筑波大とつくば市の図書館が連携協定 記念にブックカフェで交流

屋外にオープンしたブックカフェで、日常とは異なる環境の図書館を楽しむ参加者ら=つくば市天王台、筑波大学付属図書館脇

【鈴木宏子】筑波大学付属図書館(つくば市天王台、阿部豊館長)と同市中央図書館(同市吾妻、柴原徹館長)が連携協定を締結し、2日、第1弾の事業として付属図書館脇で記念イベント「ライブラリーピクニック」を催した。本を積んだ車が屋外でブックカフェをオープンしたり、市の自動車図書館が本を貸し出すなどの催しが展開された。

将来は教育・研究機関とも

互いの図書資料やウェブ上のデータの相互活用、人的交流などを推進しようと今年9月、連携協定が締結された。大学と市町村図書館の協定締結は県内初という。

今後、どのような事業を展開していくかは、協定締結に合わせて設置した「つくば市域図書館連携協議会」で検討していく。同大学術情報部アカデミックサポート課の村上康子課長は「まずは垣根を取り払って、互いが持っているリソースや人材の交流ができれば」と話す。同市の柴原館長は「将来、市民がワンストップの窓口で互いの資料を利用できるようになれば」と期待を寄せる。

市内には、各研究機関に図書館や図書室などがあり、それぞれ専門資料を所蔵していることから、将来は、市内の研究機関や他大学の図書館にも参加を呼び掛ける。

2日のライブラリーピクニックは、日常と異なる環境で図書館を楽しみ、利用者同士が交流しようと開かれた。神奈川県横浜市都筑区で活動する「つづきブックカフェ」が会場でカフェを開き、参加者は車に積んである本を手に取って、屋外に設置されたイスに座ってコーヒーを飲みながら本を読んだり、読み聞かせを楽しんだりしていた。