【山口和紀】筑波大学は10日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
卒業式は今月25日、同大の大学会館講堂で実施する。2月28日時点で同大は「出席者は卒業生・修了生のみとし、家族等の来場はご遠慮させていただく」と発表していた。しかし、感染拡大の影響で3月10日にこれを変更。感染の拡大状況から、多数の参加者が一堂に会して開催することは困難であるとし、各学群・学類、研究科の総代や副総代など、代表者のみ出席する形を取る。
式次第も大学は学群を2つに分けて別々に実施、大学院と合わせて計3回、卒業式を実施する。同大広報室によると昨年度は大学、大学院合わせて約7500人が卒業式に出席した。今年は計3回の式典を合わせ例年の50分の1の約150人になる見込みだという。
「晴れ着を着たかった」
出席できなくなった卒業生の1人は「晴れ着を着たかった。
卒業式後のパーティー中止を既に決定している学群もある。
卒業式の会場では、後輩たちが『出待ち』
成人式に続きまたしても
晴れ着のレンタルなどをしている同大近くの着物店「明日櫻」(つくば市天久保)の担当者は「
今年度卒業するのは「はれのひ」
➡新型コロナウイルスの関連記事はこちら