月曜日, 8月 24, 2026
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つくば市初の介護医療院 9月1日開所 長期療養と看取り担う

いちはら病院に併設

医療と介護を一体的に提供し、長期療養や看取りを担う新しい介護保険施設「介護医療院」が9月1日、同市大曽根、いちはら病院に併設して開所する。つくば市で初、県内では16番目になる。いちはら病院を運営する医療法人健佑会(市原琢己理事長)が新設した。名称は「つくばメディケアセンター」。

身体機能が低下して自宅での生活が難しい一方、医療ケアが必要になり施設に入所できない高齢者など、退院後の行き先が決まらず、病院で過ごさざるを得なかった高齢者の受け皿となる。病院とは異なり生活の場でもあることから、施設では、リハビリを行ったり、日中は体を起こして日常生活に近い時間を過ごす。看取りにも対応する。

4人部屋の室内。ベッドには全自動運転の床ずれ防止・体位変換機能付きエアマットレスが設置される

施設は鉄骨平屋建て、面積約1400平方メートル、定員48人で、4人部屋が11室、個室が4室ある。ほかに機能訓練室、言語聴覚室、機械浴室、食堂などのほか、診療室があり医師1人が常駐する。

入所対象は、要介護1~5の認定を受けた人、長期的な医療管理が必要な人、病状は比較的安定しているが医療と介護の両方が必要な人、たんの吸引や胃ろうなど医療処置が必要な人など。

浴室には、ストレッチャーに寝たまま入浴できるシャワー(ミスト)浴槽が2台設置される

23日、竣工式典が催され、地元選出の国光あやの衆院議員、上月良祐参院議員、つくば市医師会の成島浄会長らが参加してテープカットが行われた。

いちはらメディカルグループの市原健一会長は「(グループでは)病院や老健施設、特養などを運営しているが、看取りを同時に提供するのが難しいなど課題があった。これからは医療と介護を一貫して提供することが求められており、任務をしっかり果たすため、スタッフ、職員一丸となって取り組みたい」などとあいさつし、いちはら病院の池田耕太郎病院長は「つくば市のパイオニアとして我々がモデルを確立していければ」などと話した。(鈴木宏子)

あいさつする市原健一会長

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恐竜の島、どこよりも高い島… 夏休みの小学生 粘土で巨大な島づくりに挑戦

つくばで夏休み造形教室 夏休み中の小学生が、計600キロの粘土を使って、長さ5メートルの巨大な海に浮かぶ島づくりに挑戦する「夏休み造形教室」が21日、つくば市二の宮のギャラリー、スタジオ’Sで開かれた。子供たちは、彫刻家の川島史也 筑波大助教(36)と、同大で芸術を学ぶ大学生らにアドバイスを受けながら、恐竜の島、どこよりも高い島など、オリジナルの島を作り上げた。 同ギャラリーを運営する関彰商事(本社筑西市・つくば市、関正樹社長)と筑波大学との連携による芸術活動「スタジオ’S with T」による取り組みで、昨年は、粘土で巨大な塔をつくった。今年は午前と午後の2部制で、午前は18人、午後は16人、計34人の小学生が市内外から参加した。 川島助教が「昨年は塔、今年は島、どちらもトウと読めますね」と前置きし、「海に浮かぶ島を自由な発想で作ってもらいたい。土台が大事で確認しながら進めてください」と呼び掛けると、参加者は2班に分かれ作り始めた。 粘土はひと固まりが4キロ近くあり、小さな子供たちは重そうに運んでいた。子供たちはリゾート地、神社、恐竜の島、高い塔、高い山などを、パートごとに加工し、大学生のサポートを受け熱心に作業を進め、長さ5メートルの島が二つ、徐々に出来上がった。 市内から参加した小学4年の大曽根彩乃さん(10)は、高い山を作った。高くなるにつれ粘土が崩れてしまうことがあったが、大学生が土台を補強して完成した。大曽根さんは「誰よりも高くしたいのでどんどん積み上げていった。図工の授業は好きなので、将来はお姉さんたちのいる大学に行けたらいい」と話した。 小学6年の子供と来場したつくば市在住の高柳憲二さんは「みんなが楽しそうにやっているのがとても良い。子供の想像力は素晴らしいものがあって、それがよく表現されている」と語った。 子供たちの作業を手伝った同大大学院1年の田村将吾さん(23)は「普段は彫刻を作っている。子供と一緒に作業をするとこちらも楽しくなる。子供たちの自由な発想に驚かされる。今日の活動は自分の制作の参考になるのではないか」と話した。 川島助教は「創作の場面で細かいところに目がいってしまうことがある。土台や基礎が大事だということをわかってもらえると良い。途中で作業を止めて、確認する作業も必要だ。作品自体のリズムをとらえてほしい」などと語った。 完成後、全員で作品と共に記念写真を撮影。出来上がった巨大な島は最終的に壊し、元の粘土箱に収納した。(榎田智司)