土曜日, 2月 7, 2026
ホーム土浦土浦駅周辺で働く若い人集まって 生涯学習センターが呼びかけ交流会 

土浦駅周辺で働く若い人集まって 生涯学習センターが呼びかけ交流会 

【伊藤悦子】茨城県県南生涯学習センター(土浦市大和町)が昨年11月から、多業種交流会「はたらくみんなのぷらっとフォーム」をスタートさせた。土浦駅周辺で働く若い人たちに向けた若手プロジェクト事業。29日のイベント開催を前に、同センターの社会教育推進員廣木悠介さん、杉浦彰子さんに話を聞いた。

29日は「読書」をテーマにプレイアトレで

廣木さんによれば、「土浦駅(土浦市有明町)にプレイアトレができ、自転車の街として土浦が活性化してきた。しかしオープンから1年未満。プレイアトレで働く若い人と生涯学習センターとの交流が今までなかった」という。そこで、「さまざまなイベントをしている生涯学習センターとプレイアトレとが交流して、協力関係を築いていけないか」と考えたそうだ。

11月に1回目を企画した。杉浦さんは「プレイアトレをはじめ、土浦駅周辺で働く20代30代の若い人たちが、仕事の悩みやキャリアの悩みなど気軽に相談し合える場所が定期的に開かれるように」という思いがあった。仕事の休憩時間など、ちょっと空いた時間にでも立ち寄って欲しいという思いから「ぷらっと」という言葉を入れた。参加者は15人。それぞれの悩みや意見を書いた付箋(ふせん)を貼り、それを解決する提案を書いた付箋を貼っていくなどして意見を交換した。

若い人たちの思いや意見が書かれたコミュニケーションカードの数々=同

実は杉浦さんは「皆さんすぐに帰ってしまうのでは」と心配したそうだ。しかしふたを開けてみると、1人1時間ほどかけて、やりたいことや日頃の思いを話すなど、思った以上に活発な交流会になったという。

「図書館や生涯学習センターで勉強している高校生たちと一緒に何かやりたい」など前向きな意見がたくさんでたそうだ。一方プレイアトレ土浦で働く若い人たちの悩みもわかった。市外や県外から移り住んできた人も多く、土浦市民とのネットワークがほとんどない。そのため市民に「土浦駅に足を運んでほしい、駅で楽しく過ごしてほしい」という思いを伝える手段がなく、模索しているところだという。

「今の若い人たちは、自分たちの親が歩んできた人生は保証されない時代にいる。だからこそこれからは自分で切り開いていかなくてはならない。交流会は、個人的な悩みや思いを気楽に相談したり話したりできる場にしていきたい」と杉浦さん。今後は駅前のいろいろな施設と一緒に、講座やコラボレーションもできるのではと考えている。

第2回の交流会は29日午後3時から開催する。テーマは「新春 新しい出会いと読書」。プレイアトレ内にある天狼院書店とのコラボ企画で、第1回の参加者から生まれたアイデアだ。会場はプレイアトレ土浦3階「Lap’s(ラップス)」。

おすすめ本のアドバイスや読書好きと読書嫌いのトークショーもあり、本好きの人との出会いが期待できる。若者はもちろん、年齢を問わず参加できるそうだ。前半の交流コーナーでは配りたいチラシや名刺を持って気楽に立ち寄って欲しいという。事前申し込みは不要で、いつ来てもいつ帰ってもかまわない。

2月8日には親子で楽しめるイベント企画

第1回から生まれた企画はもう一つある。2月8日午前9時40分から、生涯学習センターで開く「子どもの未来を考えるネットワークフォーラム」との同時に行われる「親子で楽しめるイベント」企画だ。

「土浦駅前クイズラリー」は土浦駅近くの生涯学習センター、土浦市立図書館、土浦駅STATION LOBBY(ステーションロビー)―3施設に設置したクイズに答えて景品をもらう企画。このほかミニコンサートや筑波大学生グループによる「世界の17の目標SDGs(持続可能な開発目標)を知ろう」といったイベントがエントランスで開催される。

問い合わせは県県南生涯学習センター(電話029-826-1101)

➡多業種交流会をスタートさせた県県南生涯学習センターの杉浦彰子さんを招いたVチャンネルいばらきNEWSつくばチャンネルはこちら

➡NEWSつくばが取材活動を継続するためには皆様のご支援が必要です。NEWSつくばの賛助会員になって活動を支援してください。詳しくはこちら

スポンサー
一誠商事
tlc
sekisho




spot_img

最近のコメント

最新記事

予約できないまま誤ってカード決済 乗合タクシーなど つくば市

つくば市は6日、同市が運行している乗り合いタクシー「つくタク」と、同市など4市が共同運行している公共ライドシェアで3日と4日の2日間、予約配車システムに障害が発生し、配車の予約がされないまま、計11人に対し運賃計1万4400円が誤ってクレジット決済がされたと発表した。決済された運賃は6日までに全額返金処理され、利用者に被害はない。 クレジット決済されたのは、3日午前9時23分から4日午後2時16分までに、「つくタク」を予約した10人と、一般ドライバーが自家用車で送迎する公共ライドシェアをつくば・土浦エリアで予約した1人。配車をウェブ画面からクレジット決済で予約する際、予約確定の画面に切り替わらず配車されなかったという。 利用者は、画面にエラーが出て予約がとれず何度も予約手続きをやり直したことから、その都度、運賃がクレジット決済された。つくタクは10人に対し56回分計1万2000円が決済され、公共ライドシェアは1人に対し4回分計2400円が決済された。一方、本人の口座から引き落とされる前に返金処理された。 4日午後1時ごろ、利用者から「エラーの画面が出る」などとつくば市に連絡があり、分かった。 市総合交通政策課によると、つくタクと公共ライドシェアの予約と配車はいずれも、AIを活用した配車サービスなどを行っている交通サービス運営事業者の「コミュニティ・モビリティ」(東京都中央区)に委託して実施し、同じシステムを利用して予約と配車を行っている。3日午前9時30分ごろ、同社がプログラムをバージョンアップした際、クレジットカード決済後の画面の移行先の設定を誤ったことが原因。 誤ってクレジット決済された11人に対しては同社が6日までに謝罪と説明を実施した。再発防止策として市は同社に対し、システムをバージョンアップなどする際は、確認体制を見直すなどを強く要請したとしている。電話や現金払いで予約した利用者の配車に問題はなかった。

あす投開票 茨城6区 衆院選’26

解散に伴う衆院選はあす8日、投票が行われ即日開票される。つくば、土浦市など5市が選挙区の茨城6区には▽新人で党県南部地区委員会副委員長の稲葉英樹氏(58)=共産▽前職で立憲民主党を離党した青山大人氏(47)=無所属▽新人で元会社員の堀越麻紀氏(53)=参政▽前職で外務副大臣の国光あやの氏(46)=自民▽新人で自営業の中村吉男氏(55)=無所属の5氏が立候補し、いずれも前職の青山氏と国光氏が激戦を展開している。 6日までの期日前投票の投票率はつくば市が21.72%、土浦市が27.25%だった。 比例候補らが応援 稲葉英樹氏 共産 新 共産党新人の稲葉氏は連日15カ所程度で街頭演説を展開。北関東比例区に立候補する塩川鉄也前衆院議員、梅村早江子元衆院議員らが応援に駆け付けた。最終日の7日は土浦、つくば市内を回り、午後6時40分につくば駅前、7時50分に同市上ノ室の選挙事務所前でマイク納めをする。 稲葉英樹 58 政党役員 共産 新【公約】①消費税廃止目指し5%に②核兵器禁止条約参加③給付型中心の奨学金制度の実現【略歴等】土浦市出身。取手一高卒。半導体メーカーなど勤務。党県南部地区委員会専従職員、同副委員長▽尊敬する人は母子家庭で自分を育ててくれた母親、座右の銘は七転び八起き、好きな本はアイザック・アシモフのSF「われはロボット」、趣味はオートバイ。土浦市在住 地元市長らが応援演説 青山大人氏 無所属 前 無所属前職の青山氏は連日5~10カ所程度で街頭演説、各市の街頭演説などではそれぞれ五十嵐立青つくば市長、安藤真理子土浦市長、宮嶋謙かすみがうら市長、谷島洋司石岡市長らが応援に駆け付けた。最終日の7日は午後7時から土浦駅西口前のうらら大屋根広場で最後の訴えをする。 青山大人 47 会社役員 無所属 前③【公約】①教育の負担軽減②消費税食料品ゼロ③TX土浦駅延伸【略歴等】土浦市出身。土浦一高、慶応義塾大卒。丹羽雄哉元衆院議員秘書、県議2期、衆院議員3期。現在、児童発達支援事業会社取締役▽尊敬する人は徳川家康。座右の銘は人事を尽くして天命を待つ、好きな本は吉川英治の「三国志」、趣味はランニング。土浦市在住 党代表ら駆け付け 堀越麻紀氏 参政 新 参政党新人の堀越氏は、連日6~7カ所で街頭演説、地元の桜井祥子参院議員のほか、神谷宗幣党代表、北関東比例区に立候補する豊田真由子元衆院議員、大津力参院議員らが応援に駆け付けた。最終日の7日はつくば市内を回り、午後7時からつくば駅前で最後の訴えをする。 堀越麻紀 53 無職 参政 新【公約】①消費税の段階的廃止②外国人受け入れ制度の見直し③子育て支援【略歴等】つくばみらい市出身、米テキサス州立ハイランド高卒、神田外語学院国際ビジネス科卒。英語力を生かし電子機器メーカー、外資系小売店など勤務▽尊敬する人は吉田松陰、座右の銘は常に愛と志をもって万事の源となす、趣味はガーデニング。つくばみらい市在住 閣僚らが次々 国光あやの氏 自民 現 自民党前職で外務副大臣の国光氏は、岸田文雄元首相、林芳正総務相、小泉進次郎防衛相、小野寺五典党税調会長、片山さつき財務相、梶山弘志党国対委員長らが次々に応援。7日は午後6時30分にイーアスつくば前、午後7時45分に同市吉瀬の選挙事務所前でマイク納めをする。 国光あやの 46 選挙区支部長 自民 前③【公約】①強い外交②強い経済③強い社会保障【略歴等】山口県周防大島出身。長崎大医学部卒、東京医科歯科大大学院博士課程修了。国立病院機構災害医療センター医師、厚労省職員などを経て、衆院議員3期▽尊敬する人は野口英世、座右の銘は至誠、好きな本は司馬遼太郎の「坂の上の雲」、趣味は柔道、つくば市在住 ポスター貼りなど全力 中村吉男氏 無所属 新 無所属新人の中村氏は、一人で選挙カーを運転しながら5市を回り、選挙掲示板にポスター貼りをするなどに全力で取り組む。最終日の7日は午後4時から石岡駅東口前で最後の訴えをする。 中村吉男 55 自営業 無新【公約】①憲法9条を改正し国防軍を明記②航空宇宙産業を育てるための環境構築③経済の活性化【略歴等】石岡市出身、拓殖大学商学部貿易学科卒。ホテル勤務。婚礼プロデュース会社役員、ウェブ専門スクール・IT研修事業実施▽尊敬する人は桂太郎、新渡戸稲造、好きな本は新渡戸稲造の「武士道」、座右の銘は凡事徹底、趣味はギター、石岡市在住

王様のケーキ「ガレット・デ・ロワ」《続・平熱日記》189

【コラム・斉藤裕之】暮れにちょっと体調の不安を覚えたのが、正月にはとうとう喉が腫れだした。病院も閉まっているし、市販の薬を飲んでだましだまし過ごすしかない。朝、ふと昨年末に友人と長女から立て続けにギンナンをもらったのを思い出して、ストーブの上でいくつか焼いて食べてみたものの一向に数が減らないので、そうだ! ギンナンご飯を炊こう! 台所の二番目の引き出しに確かギンナン割りが…。 例年通り、元旦の朝には新しい牛乳パックのパレットに絵具を出して、イリコを描いた。2日目もこれといって描くものがなかったので、違うイリコを描いた。3日目も4日目もイリコを描いた。結局、6日の朝まで都合6匹のイリコが描けた。 やっと喉の腫れも取れて、鼻水は垂れるが(寒いと鼻水が垂れるのが動物の生理現象として当たり前だと思う)、久しぶりに益子の古物屋に向かった。道中、雪を頂いた日光の山々が見えるのがいい。特に欲しいものがあるわけでもないが、ここの御主人の集めてきたものにはエスプリがある。その日は小さな陶製の人形たちが目に留まった。 どれか一つお選びになって! フランスに留学した時に最初に住んだのは、国際学生都市の中にある日本館。そこにはいろんな国の学生寮があって、入居者の何割かを他の国の学生と交換する制度があるらしく、私と同じフロアにチュニジアの女性が住んでいた。 その女性の部屋でフランス語を教えてくれることになった女性を紹介されたときに、「どれか一つお選びになって!」といただいたのがガレット・デ・ロワ、王様のケーキだ。焼かれたパイがいくつかに切り分けられていて、その中の一切れにフェーブと呼ばれる小さな人形が入っている。それを引き当てた人は王様、すなわち大吉というわけだ。そうか、あれは1月だったか。 おいしく炊けたギンナンご飯 あのときは、確か金属製のものが入っていたような気がしたが、目の前には彩色された陶製のフェーブが何十種類と並んでいる。聖人や修道女、壺(つぼ)を持っている女性や羊、豚の動物もいて、恐らくキリスト教の寓話の登場人物だということは推察できるが、どなた?というキャラクターも多い。確かに作りの甘い、いわゆるゆるキャラなのだが、目やひげなどは極細の筆で描かれ、色も塗り分けられていて、なかなか凝っている。あれこれと迷って、その日はその中の二つを持ち帰って描くことにした。 数日後、私の姿は再び古物屋にあった。そう、私はこの小さな人形にヌマったのだ。そして今度は、10体のフェーブを選んで描くことにした。(カッパとか、ロケットとか、花火とか、ご当地フェーブ入りのガレットなんてどうだろう?) ところで、ギンナンご飯は我ながらおいしく炊けた。富山産のギンナンは小さめで、静岡産は大粒。「ギンナンは人間と同じ一科一属一種で世界中のギンナンは全部いっしょ…」。高校の生物の先生の言葉を思い出した。(画家)

デフサッカー銀メダルの社員 伊東美和さんを特別表彰 関彰商事

創業118周年式典 関彰商事(本社筑西市・つくば市、関正樹社長)は6日、つくば国際会議場(つくば市竹園)のLeo Esakiメインホールで創業118周年記念式典を開催した。式典終了後には特別企画として座談会「セキショウの挑戦者たち」を実施、ラジオのトーク番組のスタイルで、各支社で活躍する社員による地域の魅力や取り組みなども紹介された。 式典では永年勤続社員および優良社員の表彰と、昨年退職した社員への記念品贈呈が行われた。特別表彰にはセキショウグループのアドバンス・カーライフサービスに勤務する伊東美和さんが選出された。これは昨年11月に開催された東京デフリンピック2025にて、デフサッカー女子日本代表チームのキャプテンを務め、チームとして初の銀メダル獲得に貢献したことなどが評価された。 社長式辞では、関社長が同社の目指す姿や組織のあり方について「私たちの使命はお客様の課題を解決し、その先にある理想の将来を実現し、よりよい明日を共に創ること」だと述べた。さらに「それはまず、お客様の悩みを把握するところから始まる。その悩みや課題も今は複雑化しており、一人の社員や一つの部門で解決しきれるものではない。オールセクションで解決していく。お客様の持つ理想の将来を共有し、その目指すところを築き上げていく、それをグループ全体、オールセキショウで進めていこう」などと話した。その上で「私たちの強みは仲間同士の信頼。全員の顔と名前が分かり、同じ地域で仕事をしてきた。これが118年間磨き上げてきた強み。この強みを生かせるよう、2000人以上の社員がそれぞれ、その人の持つ力を100%引き出せるような働きやすい環境を作っていくことが社長としての役割だ」とした。 ラジオ形式で座談会 座談会「セキショウの挑戦者たち」は、1月からLucky FM茨城放送で同社提供のラジオ番組「茨城の挑戦者たち」の放送が始まったことを記念して実施された。第1部では関社長のほか、同番組で司会を務める常陸太田市出身の作曲家マシコタツロウさんと元Lucky FM社長でフリーアナウンサーの阿部重典さんが登壇、「社員からの質問にお答えします」と題し、人生の転機になった出来事や仕事とプライベートのバランスなどについて忌憚(きたん)なく話し合った。 第2部では水戸、いわき、古河、須賀川、つくばで活躍する5人の社員が、それぞれの地域の魅力や人とのつながり、仕事上の挑戦などについて話した。「今後の可能性、将来性」というテーマでは、第3地域支店の郡司剛宏支店長が、水戸ホーリーホックや茨城ロボッツの躍進など、水戸がいまスポーツで盛り上がっていることを挙げ、「茨城を元気づけるとともに、関彰のブランド力と存在価値を高める契機としたい」と話した。いわき地域支店の古和口佳幸支店長は、昨年8月の小名浜道路開通について、常磐道を通じた物流やビジネスの活性化のほか、海岸エリアの復興などまちづくりにも寄与していることをPRした。(池田充雄)