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ツンデレの白馬がやってきた 筑波大馬術部に元競走馬

【山口和紀】筑波大学体育会馬術部の厩舎(きゅうしゃ)=つくば市天王台=に2月はじめ、元競走馬の白馬がやってきた。サラブレッドの牡(おす)、15歳。現役時代の名前はバロンビスティー、JRA(日本中央競馬会)美浦トレセン所属で、2008年から11年に国内22戦4勝の成績を残した。白く美しい芦毛の馬体で、引退後は東京競馬場の誘導馬として活躍し、ファンも多かったそうだ。

筑波大に移籍し「桐杏(とうあん)」と命名された。由来は、大きな身体で、杏(あんず)の花のような白さと美しさから連想したという。日本産の牡サラブレッドには、「桐(とう)」という文字に一文字足して命名する同部の慣習にならって命名した。

桐杏は2005年2月生まれの15歳=同

部長の松田森樹さん(生物資源学類3年)によると「桐杏は少し気難しいところがある。かまって欲しそうにしているが、近づき過ぎると怒る。あえて言うなら“ツンデレ”みたい」だそうだ。

馬術部には「桐杏」を含めて11頭が在籍し、馬術部の部員は14人。全員が大学に入ってから馬術を始めた。松田さんは「生き物への関心が元々あって、入学後の体験で馬に乗ったときに『この部に入ろう』と思った。馬術部の面白さというのは、生き物を相手にすることにあると思う」と話す。

馬術競技には大きく「馬場」「障害」「総合」の3種目がある。同大は特に総合馬術に力を入れているという。他の馬場馬術や障害馬術は、それを得意とする馬種が多く在籍する私立大学が一般的に強い。筑波大馬術部は引退した競走馬、つまりサラブレッドが多く在籍するため、その特性を活かすためには総合馬術が最も適しているそうだ。

筑波大学馬術部の活動の様子=同部提供

「馬との距離の近さ」が大学馬術の特徴だ。部員それぞれが1頭の馬の世話を担当している。持ち回りで担当するが、365日、毎日4回の餌やりも欠かすことはできない。「プレーヤーとマネージャー、そしてトレーニング。これら全てを自分で担当することで得られる奥深さは魅力的。毎日毎日、馬も人間の調子も違うため、新しい発見がある」と内窪夏希さん(教育学類2年)は話す。他競技であれば言葉で話すことで通じ合えるが、馬術は違う。「チームメートは馬。言葉は通じない。『ちゃんとやって』と言ったとしても伝わらない。その難しさと面白さが馬術にはある」そうだ。

馬術部では同大の学生と教員向けに体験乗馬を随時行っている。連絡先は馬術部ツイッター(https://twitter.com/tsukuuma)へ。部活への入部はいつでも歓迎。学外者への一般開放は現在のところ行っていない。

 

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イベント相次ぎ中止も予約に列 つくばカピオ「春の椿事」!?

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県立高は通常通り6日再開 つくば、土浦は夜間・週末の外出自粛要請 新型コロナで県

大井川和彦知事は2日、新型コロナウイルスの県内の現在の発生状況から、クラスター(小規模な感染者集団)は発生しているが感染の連鎖は止められているとして、県立高校は来週6日から通常通り学校活動を再開すると発表した。 一方、東京など首都圏から感染が入ってくることが脅威になっているとして、つくばや土浦市などつくばエクスプレス(TX)と常磐線沿線などの9市町に対して10日まで、平日の夜間と週末の不要不急の外出自粛を要請した。 つくば市内で発生したクラスターの一つで、計6人の感染者が出た筑波記念病院と社交ダンススクールについては、濃厚接触者73人を調査し5人が陽性、68人が陰性だったとした。イタリアから帰国したダンス講師から感染したのではなく、東京で開かれたイベントに参加した社交ダンス関係者が最初に感染してクラスターを形成したとみられるという。 計10人の感染が分かった介護老人保健施設アレーテルつくばは、濃厚接触者66人を調査し、9人が陽性、57人が陰性だった。施設職員が東京に行った際に感染したとみられるという。 学校の再開については咳エチケットやこまめな手洗いなど感染症対策を十分に実施した上で、始業式は基本6日、入学式は7日に実施する。部活動も感染症対策を十分に行って実施するとしている。 つくば市は市施設を休館に 平日夜間と週末

9月末まで教室使わずオンライン授業へ 新型コロナで筑波大

【山口和紀】新型コロナウイルスの感染が首都圏で急速に広まっていることから、筑波大学(つくば市天王台)は2日までに、4~9月の春学期について、教室での授業は行わず、オンライン授業を基本にすると発表した。 同大学はこれまで、入学式を中止し、さらに学生には2週間以上、宿舎やアパートなどで健康観察をした上で、新学期の開始を3週間遅らせるとしていたが、大幅な見直しとなる。 同大は3日、学生に対し帰省を促すのではなく、現在の居住地(実家も含む)に待機し、できるだけ移動を避けるよう改めて呼び掛けた。春学期は基本的に、宿舎やアパートまたは帰省先の実家など遠隔地からパソコンを通して授業を受けることになる。 一方、実験などどうしても対面での授業が必要な科目については、大学の新型コロナ感染症リスク対応チームの指示が出るまで実施できないとしている。ただし教員が日常的に学生の健康状態を把握している研究室など少人数での実験や演習の場合は、マスクを着用し、検温を行った上で、換気をし、密閉された空間でないことを条件に実施できるとしている。 一方、実家などに帰省せず、やむを得ず宿舎やアパートにとどまる場合は、不要不急の外出を避け、健康管理を徹底して生活するよう呼び掛けている。 4月、5月に学生宿舎に新たに入居を予定していた新入生などに対しては3月28日時点では、2週間以上の健康観察期間をとるため4月6日までに引っ越してくるよう要請していた。しかし今回、引っ越しを延期して自宅待機を要請している。荷物を宿舎宛てにすでに送ってしまった学生に対しては大学が荷物を受け取り各部屋に届ける。すでに引っ越してきた新入生への資料など配布物は各学群などで受け取ってもらう。受け取りに来られない学生には実家などに郵送するという。

つくば市は9月末まで無料 新型コロナに医療相談アプリLEBER

【相澤冬樹】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、在宅・遠隔医療のAGREE(アグリー、本社・つくば市、伊藤俊一郎社長)が始めた医療相談アプリLEBER(リーバー)による無料相談は、10日のサービス終了が迫るなか、つくば市については9月30日まで無料期間を延長している。 LEBERは、スマホを操作して医師と相談するアプリで、2018年1月にリリースされた。登録ユーザーはチャットスタイルの自動問診で、「痛い」「かゆい」などの症状を伝えると、これを見た医師から最速3分で回答が届き、最寄りの医療機関や適切な市販薬などがアドバイスされる仕組み。24時間365日相談できる。 通常、登録ユーザーは相談1件ごとに120円、360円、600円の3種類から料金を選んで相談するスタイルだが、同社は2月12日、伊藤社長の即断で4月10日までの無料相談を打ち出した。横浜港にクルーズ船、ダイヤモンドプリンセス号が入港した直後の対応だった。 登録ユーザー・医師数とも増加 同社CMO、多賀世納さんによれば「2月中は発熱から新型コロナとの関連を疑うような相談が多かったが3月に入ると病院に行くこと自体のリスクを心配して幅広い医療相談に変わってきた」という。該当診療科の医師による回答となるが、病名を断定して診断をくだすものではなく、「感冒の疑いがあります」「インフルエンザの疑いがあります」などの表現で、病医院での診察や保健所への相談が促される。処方箋を出すこともないが、不安の解消に役立っていると見ている。
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