセージを発信する催しだ。
ブラインドサッカー日本代表強化指定選手を輩出する筑波技術大(つくば市)チームの「アヴァンツァーレ」、各地で車いすバスケットボールの体験会を開いているシッティングスポーツ協会(土浦市)などが参加する。ゲストとしてサッカー元日本代表で、鹿島アントラーズの中田浩二さんが来場し市民と一緒に障害者スポーツに挑戦する。
ほかに常磐大学(水戸市)の学生とオリンピックの応援を盛り上げるフェイスペイントを体験したり、アイマスクをして盲導犬と歩行体験をしたりできる。つくば市内の福祉団体による障害者手作りのクッキーやお菓子の販売もあり盛りだくさんだ。
東京ガスつくば支社の樽井謙尚広報課長は「パラリンピックスポーツを体験する機会は少ないので、楽しみながらぜひ体験していただければ」と話している。
◆「つくパラ2020」は2月9日(日)午前10時~午後4時、つくば市流星台63、市桜総合体育館で開催。参加費無料。事前予約不要でだれでも参加できる。当日は体育館用の上履きを持参する。問い合わせは電話029-850-1824(カスミ環境社会貢献部)