関東女子サッカーリーグ1部が開幕、つくばFCレディースは2連勝し、好スタートを切った。5日に今季開幕戦を神奈川大学(本拠地 横浜市)とアウェーで戦い4-2で勝利。12日の第2節はホームのセキショウチャレンジスタジアム(つくば市山木)に山梨学院大学(本拠地・甲府市)を迎え2-0で勝利した。
第32回関東女子サッカーリーグ1部 前期第2節(4月12日、セキショウチャレンジスタジアム)
つくばFCレディース 2-0 山梨学院大学
前半2-0
後半0-0

つくばは前半23分、MF穂谷颯季がボールを前へ送ろうとした相手DFに詰めてボールを奪い、間髪を入れずミドルシュートを放つ。ボールは前へ出ていた相手GKの手を弾き、ゴールポストを叩いてネットを揺らした。「次に相手がどういうプレーをするのか予測を持って守備に行くのが得意。一瞬のときをつかんでボールを奪い、何も迷わずゴールに行けたことは良かった」と穂谷の振り返り。

その後は早めのメンバー交代で守備陣形を整え、10分後の前半34分には追加点。ロングボールに穂谷が抜け出してコーナーキックを獲得し、MF打桐菜海が蹴ったボールのこぼれ球にMF高橋萌々香がいち早く駆け込み、左足のミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。「こぼれ球がいいところに来たので迷わず振り抜いた。いいコースに飛んでよかった。今は点をしっかり決められていることが勝ちにつながっている。試合の流れとして課題はまだたくさんあるので、自分たちの目標に向かってしっかりやっていきたい」と高橋主将。

課題の一つが後半の戦い方。今節では後半に放ったシュートはわずか1本で、浴びたシュートは8本に及んだ。前節も前半は4点を奪いながら、後半は相手のキーマンをつぶし切れず、不要な2失点を喫してしまった。「2節目ということもあるしチームの練習は夜が中心なので、まだ昼間の戦いに体が慣れていない。このリーグの対戦相手はほとんどが高校や大学のチームで、ハードワークでは彼らの方に分があり、今後暑くなると体力的にもっと厳しくなる。チームとして意識的に取り組む必要がある」と志賀みう監督。

ロングボールの応酬から相手にセカンドボールを拾われ、押し込まれる時間が長くなったものの、守備を固めてゴールを一度も割らせなかったことは一つの成果といえる。負傷中のGK伊東美和に代わってゴールを守る鈴木那智の活躍も見逃せない。「前の選手が決めてくれたので、その分も後ろがしっかり守らなくてはという強い気持ちがあった。相手のロングシュートにも警戒を怠らず、上を狙ったボールも体格を生かしてしっかり止めることができた」と鈴木。

目標はなでしこ2部入替戦
昨季から継続の13人に新規加入の14人が加わり、選手層が厚くなるとともにレギュラー争いも厳しくなり、締まった雰囲気でトレーニングが行われているという。

「目標は9月末のなでしこリーグ2部入替戦。予選だけで4試合あり、レギュラーメンバー以外の誰が出ても遜色なく、むしろ強くなるくらいでないと勝ち進めない。選手の成長が非常に重要なポイントになるので、育成の部分には強くこだわって取り組みたい」と志賀監督は力を込める。
次節は19日、西東京市の早稲田大学東伏見グラウンドで早稲田大学と対戦する。(池田充雄)







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