つくば市など13市町が投票を実施していた自動車用ナンバープレートの図柄が28日、決定した。筑波山頂から太陽が昇るダイヤモンド筑波を鮮やかなグラデーションで表現したデザインが選ばれた。12月1日、国交省関東運輸局に提案する。来年10月ごろから交付が開始される予定という。
10月17日から11月15日まで、13市町のホームページや公共施設などで投票を実施していた。5930人から応募があり、3161票を獲得したダイヤモンド筑波の図柄が選ばれた。
併せてアンケート調査を実施したところ、53%の3140人から「(図柄入りを)付けたい」、30%の1772人から「まあ付けたい」との回答があり、8割が期待を寄せていることが分かった。寄付金の使途については「観光スポットの環境保全・美化活動に活用してほしい」が最も多く38%、続いて「広域観光パンフレットの作成」が24%だった。
カラーの図柄入りナンバープレートは、新車を購入する際などに、交付手数料に寄付金(金額は未定)を上乗せすれば取り付けができる。従来のモノトーンのナンバープレートも交付手数料のみで引き続き交付する。
つくばナンバーの交付地域はつくば市のほか、古河、結城、下妻、常総、守谷、筑西、坂東、桜川、つくばみらい市、八千代、五霞、境町の13市町。寄付金は交通安全啓発や広域観光キャンペーン、圏央道利用促進キャンペーンなどに活用する予定。(鈴木宏子)