土浦市教育委員会は21日、同市手野町、市立土浦五中(平田豊校長)3年生のクラスで同日出された学校給食のスパゲティのおわんの中に異物が混入していたと発表した。
市学務課によると、同日午後0時53分ごろ、生徒が食事を始めた後、3年の生徒の一人が、きのことツナのスパゲティが入ったおわんの中から、長さ約2センチ5ミリの画びょうを発見した。発見時はクラスのほとんどの生徒が既に給食を食べ終わっている状態だった。
同給食は市立学校給食センターが提供し、小学校7校、中学校2校に提供した。ほかの学校で異物混入は確認されず、同日午後8時時点で体調不良を訴える児童・生徒は無いという。
なぜ、どのように混入したかは不明で、市教委は現在、混入経路を調べている。今後の対応として同校は、全保護者に異物混入があったことを通知するほか、土浦保健所の立ち入り調査を受ける。さらに配食時の管理・指導を徹底するとしている。学校給食センターは調理過程での異物確認を徹底し再発防止に取り組むなどとしている。