木曜日, 9月 23, 2021
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常総学院、土浦日大の追い上げかわし準決勝へ【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会は22日、準々決勝4試合が2球場で行われた。土浦・つくば勢は常総学院と土浦日大が対戦し、常総が6ー5で土浦日大の追い上げをかわしベスト4に進出した。準決勝は24日、常総学院と水城、石岡一と鹿島学園が対戦する。 ノーブルホームスタジアム水戸の第1試合は、土浦日大と常総学院が対戦。常総が先行し日大が追い上げるという展開で、終盤までもつれたが6-5で常総が逃げ切った。試合を大きく左右したのは両チームの投手力だった。 常総は初回裏、日大の先発・河野智輝投手の立ち上がりを攻め立てた。先頭の鹿田優が内野ゴロで出塁し、3番 三輪の中越え二塁打で先制。6番 秋本の左中間二塁打で2点を追加。日大のエース小谷野奨大を早くも引っ張り出し、2回にも伊藤琢磨の左前打で1点を加えた。 1回裏常総学院2死一・二塁、秋本の適時打で2者が生還

「気持ち負けなければ結果付いてくる」常総学院 島田監督【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会が8日開幕する(6月23日付)。有力校はどのように夏を迎えるのか、監督に話を聞いた。第1回は茨城が誇る名門・常総学院の島田直也監督(51)だ。 常総学院は昨年夏の独自大会以降、投手コーチであった元プロ野球選手の島田氏が監督に就任し、秋季県大会で準優勝した。秋季関東大会では破竹の勢いで勝ち上がり、準優勝の末、6年ぶりに春のセンバツ出場権を獲得した。センバツでは6年ぶりの勝利を挙げ、島田監督にとっても甲子園初采配初勝利の記念すべき試合となった。センバツ以降、チームとしていかに過ごしてきたか。大会前の意気込みなども存分に語ってもらった。 チャレンジャーのつもりでやる —常総学院の組み合わせゾーンには県南地区の強豪校である霞ケ浦や土浦日大が入り激戦ゾーンといわれています。組み合わせをみて島田監督の所感をお聞かせください。 島田 相手はどこでも一緒だと思っているので、ただ自分たちの力を出せば頂点までいけるんじゃないかとは思っています。厳しいゾーンではありますが、うちは1試合1試合チャレンジャーのつもりでやるだけです。 ーセンバツのお話をお聞きしたいと思います。センバツは1回戦のタイブレークを制して敦賀気比に勝ち6年振りの甲子園勝利ということで、県内の高校野球ファンに大変明るいニュースを届けていただきました。島田監督にとっても甲子園初采配初勝利ということで、記念の試合になったと思います。次戦では中京大中京の好投手・畔柳亨丞投手を打ち崩すことができませんでした。センバツの総括をお聞かせください。

つなぐ打撃で常総学院、春制覇 高校野球県大会

第73回春季関東地区高等学校野球茨城県大会の決勝が6日、土浦市川口のJ:COMスタジアム土浦で開催。常総学院が18-6と常磐大を圧倒して優勝した。島田直也監督にとって、初のタイトル獲得となった。 常総学院は1回、4番・田邊広大の中前適時打を皮切りに、打者13人の猛攻で8点を先制し、上々の立ち上がり。2回表には先発・秋本璃空が4被安打と2四球で4点を失うがダブルプレーで切り抜け、その裏には9番・中村蒼の中越え三塁打で2点を加えた。 2回表、1死満塁のピンチをダブルプレーで切り抜ける(撮影/高橋浩一) 「先制して気を抜いてしまうのがうちの悪いところ。点差があっても関係ない、つないでいこうと活を入れた」と島田監督。秋本は選抜大会の反省から制球に磨きをかけたが、この日は体調の不安もありストレートが決まらない。3、4回は変化球主体の投球で打たせて取り、5回途中から2番手の石川大翔にマウンドを引き継いだ。

常総学院、センバツ出場決める 5年ぶり10度目

【伊達康】第93回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が29日、大阪市の毎日新聞社大阪本社でオンラインで開かれ、関東・東京地区から土浦市の常総学院が選ばれた。5年ぶり10度目の出場。組み合わせ抽選会は2月23日。大会は3月19日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。 常総学院は昨秋の関東大会で準優勝し、選出は確実視されていた。午後3時45分過ぎに朗報がもたらされると、島田直也監督(50)は「関東代表として気を引き締めてこれからも練習していきたい」と目尻にしわを寄せながら満面の笑みで語った。 主将の田邊広大は「(センバツ出場は)『当確』として練習してきた。正式に決まったということで、素直にうれしい。今日からまた全員で頑張りたい。自分たちが出来る最高のプレーをしたい」と意気込みを語った。 センバツ出場の報を受け取った坂田英一校長=土浦市中村西根、常総学院高 常総学院は昨秋の県大会で鹿島学園に競り負け準優勝となったが、関東大会では1回戦で前橋商(群馬2位)に9-0で7回コールド勝ち。準々決勝は優勝候補と目された木更津総合(千葉1位)を終盤に突き放して9-1と快勝すると、準決勝で東海大甲府(山梨1位)を10-0の6回コールドで退けた。 決勝は連覇を狙う健大高崎(群馬1位)に8回までリードを奪ったが2本のホームランを浴びて延長11回の激闘の末に7-9で敗れ準優勝。圧倒的な強打と高い投手力ががっちりかみ合って関東4枠に入ったことから選抜大会出場が確実視されていた。

【追悼】取手二、常総学院で甲子園V3 名将・木内幸男さん

【伊達康】高校野球の監督として取手二高で夏1度、常総学院で春1度・夏1度の甲子園優勝を飾った名将・木内幸男さんが24日午後7時ごろ、肺がんのため取手市内の病院で亡くなった。89歳だった。 甲子園では取手二高で春2回、夏4回の出場で8勝5敗(優勝1回)、1984年秋に常総学院に移ってからは春5回、夏11回の出場で32勝14敗(優勝2回・準優勝2回)と歴代7位の通算40勝を挙げた。なお、異なる2校を甲子園優勝に導いた監督は、原貢さん(三池工、東海大相模)、上甲正典さん(宇和島東、済美)、木内さんの3人しかいない。いずれも故人となった。 今でも伝説のように語り継がれるのは1984年に取手二高を率いて県勢初の甲子園優勝に導いた決勝戦だ。当時最強といわれた桑田真澄、清原和博を擁したPL学園に、決勝戦で延長戦の末8対4で勝利。甲子園で躍動するスカイブルーのユニフォームに全国の高校野球ファンが魅了され、勝利監督インタビューのユニークな受け答えと相まって木内幸男の名前は瞬く間に全国区となった。その後、常総学院を全国区の名門校に育て上げた手腕はいわずと知れたところである。 これほどの名将でありながら、初めて甲子園で指揮を執ったのが46歳のときだというから驚きだ。取手二高の監督に就任して20年後にようやくつかんだ甲子園であった。そこから80歳の常総学院第2期木内政権の終了まで34年もの間、甲子園での勝ち星を積み重ねていった。 常総学院はここ3年間、甲子園から遠ざかっていたが、元プロの島田直也新監督のもと先日の関東大会で準優勝、来年春のセンバツ出場を確実とした。木内さんも久しぶりの出場を楽しみにしていただろう。また、25日東京ドームで行われた都市対抗野球では、常総学院時代の1年夏まで木内さんの教えを受けた飯田晴海投手(日本製鉄鹿島)が先発登板した。惜しくも3回で降板となったが、マウンドに歩み寄り交代を告げたのは取手二高V戦士・中島彰一監督であった。さらにプロの世界では仁志敏久が今秋から横浜DeNAベイスターズの2軍監督に就任。金子誠が日本ハム一軍野手総合コーチを務める。木内チルドレンが今もなお指導者や選手として野球界を賑わせている。 最後にご本人から伺ったエピソードを一つ紹介したい。「土浦市営球場(現・J:COMスタジアム土浦)で第1号ホームランを打ったのは俺なんだかんな」と木内さん。もう60年以上前のことで本人の証言以外に証明できるものはないが、きっとそうであって欲しい。

常総学院出の鈴木投手(法大)ロッテ1位指名 プロ野球ドラフト会議

【崎山勝功】プロ野球ドラフト会議が26日、東京都内で開かれ、12球団で支配下指名74人、育成49人の合計123人が指名された。千葉ロッテが1位で常総学院出身で法政大学の鈴木昭汰投手(22)=土浦市出身=を指名し交渉権を獲得するなどした。 鈴木投手は、身長175センチ、体重80キロ、左投げ左打ち。土浦四中では土浦霞ケ浦ボーイズに所属し、全国大会準優勝。常総学院高では1年春からベンチ入り、甲子園には3回出場し、2年春と3年夏は8強。法大では3年春にリーグ初勝利を挙げた。最速152キロのストレートを投げる力量を持ち、球団担当者は「1年目から先発ローテーションに入り、二ケタ勝利が期待できる」とのコメントを出した。 小沼健太投手(茨城アストロプラネッツ提供) ロッテからは育成枠2巡目でBCリーグ茨城アストロプラネッツ(茨城AP、本部ひたちなか市)の小沼健太選手(22)が指名された。小沼選手は千葉県出身、身長189センチ、体重86キロ、右投げ右打ち。 筑波大・奈良木投手は巨人育成枠9巡目で

常総学院、3連覇ならず 秋季高校野球県大会

【高橋浩一】第73回秋季関東高校野球県大会決勝が4日、ひたちなか市民球場で行われ、鹿島学園が常総学院を4-3で下し初優勝を果たした。鹿島は延長11回、船田流斗が左中間にサヨナラ2ベースを放ち試合を決めた。 (延長11回)【常】齊藤、大川、秋本 - 田邊 【鹿】薮野 - 高久 常総は今年7月、島田直也監督が就任し、3連覇を目指したが成らなかった。ただし決勝に進出したことから、関東大会出場は決まっている。 決勝で常総は3点を追う3回、相手エラーを足掛かりに攻め、満塁とした。4番青木良弘がセンターへ2点タイムリーを放ち、2-3と1点差に迫った。7回には2死から3連打で3-3の同点とした。

【高校野球代替大会】常総 佐々木監督に聞く4 伝説のヒーローが好影響

【伊達康】県の高校野球代替大会が11日から始まる。優勝候補筆頭、常総学院の佐々木力監督にインタビューした4回目は、ノッカーの心得やスカウティングについて聞いた。 島田直也さんがコーチに ー今年からOBで元プロの島田直也さん(日本ハム、横浜などで活躍)が投手コーチとして加わりました。島田さんが加わったことはチームにどのような影響を与えたでしょうか。 佐々木 やはりプロで活躍してあれだけの成績を残した投手なので選手の信頼が厚いと言いますか、私には言いづらいことでも島田君には話したりしているようです。 私が野手出身なので、投手目線で指摘してもらったりあらゆる面でプラスになっています。取手二高でいうとエースの石田文樹(横浜で活躍、がんにより41歳で死去)が伝説のヒーロー扱いされるんですけれども、常総学院では島田君が石田みたいな伝説のヒーローなので(笑)。その辺は子どもたちも分かっていて、目を輝かせながら会話しています。

【高校野球代替大会】常総 佐々木監督に聞く3 「3年生主体で勝ちにいく」

【伊達康】県の高校野球代替大会が11日から始まる。優勝候補筆頭、常総学院の佐々木力監督にインタビューした3回目、大会に向けた意気込みなどを聞いた。 ーいよいよ11日から代替大会が始まります。常総学院はシードのため初戦の相手は18日に取手二と取手松陽の勝者と決まりました。今大会をチームとしてどのように位置付け戦うのか、大会に向けての意気込みを教えてください。 佐々木 3年生は全員ベンチ入りします。大学に行って野球を続けたくても、一度も公式戦で登録されていない場合は高校での実績がないため大学から評価してもらえません。 今回は代替大会ではありますが、それを県大会として位置付けて評価してくれる大学さんもあるので、大学で野球をやるかどうかに関わらず、今までの公式戦で一度も登録されていなかった選手を背番号一桁から登録し、優先的に出場させます。 その後の背番号には県大会や関東大会で登録されたことがある3年生が並びます。40番まで背番号を作ったので残った番号には下級生が待機し、ゲームの状況によって出られるようにします。地区予選はこのような布陣で臨みます。 3回戦(県大会)以降は3年生優先のフルメンバーで背番号を与えたいと考えています。18日は大学進学のために有利なGTEC(英語4技能検)という検定試験の日程と重なっており出場できない選手が何人かいます。通常ですと野球の方が優先なのですが、今年は野球だけで大学に行けるかというと難しくなりそうですから必要な子には受けさせます。その選手のためにも初戦は絶対に落とせません。

【高校野球代替大会】常総 佐々木監督に聞く2 バッティング感覚にズレ

【伊達康】県高校野球代替大会が11日から始まる。優勝候補筆頭、常総学院の佐々木力監督にインタビューした。2回目はチームの状態について聞いた。 ー現在のチーム状況について伺います。空白期間の影響でバッティング感覚のズレが生じているとのことでしたが、練習試合でもあまり快音は出ていないのでしょうか。 佐々木 もともと今年は守備中心の投手力のチームだったので、冬場にどれだけ打ち込んだりトレーニングをしたり、また春先から生きたボールを打って打線を上げていくかというのが夏へ向けてのテーマだったんですけれども、それができませんでした。 その分、今まさに巻き返しをかけているのですが、感覚が戻ってきている子と戻ってこない子がいる。打順を入れ替えながら、また新戦力も見極めながら夏の代替大会のメンバーを組んでいこうと思います。 ー秋は飯田徹選手が4番を打っていましたが、飯田選手も調子を落としていますか。 佐々木 飯田もちょっとズレがあります。本来、気持ちがぶれるような子ではないのですが、春の大会がないとか、夏の甲子園がないとか、そういうショックを引っ張っていたような感じがします。

【高校野球代替大会】常総 佐々木監督に聞く1 「気持ちの整理つかない」

【伊達康】いまいましい感染症の流行が世界のスポーツシーンを激変させた。高校野球においてはセンバツ甲子園だけでなく夏の甲子園までもが中止となり,その前段の地方大会も中止となった。 時を刻めない、区切りが付かない、最後の夏を奪われた球児たちの救済策として、県高野連は独自の代替大会の開催を決定した。 大会の名称は「2020年夏季茨城県高等学校野球大会」。今月11日から始まる大会は茨城の夏の頂点を決めるチャンピオンシップである。交流戦のような形を取って終わりにする他県高野連もある中で、選手に寄り添った茨城県高野連の英断にはとびきりの賛辞を送り敬意を表したい。 大会は原則無観客だが、野球部員1人に付き保護者2人まで入場できる。また登録人数に制限はなく野球部員は全員が出場可能とする柔軟な方針が示された。 コロナ禍を経て、最後の夏とどのように向き合うのか、代替大会を間近に控えた有力校の監督に話を聞いた。 春季大会中止、全体練習禁止

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つくば市が1位 2020観光客数 コロナ禍響き県内4割減

茨城県観光物産課は2020年の観光動態調査結果を発表した。市町村別では、272万9000人の入込客数(延べ人数)があったつくば市が県内1位となった。3位だった19年の425万9000人から減少したものの、コロナ禍の影響は、大洗町やひたちなか市の海水浴場、ひたち海浜公園などでより顕著な入込客数の減少となって表れた。 県全体の20年(1~12月)の観光入込客数は3854万4000人で、前年と比べ40.2%減った。観光消費額は2101億円で15.5%減となった。 減少した主な観光地は、国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)103万人減、茨城空港(小美玉市)80万人減、イベントでは水郷潮来あやめまつり(潮来市、開催中止)が72万人減、土浦全国花火競技大会(土浦市、中止)が65万人減。 市町村別の入込客数は、2位が大洗町(昨年1位)で271万5000人、3位は阿見町(同6位)の265万3000人、4位は笠間市(同5位)の262万6000人、5位はひたちなか市(同2位)の198万4000人だった。3ランクアップの阿見町はアウトレットモールの集客が大きい 1人当たりの観光消費額は、宿泊が2万3617円(19年は2万5023円)、日帰りは3763円(同3559円)だった。利用交通手段は圧倒的に自家用車が多く全体の84.8%を占めた。(山崎実)

コロナの次は格差解消だ 《ひょうたんの眼》41

【コラム・高橋恵一】9月15日現在の65歳以上の高齢者人口の推計値が発表され、総人口に占める割合は、29.1%とされた。2位のイタリア(23.6%)、3位のポルトガル(23.1%)を大きく引き離して「金メダル」だ。人類の悲願である長寿のおかげなのだが、どうも世間の雰囲気はマイナーなイメージで捉えているようだ。 首相の引退や総選挙を控えて、コロナ対策からこれからの日本のあり方が議論されている。コロナ禍は、世界中に経済社会の課題を突き付けたが、単にコロナ感染流行の前に戻ればよいというわけではなかろう。コロナ禍で露呈した課題は、感染症対策のお粗末さだけでなく、社会生活のあり方、会社・職場でのあり方、学校生活のあり方、病院や施設のあり方も問われた。 しかも、それぞれの分野での雇用・賃金の格差、休業や休暇制度の格差、非正規雇用など、社会の弱い分野に顕著に現れた。しかも、面倒なことに、地球温暖化やプラスチックごみよる膨大な海洋汚染、国際社会が求めるSDGs、巨大地震や豪雨洪水への備えなど、後回しにできない課題が山積みなのだ。 人間は、どうしても未来に希望を持ちたいので、足元のコロナ禍の見通しも対策も不十分なまま、コロナ後の施策がにぎやかである。 超々高齢社会の社会保障費割合の縮減、デジタル化の推進による経済活力の拡大、規制改革の推進など、華々しく経済再生復興策が提唱されるのだろう。マイナンバーカードの100%保有、キャシュレス決済の推進、ワクチン接種証明のスマホ利用などなど、IT技術を最大限に取り込んだ諸改革が進められようとしているのだ。 日本経済の最弱点は個人消費の弱さ

秋最大のごちそう 新米 《県南の食生活》29

【コラム・古家晴美】ようやく猛暑の盛りを過ぎ、実りの季節が到来する。採れたての栗や落花生を目にされた方も多いだろう。今回は秋最大のごちそう、新米を取り上げてみたい。 現在、米といえば新潟県や北海道、秋田県を思い浮かべるが、令和2年の水陸稲収穫量を見ると、茨城県は全国7位で、堂々ベストテン入りしている。県南地域でファンが多い地域ブランド米と言えば、「北条米」だろう。 筑波山麓の桜川沿いに広がる平野には、筑波山の岩石のミネラル分をたっぷり含んだ水も注ぎ込んでいる。つくば市北条、筑波、田井、小田の4地域で生産されているこの米は、適度な粘りと甘み、冷めても照り輝きと旨(うま)味が失われないことから、最上ランキング特Aと評されるのもうなずける。 この地域の明治時代の記録によれば、米は農業産出額の7割以上を占めていた。そして、様々な野菜、果物、畜産が生産経営されている現在でも、つくば市の農業産出額を見ると、2位の野菜を大きく引き離し、米が1位に輝いている。立派な米どころだと言える。(令和元年市町村別農業産出額=推計=) 生産者に敬意を表していただく ところで、この時期、何段階かで収穫の労をねぎらうご馳走が作られてきた。稲刈り開始にあたり、赤飯や混ぜご飯を食べる(土浦市、つくば市、麻生町)。また、稲刈り完了を祝うのに、赤飯やぼたもちを作り、神棚や仏壇に供え、手伝ってもらった家には重箱に詰めて配る(土浦市、つくば市、牛久市、麻生町)。あるいは、新米で油揚げ、人参、かんぴょうが入ったカリアゲメシを炊き、神棚、仏壇、オカマサマに供えた(つくば市)。

つくば駅周辺 商業地、住宅地とも7年連続県内1位 21年地価調査

茨城県は21日、2021年の地価調査結果を発表した。県内で最も地価が高かったのは商業地、住宅地いずれもつくば市吾妻のつくば駅周辺で、7年連続1位となった。商業地は上位5位のうち2地点をつくば市内、住宅地は4地点をつくば市内が占めた。 つくば市(調査地点46地点)全体では、全用途平均変動率は前年より0.8%上昇し、0.1%下落となった前年から上昇に転じた。0.8%上昇は、守谷市と並んで県内で最も高い上昇率となる。 市全体の平均価格は1平方メートル当たり8万900円で、前年同様、守谷市に次いで県内で2番目に高い価格となった。 用途別では商業地(7地点)の平均価格は16万9400円で、2.9%上昇(前年は1.2%上昇)、住宅地(36地点)の平均価格は6万8900円で、平均変動率は0.3%上昇(20年は0.3%下落)した。工業地(2地点)は2万2600円で2.8%上昇(同0.7%上昇)した。 順位はいずれも昨年と同じ。1位は7年連続 商業地は調査地点7地点のうち6地点で地価が上昇した。上昇地点について県は、TX研究学園駅及びつくば駅から徒歩圏内の商業地域に位置しており、研究学園駅から徒歩圏内は、宅地分譲が進展し、背後住宅地の人口が増加していることに加え、新規店舗の立地が見られ、繁華性、集客力が向上していることから土地需要が高まっているとしている。つくば駅から徒歩圏内については、クレオに商業施設がオープンしたほか、駅近隣エリアにマンションが建設中で、背後住宅地人口の増加、繁華性や集客力の向上が見込めることから土地需要の高まりが続いていると分析している。