月曜日, 8月 24, 2026
ホームつくば元日本代表の佐藤陽太郎選手 母校のつくば市柳橋小で水泳指導

元日本代表の佐藤陽太郎選手 母校のつくば市柳橋小で水泳指導

アーティスティックスイミング元日本代表で筑波大4年の佐藤陽太郎選手(21)=ジョイフルアスレティッククラブ所属=が8日、母校のつくば市立柳橋(やぎはし)小学校を訪れ、授業の中で水泳指導を行った。

対象となったのは同校の5、6年の23人。初級、中級、上級の3つのコースに分かれ、各コースの児童を10分ずつ指導した。泳ぎが苦手な児童には、少しでも泳げるようになるための助言をしたり、泳ぎが得意な児童には、さらに技術を向上させるようなアドバイスをした。

あいさつする佐藤選手

この日は、担任教員の水泳指導を補佐するような形で、佐藤選手もプールの中に入った。佐藤選手が少しでも泳ぐと、児童たちからは「早い」「すごい」などと感嘆の声が上がる。

佐藤選手は児童たちに囲まれながら、基本的な泳ぎを教えたり、時折、水を掛け合ったりした。児童たちは「とても楽しかった」「水泳が好きになるかもしれない」など感想を話していた。

水泳の授業の様子

佐藤選手は、姉の佐藤友花選手と共に、2022年の世界水泳ハンガリー大会でアーティスティックスイミング・ミックスデュエット部門の日本代表として初の銀メダルを獲得するなど、世界で活躍する日本のトップアスリートの一人。

小学生の頃から姉を追い掛けるように、ジョイフルアスレティッククラブの水泳教室に通ったのがきっかけという。柳橋小から市立谷田部中を経て、常総学院に進み、現在、筑波大学4年。

柳橋小の坂本敬持校長は「世界的に活躍する卒業生に来てもらってとても感謝している。小学校教員は全教科を教えるのが基本なので、専門的な指導が深く出来ず、技術的なことは教えづらいところがある。今回日本のトップ選手が来てくれたことで、子供たちのモチベーションも上がり、技能的な面も上がってくるという効果もあるので非常にうれしく思っている」と話した。

佐藤選手は「9年ぶりに母校を訪れ、とてもなつかしくうれしい」と述べ「今は全国大会とインカレの優勝を目指して頑張っているところ。今できることを今精一杯やっていく、というやり方でやってきているので、それを続けたい」と語った。(榎田智司)

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恐竜の島、どこよりも高い島… 夏休みの小学生 粘土で巨大な島づくりに挑戦

つくばで夏休み造形教室 夏休み中の小学生が、計600キロの粘土を使って、長さ5メートルの巨大な海に浮かぶ島づくりに挑戦する「夏休み造形教室」が21日、つくば市二の宮のギャラリー、スタジオ’Sで開かれた。子供たちは、彫刻家の川島史也 筑波大助教(36)と、同大で芸術を学ぶ大学生らにアドバイスを受けながら、恐竜の島、どこよりも高い島など、オリジナルの島を作り上げた。 同ギャラリーを運営する関彰商事(本社筑西市・つくば市、関正樹社長)と筑波大学との連携による芸術活動「スタジオ’S with T」による取り組みで、昨年は、粘土で巨大な塔をつくった。今年は午前と午後の2部制で、午前は18人、午後は16人、計34人の小学生が市内外から参加した。 川島助教が「昨年は塔、今年は島、どちらもトウと読めますね」と前置きし、「海に浮かぶ島を自由な発想で作ってもらいたい。土台が大事で確認しながら進めてください」と呼び掛けると、参加者は2班に分かれ作り始めた。 粘土はひと固まりが4キロ近くあり、小さな子供たちは重そうに運んでいた。子供たちはリゾート地、神社、恐竜の島、高い塔、高い山などを、パートごとに加工し、大学生のサポートを受け熱心に作業を進め、長さ5メートルの島が二つ、徐々に出来上がった。 市内から参加した小学4年の大曽根彩乃さん(10)は、高い山を作った。高くなるにつれ粘土が崩れてしまうことがあったが、大学生が土台を補強して完成した。大曽根さんは「誰よりも高くしたいのでどんどん積み上げていった。図工の授業は好きなので、将来はお姉さんたちのいる大学に行けたらいい」と話した。 小学6年の子供と来場したつくば市在住の高柳憲二さんは「みんなが楽しそうにやっているのがとても良い。子供の想像力は素晴らしいものがあって、それがよく表現されている」と語った。 子供たちの作業を手伝った同大大学院1年の田村将吾さん(23)は「普段は彫刻を作っている。子供と一緒に作業をするとこちらも楽しくなる。子供たちの自由な発想に驚かされる。今日の活動は自分の制作の参考になるのではないか」と話した。 川島助教は「創作の場面で細かいところに目がいってしまうことがある。土台や基礎が大事だということをわかってもらえると良い。途中で作業を止めて、確認する作業も必要だ。作品自体のリズムをとらえてほしい」などと語った。 完成後、全員で作品と共に記念写真を撮影。出来上がった巨大な島は最終的に壊し、元の粘土箱に収納した。(榎田智司)