【崎山勝功】本県唯一の国際女子テニス大会、第33回セキショウ国際女子オープンテニストーナメント(関彰商事主催、つくば市共催)が19日から25日まで、つくば市北原の筑波北部公園テニスコートで開かれる。
県出身の選手も参戦
大会には、主催者推薦枠(ワイルドカード)で、県出身のアマチュア選手が出場を予定している。シングルス予選に、茨城国体予選準優勝でつくば市出身の佐藤久真莉さん(17)=富士薬品=、同国体予選優勝で牛久市出身の川村茉那さん(18)=フジキン=、筑波大学の阿部宏美さん(19)、筑波大OGの牛島里咲さん(23)=マサスポーツシステム=らがエントリー、20日からの本戦出場に挑む。
同大会は1987年に第1回大会を開催。2005年からつくば市内に会場を移して実施している。これまでにクルム伊達公子選手(1988年ダブルス優勝)や、リオ五輪代表の日比野菜緒選手(2013年シングルス優勝)も出場するなど、若手女子テニス選手の登竜門となっている。
大会期間中の20日~22日には関連イベントとして、小学生向けの「第7回セキショウチャレンジカップ2019」を、つくば市花室のNJテニスクラブで開催する。
猛暑対策 プロ教室が中止に
例年、大会期間中の最終日に開いてきたプロテニス選手によるテニスレッスン教室は、今年の開催中止を決定した。猛暑による健康被害へのリスクを考慮したため。関彰商事の広報担当者によると、昨年は気温が37~38度の猛暑日が続いたという。今年は猛暑対策として、観客にかき氷や氷のうを無料提供、屋外用のエアコンや大型ミスト扇風機を導入するなど、観戦の安全対策に力を入れている。
入場は無料。詳細、問い合わせは大会公式サイトで。