アーティスティックスイミング元日本代表で筑波大4年の佐藤陽太郎選手(21)=ジョイフルアスレティッククラブ所属=が8日、母校のつくば市立柳橋(やぎはし)小学校を訪れ、授業の中で水泳指導を行った。
対象となったのは同校の5、6年の23人。初級、中級、上級の3つのコースに分かれ、各コースの児童を10分ずつ指導した。泳ぎが苦手な児童には、少しでも泳げるようになるための助言をしたり、泳ぎが得意な児童には、さらに技術を向上させるようなアドバイスをした。

この日は、担任教員の水泳指導を補佐するような形で、佐藤選手もプールの中に入った。佐藤選手が少しでも泳ぐと、児童たちからは「早い」「すごい」などと感嘆の声が上がる。
佐藤選手は児童たちに囲まれながら、基本的な泳ぎを教えたり、時折、水を掛け合ったりした。児童たちは「とても楽しかった」「水泳が好きになるかもしれない」など感想を話していた。

佐藤選手は、姉の佐藤友花選手と共に、2022年の世界水泳ハンガリー大会でアーティスティックスイミング・ミックスデュエット部門の日本代表として初の銀メダルを獲得するなど、世界で活躍する日本のトップアスリートの一人。
小学生の頃から姉を追い掛けるように、ジョイフルアスレティッククラブの水泳教室に通ったのがきっかけという。柳橋小から市立谷田部中を経て、常総学院に進み、現在、筑波大学4年。
柳橋小の坂本敬持校長は「世界的に活躍する卒業生に来てもらってとても感謝している。小学校教員は全教科を教えるのが基本なので、専門的な指導が深く出来ず、技術的なことは教えづらいところがある。今回日本のトップ選手が来てくれたことで、子供たちのモチベーションも上がり、技能的な面も上がってくるという効果もあるので非常にうれしく思っている」と話した。
佐藤選手は「9年ぶりに母校を訪れ、とてもなつかしくうれしい」と述べ「今は全国大会とインカレの優勝を目指して頑張っているところ。今できることを今精一杯やっていく、というやり方でやってきているので、それを続けたい」と語った。(榎田智司)






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