紅葉前線が駆け降りて筑波山が秋色に染まってきた。西側の山すそにあるつくば市国松、性山寺(しょうざんじ)は室町時代の1559年に建立された古刹(こさつ)で、モミジが美しいことで知られる。
ことに歴史を感じさせる山門と色づいたモミジとのコラボレーションは一服の絵のようだ。同寺の紅葉は始まったばかりで今月いっばい楽しめる。
参道入り口の太鼓橋周辺や本堂前には枝垂れ桜の古木がすくっと立つ。「開花の頃にも多くの見物人がやってくる」と近所の人は話していた。(橋立多美)
◆参道右手に駐車場があるが、狭い坂道なので注意が必要。同寺と近隣の迷惑にならないようマナーを守ってお楽しみください。