火曜日, 6月 9, 2026
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つくば市長選・市議選は10月25日投票

【鈴木宏子】つくば市選挙管理委員会は24日、第1回委員会を開き、11月に任期満了となるつくば市長選と市議選について、10月18日告示、25日投開票の日程で同日選挙を実施することを決めたと発表した。

同市長選には、すでに現職の五十嵐立青氏(41)が2期目を目指して立候補を表明している。

前回の市長選は3氏が立候補して激しい選挙戦が展開された。投票率は53.31%だった。今回も激しい選挙戦になるとみられる。

市議選は前回、定数28に対し10人オーバーの38人が立候補した。a

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【コラム・若田部哲】土浦市大岩田に位置する霞ケ浦浄水場は、土浦市、つくば市、阿見町のほか、県南水道企業団(龍ケ崎市)を通じて計4市町に水を供給する、県南の水道事業の要所です。現在は1日あたり約12万立方メートルの水を供給しており、これは500ミリリットルのペットボトル換算で約2億4000万本分にもなる、途方もない水量です。取材に先立ち、浄水場の外周を歩いて一周してみたところ、所要時間は実に25分。建ち並ぶ工場のような建屋群に、巨大なコンクリート構造物と、そこから突き出た巨大配管は、「工場」というより、ダムにも通じる「土木」のスケールと言った方が適切かもしれません。今回は、同所職員に、この浄水場の意義についてお話を伺いました。取材を進めるうちに見えてきたのは、単なる「大きな施設」ではなく、「霞ケ浦の水を、39万人が365日、途切れることなく安心して飲める水に変え続ける」という、極めて困難なミッションです。 「沈殿処理」「砂ろ過処理」 まず、水源である霞ケ浦は、浄水という観点では決して扱いやすい湖ではありません。職員によれば、少しでも良い水を求め、取水は約10キロ離れた美浦村木原付近で行っているといいます。それでも、霞ケ浦の水は、利根川などの河川水と比べて濁度やCOD(有機物による水質汚濁の指標)が高く、高濃度のかび臭原因物質を含むことがあります。除去が不十分な場合、水道水からカビや墨汁のような臭いを感じる原因になるとのことでした。つまり霞ケ浦浄水場は、単に「湖の水をきれいにする」ものではありません。条件としては決して良好とは言えず、しかも1年を通じて水質が変化する湖水を、複雑な工程を経て、常に安全でおいしい水道水に変え続ける「終わりなき難事業」なのです。意外だったのは、かび臭が主に冬から春にかけて発生するという点でした。夏場のアオコの印象が強かったのですが、むしろ低水温期に藻類由来の高濃度かび臭が発生するそうです。一方、台風時でも河川と比べれば濁度上昇は穏やかであるなど、「湖ならでは」の特徴もあるとのことでした。浄水処理では、「沈殿処理」「砂ろ過処理」など、多段階の工程が行われており、どの工程も欠かすことはできません。霞ケ浦の水が取水されてから、浄水場内の巨大設備群を通り抜け、ポンプで送り出されるまでには、およそ半日を要するそうです。私たちは普段、何気なくコップの水を飲んでいます。しかし実際には、その水は巨大な装置群を経て、まるで工業製品のように緻(ち)密に作られているのです。 全国初の「オゾン促進酸化処理」 そして2024年、この浄水場に全国初となる「オゾン促進酸化処理(AOP)」施設が導入されました。高濃度カビ臭が発生した際、従来の粒状活性炭処理では頻繁な活性炭再生作業が必要でしたが、この新技術により長年の課題だった、冬から春にかけて発生する高濃度かび臭への対応安定性がより一層増したそうです。もっとも、ここに至るまでには長い試行錯誤がありました。霞ケ浦浄水場では、2000年から03年にかけてオゾン処理の実証実験を行ったものの、原水に含まれる臭化物イオンとオゾンが反応し、水質基準対象である臭素酸が発生してしまうため、当時は導入を断念した経緯がありました。その後、2009年から民間企業と共同研究を重ね、「少ないオゾン量で臭素酸発生を抑えつつ、臭気原因物質を効率的に分解する」オゾン促進酸化処理の有効性を確認。20年から施設整備を進め、24年にようやく供用開始に至りました。今回のAOP導入は、単なる新技術導入ではなく、長年にわたり霞ケ浦という難しい水源と向き合い続けてきた、その積み重ねの到達点なのだと感じます。 「水を粗末に扱うな」 「水罰(みずばち)が当たる」。現代ではほとんど使われなくなった言葉ですが、水が貴重な天の恵みであった時代、水を粗末に扱わないよう戒めるために使われた言葉だといいます。飲料水ができるまでの過程を知ると、現代においても、水をおろそかには扱えない。そんな、背筋が伸びる取材となりました。(土浦市職員) <注> 本コラムは周長日本一の湖、霞ヶ浦と筑波山周辺の様々な魅力を伝えるものです。 ◆これまで紹介した場所はこちら

住民団体結成、署名集め説明会開催要望へ【つくばに国内最大級のデータセンター】

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男女ホームゲームを同日開催 つくばFC

つくば市を本拠地とするサッカークラブのつくばFCが7日、つくば市山木のセキショウチャレンジスタジアムで「つくばFCファミリーデー&スポーツフェスデー」と銘打ち、男女各トップチームのホームゲームを同日開催した。なでしこリーグ最短復帰を目指す関東女子サッカーリーグ1部のつくばFCレディースは後期第1節を迎え、神奈川大学(本拠地・神奈川県横浜市)に1-0で勝利した。関東サッカーリーグ2部の男子、ジョイフル本田つくばFCは、COEDO KAWAGOE(コエドかわごえ)F.C(本拠地・埼玉県川越市)に0-1で敗れた。 女子は勝利 第32回関東女子サッカーリーグ1部 後期第1節(6月7日、セキショウチャレンジスタジアム)つくばFCレディース 1-0 神奈川大学女子サッカー部前半0-0後半1-0 女子は相手の攻撃を受ける時間が長く、難しい試合になった。「自分たちのプレースタイルを相手がよく研究し、ボールを持てる時間が少なかったが、守備ラインを中心に無失点で抑えたのが勝因。後半は修正できた」と志賀みう監督。ハーフタイムの交替では、坪井茉凛と高橋萌々香を下げて﨑山里緒と金子結愛来を入れ、穂谷颯季をトップ下に戻した。前からプレスをかけることで相手のビルドアップを防ぐ策だ。 得点は後半32分。中盤で金子が戻したボールを加登友佳が浮き球で前線へ送り、走り込んだ穂谷がゴールへ突き刺した。「相手の守備ラインとGKの間が大きく空いていたので、穂谷がそこへ走ってくれると信じて、金子から呼んだボールをダイレクトで出した」と加登。「加登がいいボールを裏へくれたので落ち着いて決めようと思って、GKが動かなかったので後はタイミングだなと、左へ打つと見せかけて右へ流し込んだ」と穂谷。 「この場面ではプレートレーニングの成果が出た」と志賀監督。ゴール前の状況をシンプルな形で作り、「相手がこう食いついてきたらこう行こう」などと、相手を認知して崩しに行くやり方を選手に伝えているという。 男子は敗れる 第60回関東サッカーリーグ2部 第7節(6月7日、セキショウチャレンジスタジアム)ジョイフル本田つくばFC 0-1 COEDO KAWAGOE F.C前半0-1後半0-0 男子はこの試合、押久保弘人と海津遼馬の2トップを選択。体の強さがあり一人でも行ける押久保と、裏抜けが得意で左右どちらの足でも撃てる海津を軸に、3人目の動きで攻撃を組み立てようという作戦だ。だが立ち上がりから相手に押し込まれ、守備でリズムを作れず攻撃にも影響してしまった。そして前半23分に失点。左サイドからのクロスをゴール脇で収められ、戻したマイナスのパスに走り込んだ選手が合わせ、結局はこれが決勝点となった。 「相手のロングボールを跳ね返すクリアの質が悪く、セカンドボールを拾われ再び攻撃につなげられた。守備の影響から攻撃でも選手間の距離が広がり、相手が待ち構えているところへ攻める形になった」と楠瀬章仁監督。 今季COEDO KAWAGOEから移籍してきた海津は「相手は個々に技術があり、守備がシンプルに堅い。前半途中からはボールを持てるようになったが、長所であるパスをつなぐサッカーができず、決定的なところまで攻め込めなかった。自分としても古巣に成長した姿を見せたかったが、ゴールが遠かった」と振り返った。 つくばは後半途中、海津に替えて長島グローリーを前線に投入。ロングボールのターゲットとして攻撃の流れを呼び込んだが、相手側もそこへ守備固めのポイントを絞って対応してきた。長島はつくばに移籍加入して2年目。昨季よりコンディションが上がって出場時間も伸び、「もっと自分の特徴を出してプレーの質を高め、チームを勝利に導きたい」と意欲を見せる。 次は14日、共にトーナメント戦 次の試合は男女とも6月14日。女子は第32回茨城県女子サッカー選手権大会兼皇后杯関東予選3回戦。JAいばらきスポーツパーク/IFAフットボールセンターBで、KASHIMA-LSC(県リーグ1部)と対戦する。勝てば準決勝で筑波大学(関東大学リーグ2部)と茨城フットボールアカデミー(関東U-18リーグ2部)の勝者と戦う。「強いチームが揃っているので1週間しっかり準備し、次につながる試合がしたい」と志賀監督。 男子は第62回全国社会人サッカー選手権大会関東予選の2回戦、全国地域サッカーチャンピオンズリーグにつながる重要な大会だ。対戦相手は関東リーグ2部のライバルでもある東京国際大学FC。「前回対戦ではロスタイムに失点して引き分けに持ち込まれた。相手の出方は分かっているので対策を立て、いい準備をしたい」と楠瀬監督。共に負けたら終わりのトーナメント戦に、いい緊張感で臨んでいく。(池田充雄)

令和の「米騒動」の現在地と今後の展望《邑から日本を見る》195

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