金曜日, 10月 23, 2020
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リスペクトとフェアプレーでけが予防 整骨院院長がフットサル大会企画

【伊藤悦子】スポーツによるけがの予防に取り組んでいる阿見町の整骨院院長が19日、小学生のフットサルチームなどに呼び掛けて、ルールを守って安全にプレーすることを実践する大会を土浦市内で開催する。

ジュニアフットサル交流大会「あらかわ本郷整骨院杯U-12」で、荒川沖東のフットサル場「DO Football Park(ドゥフットボールパーク)荒川沖」で開催する。リスペクト(敬意)とフェアプレーの精神を啓蒙することが目的だ。小学6年生の選手が所属するフットサル8チームが出場する。

大会を企画したのは、あらかわ本郷整骨院(稲敷郡阿見町)院長、伊藤昌弘さん。伊藤さんは、スポーツによるけが予防に日頃から取り組み、サッカー選手にけが予防講習会や、ストレッチ教室、けが予兆のチェックを行っている。

しかし、けがの予防はこれだけでは十分でないと思った。きっかけは、FIFA(国際サッカー連盟)による「プロのエリート選手の大部分の傷害は他選手との接触によって発生し、全傷害の約50%はファールプレーが原因である」という調査結果だったという。

伊藤さんは「ラフプレーやファールプレーをみんなが意識して行わないようにすることで、けがの予防が可能になるのではないか」と考え、この大会を開催しようと思い付いた。

参加選手を小学6年生にしたのは、乱暴なプレーがなく純粋にサッカーを楽しんでいる世代だからこそ、リスペクトとフェアプレーを実践することが大事だと考えたという。

リスペクト・フェアプレーとは、ルールを守り、安全にプレーすること、審判や相手チーム選手に敬意を払うプレーだ。日本サッカー協会(JFA)でも、2008年よりサッカー界におけるリスペクトプロジェクトを開始している。

観客もヤジ禁止

19日の大会でも、相手チームの選手をリスペクトして、安全にプレーをすることを実践する。またチームメートがミスをしても、責めないで励まし合う。

実践するのは選手だけではない。監督、コーチ、観客である保護者やサポーターも、選手に対して厳しい言葉やヤジは飛ばさず、ほめたり励ましたり声援を送ることになっている。

さらに各チームの監督、コーチがフェアプレーに徹した選手をMVPとして1人ずつ選出する。伊藤さんは「表彰する際はMVPに選んだ理由も発表する。そうすることで表彰された子もうれしいし、参加者もリスペクト・フェアプレーについて考えるきっかけになれば」と話す。この試みによって、監督やコーチも「ミスではなく、選手の良い行いに注目する効果もあるのでは」という。

伊藤さんは「今回の大会がきっかけになりリスペクト・フェアプレーについて皆さんが考え、各地でリスペクト・フェアプレーに徹したサッカー大会が増えてほしい」と話す。

◆大会は19日(日)午前10時から午後1時までDO Football Park荒川沖(土浦市荒川沖東)で。誰でも観戦できる。問い合わせは、あらかわ本郷整骨院 伊藤昌弘さん 090-4723-8282。

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