木曜日, 1月 29, 2026
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オカルト、エリファス・レヴィ《遊民通信》66

【コラム・田口哲郎】

前略

ずいぶん前からオカルトに興味があります。オカルトといえば、学研の月刊誌「ムー」です。UFOやツチノコ、心霊現象など、科学で解明できない現象について扱っています。オカルトはちょっとゾクゾクしますし、謎が解けそうで解けないところが魅力だと思います。

オカルトについて調べてみると、オカルトの元となった思想があることがわかりました。それはオカルティズムと呼ばれるもので、19世紀フランス最大の魔術師といわれるエリファス・レヴィ(1810-1875)が大成したとされています。オカルトはヨーロッパのキリスト教文化圏で生まれ、発展したものであるのは確実なようです。

少しその背景を説明すると、18世紀末のフランス革命でカトリック教会の一強支配が崩れて、聖職者ではない俗世の作家たちが、キリスト教会が担っていた精神的役割を肩代わりするようになりました。そのとき、いわゆる「宗教」には収まらない「宗教的なもの」が次々に生み出されてゆきました。その「宗教」の枠をはみ出した「宗教的なもの」の中の一つが、オカルティズムです。

オカルティズムの大成者レヴィはなにを隠そう、元カトリック修道士であり、詩人でもありました。そのレヴィがキリスト教会と絶交して、しかし人類を救いたいという一心で、つくりあげたのがオカルティズムなのです。

レヴィは今のオカルトで扱う未確認飛行物体・生物などについて研究したわけではありません。ユダヤ神秘思想にもとづいたカバラを極めました。これは現代のタロットに通じるものです。それもたとえば恋愛運や金運を占うという意図ではなく、宇宙を支配する聖なる知恵を知り、その知恵によって世界を知り、よりよく生きることを目指しました。その知恵を人びとに伝えることで、人びとが幸せになることが大切なのです。

人間の根本的な存在を問いつづける

夜空を眺めていると、宇宙が見えるような気になり、目をつぶると、自分が宇宙の中の小さな存在であることが実感できます。そもそも宇宙や人間の存在自体が不思議です。

その意味は、日常にかまけていると気にもなりませんが、ふと瞑想(めいそう)すると、この宇宙の意味を誰も教えてくれないことに気づきます。そもそも教わるものではないのですが、では探求したとしても、答えなどない。でも、宇宙はたしかに存在して、地球は自転・公転し、宇宙の中を時速11万キロで駆け抜けています。科学で事実はわかっても、宇宙の存在の意味はわかりません。

こうした人間が持たざるをえない根本的な疑問は、人を不安にもさせますが、深い静寂にも導きます。

レヴィはこうした人間の根本的な存在の意味を研究して、人びとに伝えたかったのです。こうしてオカルティズムは150年以上前に生まれ、そして現代にまで脈々と続いています。こんな人間の思いを大切にしたいですね。ごきげんよう。

草々

(散歩好きの文明批評家)

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つくば市は28日、同市教育局、40代の非管理職職員を同日付けで停職2カ月と3日の懲戒処分にしたと発表した。同職員は昨年4月8日と7月28日の2度にわたり、市内のそれぞれ別の商業施設内の書店で書籍を万引きし、7月の万引きについて窃盗罪で起訴され、昨年11月20日に土浦簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けたなど、地方公務員法に定められた全体の奉仕者たるにふさわしくない非行があったなどとされる。 市教育局教育総務課によると、職員は4月に書籍10冊を万引きし警察の取り調べを受けた。7月には3冊を万引きし、防犯カメラに映っていたことから後日、警察の取り調べを受け、起訴された。 職員は両日とも休暇をとっており、公務外だったという。いずれも犯行を認め謝罪しているが、なぜ万引きしたかについては、万引きの記憶がないなどと話しているという。 罰金の略式命令が出されたのを受けて、市は職員の懲戒処分について審査する職員分限懲戒審査委員会を開き、27日に処分を決定した。規定では本来、停職6カ月にすべきだが、同職員には雇用期間の定めがあり今年3月末までの任期であるため、任期末日までの停職処分にしたとしている。同職員の性別や、正職員であるか非正規職員であるかについて市は公表しないとしている。 森田充市教育長は「市民の信頼を著しく失墜させる事態になり、誠に遺憾で深くお詫びします。改めて職員に服務規律の順守を徹底させ信頼回復に努めます」などとするコメントを発表した。

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青山大人氏第一声 全文文字起こし 茨城6区 衆院選’26

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https://youtu.be/msbGc0wLupc つくば駅周辺にお集まりの皆様こんばんは。私は茨城県第6区、堀越麻紀と申します。私は元会社員で3児の母です。政治の道に進むとは1ミリたりとも思ってはいませんでした。考えてはいませんでしたが、今の日本の姿を前にして、どうにかしたいと思いこの挑戦に臨むことにしました。 失われた日本経済、30年といいますが、もうすぐ35年経とうとしています。みなさん覚えてますか。40年前の日本。その日本には世界に誇れる産業がありました。大人たちも楽しそうに仕事をしてました。私はその楽しそうに働く大人たちを見て、早く大人になりたい、早く社会の一員として仕事をしたいと思ったものです。 ですが、今の日本どうですか。もう35年も日本経済、停滞しているんです。そして、消費税ができ、税金は上がり、物価は上がり、国民の生活はどんどんどんどん貧しくなっていくばかりでした。そんな日本の政治、おかしいと思いませんか。46%の税金が我々の給料から奪われているんです。46%って半年間ただ働きしてるのと同じなんですよ。 こんな停滞した日本経済、35年も続いてます。だから180万人の失業者、180万人失業者が出ました。去年も7万人増えてます。苦しんでる日本人がここにいる。ここにいるのに日本政府は人手不足を理由に安い外国人の労働者をわざわざ海外からどんどん受け入れてるんです。おかしくないですか。私は苦しんでる日本人の生活を守りたい。日本人を救いたい。それが本来政府の役割じゃないですか。政治の役割だと私は思います。誰もが幸せに働ける、そういう国をつくるのが政治の役割だと私は思っています。それができていないのが今の日本政府です。 私は技能実習や特定技能に関わる仕事をしてきたからこそ言えることがあります。このまま数を優先してどんどんどんどん安い労働力の外国人を受け入れ続けると、日本の治安が悪くなるんです。今のヨーロッパ見てください。移民が10%を超えた国々は明らかに治安が悪くなっています。日本の外国人の犯罪ケースも、毎年毎年上がってきています。それは何故か。私は外国人の、その会社に、外国人の技能実習とか特定技能に関わる仕事をしていたからこそ分かるんですが、東南アジアで、ある国には「犯罪歴抹消法」というのがあります。犯罪を犯しても1年後、3年後、5年後には犯罪歴が消えてしまうんです。そういう人たちが全部とは言えません。全部とは言えませんが、そういう人たちが労働者となってどんどんどんどん入ってきてしまうのが今の政治です。 我々参政党は外国人を差別しているわけではないんです。まず数を優先してどんどんどんどん日本に受け入れる前に、この制度を、制度の見直しをまずすべきだろうと。そして、苦しんでいる日本人の雇用支援、雇用支援が先だろうと言っているんです。 就職氷河期で仕事に就けなかった人たち、子育てが終わって仕事に就きたいと思っているお母さんたち、たくさん日本にはいるんです。でも減税もせず、ただ安い労働力の外国人をどんどんどんどん数を優先して受け入れているのが今の政権与党ですよ。私たちは、外国人を差別しているわけではなく、この日本を救いたいんです。 皆さん、10年後、20年後の日本が、日本なのに外国人だらけで、治安が悪い日本にしたいですか。児童一人、子ども一人が、一人で登下校できないような日本にしたいですか。したくないですよね。 80年前、80年前、英霊たちはこの美しい日本を、命を懸けて守ってきてくれたんです。どうか皆さんも思い出してください。初めて我が子を抱いた瞬間を。そしてその子を心から守りたいと思った気持ちを。日本人で日本を守っていきましょうよ。そして日本を大切にする、日本人を大切にする政治に戻っていきましょう。我々参政党は日本を取り戻したいと思っています。この選挙が失われた30年が40年に続くか、それとも希望あふれる未来になるかの選挙だと私は思っています。全身全霊で私は戦います。日本を守るため、未来の日本の子どもたち、今いる日本の子どもたちと孫たち、日本の未来、美しい日本の治安のある国を守るため、私は全身全霊でこの挑戦に挑みます。どうぞよろしくお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。