月曜日, 10月 18, 2021
ホーム コラム 入沢弘子 霞ケ浦から桜川へ自転車散歩 《ポタリング日記》1

霞ケ浦から桜川へ自転車散歩 《ポタリング日記》1

入沢弘子さん

【コラム・入沢弘子】高架道でまちを抜けると霞ケ浦が見えてきました。こんな快晴の日の湖面は透明感のある瑠璃色。沖には数隻のヨットの白い帆がくっきり。今日は湖の近くを走ってみましょうか。

りんりんポート土浦の駐車場は、県外ナンバーでほぼ満車。ロードバイクのサイクリストの間で車から自転車を降ろします。さっき見えた土浦港に行ってみようかな。隣接する三帆ひろばでラクスマリーナのヨットを撮影。見晴らしがよく気持ちがスッとします。

停泊するモーターボートを眺めながら港沿いを行くと、日本三大水天宮の水天宮に到着。水神宮と稲荷大明神と三社が並んで見送ってくれました。近くの出島状に湖に突き出た港町地区には湖岸道があったはず。ジョギングや散歩の人たちがちらほら。岸から釣り糸を垂らす人がたくさん。小さな船だまりの木造船の先に養殖さおや漁網もあるのは、漁をしていた頃の名残かな? 湖面を渡る風は、かすかに潮の香り。

おやつは「リンリンチョコ」

秋は土浦全国花火競技大会が開催される時期。今年も中止だけれど、会場付近の様子を見に桜川を上ってみましょう。桜川堤の右岸は歩行者と自転車のみ通行可能な道が整備され、自動車も通行可能な区間は、河川敷の道に降りられるので安心。約500本の桜並木の堤防は、昔からのお花見の名所で有名です。

港町から水郷橋のたもとを渡り、常磐線の橋梁をくぐり、桜川橋、匂橋、銭亀橋、土浦橋を通過すると学園大橋に到着。この辺りが花火大会の時は桟敷席になる場所です。来年は夜空に咲く大輪の花が見られますように。

広い河川敷で休憩。土浦駅前の老舗・高月堂で買った「リンリンチョコレート」でおやつタイムです。特産品のレンコンのチップ入りチョコは食感が楽しく、まろやかな甘さに癒されます。さあ、この後はどこに行こうか。町なか探検をしようか…。

自転車と泊まれる駅のホテル

日本で2番目に大きな湖・霞ケ浦のほとりにある城下町土浦市。世界に誇る「ナショナルサイクルルート」に認定された「つくば霞ケ浦りんりんロード」の玄関口です。JR土浦駅は日本で唯一のサイクリスト仕様のアトレ(「プレイアトレ土浦」)。部屋に自転車と泊まれる星野リゾートのホテルも開業しました。

サイクルウェアに身を包み、輪行バッグで改札口を通る人も多く、市内の店舗のサイクルラックにも、ロードバイクが停められている「自転車のまち」。

駅前の図書館に勤務していたころは、土浦が「自転車のまち」として変貌するのを他人事のように見ていましたが、次第に自転車ライフを楽しみたくなり、駅ビルの店で自転車を購入。小型自転車BROMPTON(ブロンプトン)は、折りたたんで車に乗せられる気軽さをとても気に入っています。

これから、土浦市やその周辺を自転車散歩した様子を「ポタリング日記」として記していきます。本格的な自転車乗りの方には物足りないと思いますが、ご容赦ください。(広報コンサルタント)

4 コメント

4 Comments
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藤枝健治
15 days ago

つくばリンリンロード&霞ヶ浦リンリンロードを通じて全国のサイクリング愛好者に紹介
地域活性化に少しでも貢献したいと思っている者として 
土浦地域の自転車利用環境が整備されている実態を《ポタリング日記》で 
分かりやすく説明されています事 嬉しく思います。

3rdhorn
15 days ago

うわさには聞いていましたが、自転車関係のいろいろが整備されているのですね。
元土浦市民の私の場合、登場する地名のおおよその位置関係はわかりますが、
ネットメディアという性質上、つちうら・つくば以外の方も目にすると思われます。
マップなどを併記していただけると、たいへんありがたいです。
(権利関係の問題などがあるのかもしれませんが)
肩の凝らなさそうな、サドル上から見る土浦周辺記、期待しています。

名無しの市民
15 days ago

なんと平和な記事…こういうので良いんですよ…

中村@つくば
14 days ago

自転車と歩行者の道があるのは川の北側なので左岸です。
桜が咲いているときはとても綺麗で気持ちの良い道です。
上流へ向かって走ると学園大橋で途絶えるのが残念なんですよね。

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