いちはら病院に併設
医療と介護を一体的に提供し、長期療養や看取りを担う新しい介護保険施設「介護医療院」が9月1日、同市大曽根、いちはら病院に併設して開所する。つくば市で初、県内では16番目になる。いちはら病院を運営する医療法人健佑会(市原琢己理事長)が新設した。名称は「つくばメディケアセンター」。
身体機能が低下して自宅での生活が難しい一方、医療ケアが必要になり施設に入所できない高齢者など、退院後の行き先が決まらず、病院で過ごさざるを得なかった高齢者の受け皿となる。病院とは異なり生活の場でもあることから、施設では、リハビリを行ったり、日中は体を起こして日常生活に近い時間を過ごす。看取りにも対応する。

施設は鉄骨平屋建て、面積約1400平方メートル、定員48人で、4人部屋が11室、個室が4室ある。ほかに機能訓練室、言語聴覚室、機械浴室、食堂などのほか、診療室があり医師1人が常駐する。
入所対象は、要介護1~5の認定を受けた人、長期的な医療管理が必要な人、病状は比較的安定しているが医療と介護の両方が必要な人、たんの吸引や胃ろうなど医療処置が必要な人など。

23日、竣工式典が催され、地元選出の国光あやの衆院議員、上月良祐参院議員、つくば市医師会の成島浄会長らが参加してテープカットが行われた。
いちはらメディカルグループの市原健一会長は「(グループでは)病院や老健施設、特養などを運営しているが、看取りを同時に提供するのが難しいなど課題があった。これからは医療と介護を一貫して提供することが求められており、任務をしっかり果たすため、スタッフ、職員一丸となって取り組みたい」などとあいさつし、いちはら病院の池田耕太郎病院長は「つくば市のパイオニアとして我々がモデルを確立していければ」などと話した。(鈴木宏子)







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