8本の炬火が1つに 土浦で茨城国体の集火式

炬火台に点火する、茨城国体土浦市代表ランナーの伊沢勝優さん(左から3番目)ら代表者たち=土浦市大和町うらら大屋根広場

【崎山勝功】いきいき茨城ゆめ国体2019(茨城国体)に向け、土浦市内8カ所で採火された炬火(きょか)を1つに集める「集火式」が3日、土浦市大和町のうらら大屋根広場で行われた。炬火はオリンピックの「聖火」に当たるもので、市内の公民館で6月8日から7月20日までの間に灯された炎が「土浦の火」として一つにまとめられた。9月28日の同国体開会式で、県内各地で採火された炬火と一つに束ねられる。

各公民館で採火された火種は触媒カイロで保存され、集火式会場に持ち込まれて8基の炬火台に灯された。各公民館のチャレンジクラブ代表の小学生が2人1組で炬火台からトーチに点火。その後、茨城国体土浦市代表炬火ランナーで土浦二中3年の伊沢勝優さん(14)ら代表者6人の持つトーチに火を移した。6人の持つトーチがステージ壇上に備え付けられた炬火台に点火され、「土浦の火」が一つにまとまった瞬間、会場の客席からは拍手が沸き起こった。

各地区公民館の炬火台からトーチに点火する、各地区チャレンジクラブ代表の児童たち=同

集火式を終えて、伊沢さんは「少し緊張したけど誇らしかった。土浦市の代表なので、責任を持ってしっかりとランナーを務めたい」と意気込みを改めて示した。

土浦二中地区チャレンジクラブの松本虹さん(11)は炬火イベントでマイギリ方式での火おこしに苦労した経験をもつ。「トーチは思ったより重くて、2人で持ったけど少し重かった。でも代表者の人に火を移すことができて、土浦市の火が起こるところを見られて良かった」と語った。

「土浦の火」は9月28日の国体開会式まで石油ランプで保存され、ひたちなか市佐和の笠松運動公園でつくば市など他の43市町村の炬火と一つにまとめられる。茨城国体の正式競技のうち、土浦市では相撲・水泳(水球)・軟式野球の3種目、特別競技では高校野球(軟式)の1種目が実施される。

つくば市では24日のまつりつくばで

つくば市では、11日と24日に炬火の採火イベントが市内2カ所で行われ、24日の「まつりつくば」内イベントで集火式が行われる予定。