土曜日, 10月 23, 2021
ホーム スポーツ 土浦でホーム初戦、群馬と分ける 茨城アストロプラネッツ 

土浦でホーム初戦、群馬と分ける 茨城アストロプラネッツ 

【池田充雄】プロ野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの茨城アストロプラネッツは21日、土浦市川口のJ:COMスタジアム土浦で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦し、5-5で引き分けた。茨城は同リーグに今季から参戦。戦績は2勝5敗で東地区最下位とふるわないが、昨季の優勝チームである群馬に対し互角の戦いを繰り広げ、582人の観衆を沸かせた。

初回2被弾4失点から追いつく

茨城は初回、早いカウントから強振してくる群馬打線に強烈な先制を許した。先頭と四番の長打から五、六番の連続ホームランでたちまち4失点。先発の小沼健太投手は「2本とも失投。入り方に気を付ければ違った結果になったのでは」と反省の弁。

ピッチングを修正し、試合を立て直した先発の小沼㊧と1回裏、加藤の一打で1点を返す。加藤は3回の二塁打と合わせて2打点

だが茨城打線も黙っていない。1回裏、小野瀬将紀と上杉泰賀の一、二番の連続ヒットから四番・加藤慎太郎の内野ゴロでまずは1点。3回裏にも連打で1点を追加した。1、3回とも先頭打者でチームに勢いを与えた小野瀬主将は「最年長の自分が気持ちを出し、みんなを引っ張ろうと思った。開幕当初と比べ、ここ数試合は内容や展開が良い」と試合後に振り返った。

打線の援護を得た小沼はその後、変化球主体に切り替える。得意のスライダーでカウントを整え、「相手はまっすぐに強いので、カットボールで打ち損じさせた」と丁寧に低めを突いて粘りの投球。4回に1失点するも、5、6回は連続して三者凡退に打ち取る。

すると6回裏、茨城に好機到来。疲れが見え始めた相手先発を攻め立て、2死満塁から押し出しで1点。代わった2番手からも四球とヒットで2点を奪い、ついに同点に追い付く。

小沼は7回、打球を左脚に受けるアクシデントがあったが、1死二、三塁のピンチにも強気のピッチングで中軸を打ち取り、マウンドを降りた。8回は日下部啓太、9回は本村康が登板し、いずれも走者は出しながら無失点で抑える。9回裏は先頭の上杉が出てサヨナラのチャンスを作るも、クリーンナップが沈黙。9回を終え、規定により試合終了。

土浦でやるからには勝ちたかった…

坂克彦監督談「強豪相手の引き分けは自信にしていい。最後に1本出なかったのだけは反省してほしい。(最下位の現状に)点は取れるようになってきたが、エラーがらみの失点が多い。急にはうまくならないので一歩一歩精進するだけ。(常総学院高時代の思い出ある土浦市営球場に戻ってきて)かつての姿とはずいぶん違うが、この球場で戦えてうれしかったし、やるからには勝ちたかった。次こそは勝ちたい」

茨城のホームゲーム次戦は25日、牛久運動公園野球場で埼玉武蔵ヒートベアーズと対戦する。

試合後、選手全員で観客を見送る

スポンサー

注目の記事

最近のコメント

最新記事

女子大生アイドルコピーダンス決定戦で日本一 筑波大学Bombs!

筑波大学のアイドルコピーダンスグループ「Bombs!(ボムズ)」が、大学対抗の女子大生アイドル日本一決定戦「UNIDOL2021 Fresh~Berry~(ユニドル2021フレッシュ・ベリー)」で1位に輝いた。12チームが出場し、6日に東京・新宿で開催された。 UNIDOLは、「ユニバーシティー(大学)アイドル」の略。今回の大会は、新チームや1年生などを中心に大会出場の経験がない大学生を出場条件とした。 Bombs!は今年加入した1年生など新メンバーをはじめ、コロナ禍で出場することができなかった昨年加入のメンバー総勢17人で挑んだ。人数が他チームよりも多かった一方、振りやフォーメーションがそろっており、一体感があった点が高得点につながった。 出場したのは、青山学院大学、早稲田大学、明治大学など、ソロで参加したチームもあった。 大会に向け、Bombs!が練習を始めたのは夏休み前の7月。パフォーマンスする曲を決めることや、各メンバーの立ち位置決め、振り付けを覚える、統一感を出すなどやることは山積みだった。 この大会でリーダーを務めた2年生のさくらさんは、練習の中で「人数がそろわなかったこと、マスクを外しての練習ができなかったこと」が大変だったと語った。「夏休み期間で免許合宿に行くメンバーや授業で忙しいメンバーがいて、17人という大人数がそろうのは大変でした。全員で練習できたのは本番前2回だけ。ダンスの大会ではなく、アイドルダンスのコピーをする大会なのでアイドルらしい表情も大切になります。そこを感染症対策のマスクのせいであまり全体では練習できなかった」

ボーイフレンドと一緒にどんぐり人形 《くずかごの唄》96

【コラム・奥井登美子】暑さと寒さの気温の差が激しい。血圧が上がったり、下がったり、気をもんでいる患者さんがやたら多い。植物の世界も、昆虫の世界も、人間の血圧と同じように、寒暖の差と雨の降り方の急激な変化についていけなくなってしまっている。 我が家の庭の木の実も、今年はチトおかしい。ギンナンはいつもの年の大きさの半分以下。アズキを少し大きくしたぐらいの大きさなので、煎って殻を割って、中の緑色の玉を指で引っ張り出せない。秋の味覚、緑色に輝く初物のギンナンを諦めざるを得なくなってしまった。ここ50年以上、ギンナンの実がこんなに小さかったのは初めての体験である。 さて、この食べられない小さなギンナンをどうすればいいか、困ってしまった。「登美子さん、いる? ドングリで人形を作ろうよ」。私の年下のボーイフレンド、晃太郎が週に1回やってくる。今年も、コロナ禍で昆虫観察会は中止になってしまったが、5歳の彼は「どんぐり山」で拾ってきたクヌギのドングリが丸くて大きいので、おもちゃ代わりにいじっていた。 雛人形やバレリーナ人形 そのうち、虫が中に入ってしまって穴の開いたドングリが気にいったらしい。その穴を口に見立て、目玉を張り付けて、ドングリ人形を作ったり、穴にひもを通して、パパとママにネックレスを作ってプレゼントしたりしているうちに、ドングリ細工にのめり込んでしまった。

救援用トロッコが車いす運ぶ TX異常時総合訓練を実施

つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新鉄道(東京都千代田区)は21日、つくばみらい市筒戸の同社総合基地でTX異常時総合訓練を行った。同社社員やつくば市消防本部、常総広域消防本部など、関係機関の職員たち約180人が参加した。総合訓練の実施は今年を含め計13回目。 訓練は、同日午後1時21分ごろ、TX秋葉原駅発つくば駅行きの下り区間快速列車がATO(自動列車運転装置)で運転中、軌道に隣接する道路で交通事故が起き、トラックから鉄骨が軌道内に落下して架線と線路を損傷した。快速列車は非常ブレーキをかけたものの、線路内に落ちた鉄骨に衝突し列車は脱線、車いす利用者を含め複数の乗客に負傷者が出たーとの想定で行われた。 乗客役の参加者たちは指示に従い、先頭車両の非常用ドアから軌道敷に下りて避難する=同 訓練では、乗務員や列車に乗り合わせた同社の社員たちが、乗客や自力で歩ける軽傷者を非常用ドアから軌道敷に下ろして、避難を誘導した。列車内にいる外国人乗客に対しては、避難を呼び掛ける日本語を英語などの外国語に翻訳する「多言語メガホン」を使って誘導した。事故現場に駆け付けた消防隊員たちが負傷者や重傷者を救出し、車いす利用客は車輪をレールに合わせた専用トロッコ「救援用搬送トロ」に乗せて運んだ。 救助活動が終了した後も、社員たちが鉄骨の撤去や切れた架線の修理、脱線した車両を線路に元通りに戻す復旧作業に取り組んだ。事故発生から約2時間で、列車は運転を再開した。

みんなが協力しての文明生活 《遊民通信》27

【コラム・田口哲郎】前略 以前から、今の生活水準を維持するのに必要な文明の利器は何だろうか?と考えていました。それは電力、水道、気密性の高い住居、空調、温水洗浄便座だと思います。電力と水道水さえあれば、たとえこの地上にたったひとり取り残されても、家にこもればなんとかなりそうです。空調と温水洗浄便座はぜいたく品でしょうが、一度使ったら空調・温水洗浄便座以前には戻れません。科学技術が人間生活を快適にしましたが、その基盤は電力と水道水が築いたものです。でも、人はたったひとりでは、どうにもなりません。 ヒストリーチャンネル制作の「人類滅亡 Life after people」という番組があります。コンセプトは人類が突然消滅した想定で、その後の都市の様子をシミュレーションするというものです。なんとも不気味な設定ですが、いろいろ考えさせられる内容でもあります。 人類消滅の翌日からさまざまな変化が起こり、自然が都市を侵食し始めます。植物がはびこり、ペットが野生化し、かつての都会は動植物王国になる。そして消滅後50年後あたりからランドマークが次々と崩壊します。たとえば、ロンドンだとビッグベンやロンドン橋が、ワシントンだとホワイトハウスが、フランスだとエッフェル塔が無残にも崩れ落ちるのです。 現実にはあり得ないことが次々に映し出され、目が離せません。最後はだいたい人類消滅後300年後の街がただの森林になってしまうという結末です。CGがリアルでまるでそこにいるような感覚になります。