火曜日, 12月 7, 2021
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選挙制度を考える 《つくば法律日記》18

【コラム・堀越智也】選挙に行き、さらに選挙速報を見て結果を確認するという経験をすると、今の選挙制度がなんとなく体で分かります。僕が学校で選挙制度について教わったころは、現行制度のように候補者用と政党用の別々の投票用紙に書くような複雑な選挙制度ではありませんでした。

教科書には、小選挙区制度と大選挙区制度、比例代表制がメインで記載されており、加えて、日本独自の呼び方である中選挙区制度の説明があるという感じだったと思います。

小選挙区制度は1つの選挙区から1人当選する制度のことで、2位以下の票が完全に反映されなくなり、いわゆる死票が多くなることや、多様な民意が反映されにくいというデメリットがあります。その代わり、1つの選挙区が狭いので選挙費用がかさまないで済みます。

大選挙区制度は1つの選挙区から2人以上当選する制度のことで、死票が少なくなることや、2位以下でも当選するので、多様な民意が反映されやすいことがメリットになります。その反面、選挙区が広くなり、選挙費用がかさむなどのデメリットがあります。

比例代表制は得票数に応じて各政党の議席が決まるので、死票が少なくなるのと、政党に関する範囲で民意が反映されやすくなります。

現在の義務教育でどのような教え方をしているかは知りませんが、そんな基本にさかのぼると、現在の小選挙区比例代表制も少しは理解しやすくなると思います。

小選挙区比例代表並立制

現在の衆議院議員選挙の小選挙区比例代表並立制は、小選挙区制度と比例代表制のメリットを併せたものとされています。もちろんデメリットがないわけではありません。しかし、デメリットが全くない完璧な選挙制度はこの世に存在しないと言われています。でも、時代や社会の変化に応じて、もっとも適正な制度にしていくべきだろうと思います。

プロ野球が2リーグになったり、クライマックスシリーズができたり、試行錯誤して移り変わるのと似ていると思います。

こうして選挙制度について考えていて、思ったことがあります。小選挙区で1位にならなかった候補者が比例区で当選することを復活と言われます。まるで棚からぼた餅のように言われますが、小選挙区比例代表並立制で予定されている当選者の枠にルール通り入っただけで、選挙で当選したことに変わりません。 ただ、開票の順番から、復活したように見えるだけです。そう考えると、復活という表現をするのは正しくないように思えます。そこが、プロ野球のクライマックスシリーズで、3位のチームが1位と2位のチームを差し置いて、日本シリーズに出る可能性があるのと違うところです。(弁護士)              

12 コメント

12 Comments
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名無しの市民
2021年11月10日 1:39 PM

立民・共産連合の青山さんが小選挙区で負けて、比例でゾンビ復活したことがよっぽど悔しいんですね…よしよし。

名無しの市民
2021年11月11日 12:39 AM

文春の国光さんの件は取り上げないのでしょうか。
つくばの議員さんです。

5年前
返信する  名無しの市民
2021年11月11日 7:54 AM

茨城らしい堂々とした選挙のやり方だ!
多分、本人は全く知らない。但し、辞めた方が、将来の為には良いだろう。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
2021年11月11日 8:55 AM

筑波大学学長が、衆議院議員選挙期間中に、候補者と共に講演会に登壇  https://t.co/Kd2eZkoo3e https://www.facebook.com/shouichi.ibusuki/posts/2351886564948570

普通の市民
返信する  名無しの市民
2021年11月11日 12:11 PM

今日発行の週刊文春の記事は、濡れ衣で相手候補を貶めようとする作為が見えます。
この記事は、職能団体の政治連盟(選管に申請した政治団体)が行う政治活動を否定するものです。同誌にコメントをした神戸学院大学の上脇博之教授も同様です。
政治連盟(政治連盟)は、所属会員や所属支部会員の「生活福祉の向上、産業や地域の振興」なとが規約・規則、活動方針に規定されている場合が多く、そのための事業・運動をすすめることとています。
そのための活動として、政治への働きかけ等を行うことは、政治連盟の設立目的に合致しています。
他の政治団体が主催する集会の協力なども、その活動の一つであり、所属会員の福祉の向上に通じます。
その業務に携わった会員、協力した会員に、交通費など日当を支払うことは、政治連盟の活動の一環で、選挙活動ではありません。政治活動です。
ちなみに諸判例によると「選挙運動とは、特定の選挙につき特定の候補者または特定の立候補者予定者の当選を目的として、投票を得又は得させるために直接または間接に有権者にも働きかける行為」されています。
あくまでも一般論ですが、個々の状況もあり、一概には言い切れないケースもあります。

名無しの市民
返信する  普通の市民
2021年11月11日 4:33 PM

安部元首相が国光氏の当選”応援”のために石岡に来るので、石岡市選出県議が動員に奔走したことを自身のBLOGで綴ってる。

その県議は過去選挙で事務所にトラック突っ込まれたんだよね。トラック・・・トラック協会・・・・おっと闇に光が。

5年前
返信する  名無しの市民
2021年11月11日 5:32 PM

安倍さんが来ていたのでは、辞任は不可能。
でも、辞任したら、次の選挙で一票入れます。

名無しの市民
2021年11月12日 12:51 AM

比例代表制度にも欠点はあります。多くの政党がそれぞれ少数の議席を占めるので、どの党も過半数を取りづらく、多数の政党からなる連合政権になる。そのため政権が不安定で、政権内でも意見がなかなか一致せず、大胆な改革などはいつまでもできない。議席数が一気に大幅に変わることがあまりないので、選挙ごとに政権交代するようなことはなかなか起きない。ヨーロッパでもこの欠点が意識されて、純粋な比例代表はほぼ無くなりました。
小選挙区制はその逆で、2大政党への集約と、政権交代のチャンスを多くすることを目指したものです。実際に2009年に民主党が政権を取りました。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
2021年11月12日 8:15 AM

民主党が政権を取っていい事ありましたか

名無しの市民
返信する  名無しの市民
2021年11月12日 11:52 AM

口先だけの甘い言葉で票を入れるとろくなことにならないということが学べたのがイイ事だったと思いたいが、今のつくば市民は口先だけのイイ事で選んだことで、グダグダの5年間を選んでいるから学んでないってことか。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
2021年11月12日 12:20 PM

>今のつくば市民は口先だけのイイ事で選んだことで

自民党よりも立憲共産党…もとい立憲民主党を選ぶ方が「口先だけのイイ事で選ばない、素晴らしい投票」って言いたいの???

名無しの市民
返信する  名無しの市民
2021年11月12日 10:04 AM

民主党政権時代は悪魔でしたね…

…あれ?それじゃあ比例代表制は要らない…???

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