水曜日, 7月 28, 2021
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フックン船長、野口宇宙飛行士とつくばに帰還

宇宙飛行士の野口聡一さん(56)と共に昨年11月から今年5月まで半年間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在したつくば市のイメージキャラクター「フックン船長」のぬいぐるみが20日、つくば市に帰還した。 野口さんがつくば市役所を訪れ、宇宙で撮影された写真やNASA(米航空宇宙局)の公式飛行証明書などと共に、五十嵐立青市長に返還した。 フックン船長は、市民が書いた応援メッセージ約100点が印刷されたマントを背中に付けて昨年、地球を出発した。ISS船内では野口さんの寝室に置かれ、半年間一緒に過ごしたという。 野口さんは「つくば市の皆さんに直接あいさつできてうれしい」と語り、「仲間のクルーに(フックン船長と一緒の)写真撮影を手伝ってもらった。つくばはJAXAがあり海外のクルーにとっても馴染みが深い」などと話した。 野口さんはこれまで計3回、宇宙に行きISSに滞在した。2005年には米国のスペースシャトル「ディスカバリー号」、2009年はロシアのソユーズ宇宙船、3回目の昨年は民間企業のクルードラゴンで宇宙に行くなど、異なる手段を用いた。 今後について「時代の変化で宇宙への移動手段は、国主導から民間企業など新しいプレーヤーが急激に伸びている。それぞれのイノベーションとモチベーションで挑戦する時代がやってきた」と話し、自身の今後についても「自分で年齢に制限を付けずに、自分に何ができるか、今後も挑戦したい」とし、さまざまな移動手段による4度目、5度目の宇宙に意欲を見せた。

つくばの小学生20人 「きぼう」の星出宇宙飛行士とライブ授業

七夕前夜の6日夕、つくばスタートアップパーク(つくば市吾妻)に宇宙大好きの小学生が集まった。国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に滞在する宇宙飛行士、星出彰彦さんと結んで宇宙実験などで交信するライブ授業が行われた。 集まったのは同市内の小学校4年から6年の20人。かばんから「GIGA(ギガ)端末」と呼ばれるコンピューターを取り出し、それぞれがWi-Fiに接続し、オンラインミーティングのZoomを立ち上げ、QRコードを読み取ってYouTube(ユーチューブ)で中継される星出宇宙飛行士によるレクチャーを受けた。同市では今年度から、小中学校の児童・生徒に1人1台のコンピューターを配備する文科省の「GIGA(ギガ)スクール構想」が本格的に始まった。持ち帰りできるパソコン「GIGA端末」を校外に持ち出しての教育活動も展開されており、今回は市主催のGIGAスクール特別講座として、応募者から抽選で20人が選ばれて宇宙からのライブ授業に臨んだ。「きぼう」と結んだ宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターには油井亀美也宇宙飛行士がスタンバイ、質問や注文を仲介する形で、特に無重力空間での食事について学習した。「宇宙では水の形はどうなるか」「コーヒーとミルクはどのように混ざるのか?」など事前に寄せられた質問に答える形で実験が行われた。その模様はZoomを通じ、オンライン配信された。小学生らは事前の回答で、多くが水の形は球形になると予想。星出さんが特殊な容器に入った水をストロー口から吸い出すと、見事な球形になるのが確認された。その表面に星出さんが写り込むライブならではの画像もとらえられた。ライブ中継に前後して、会場ではつくばで活躍する宇宙研究者、フライトディレクター、宇宙スタートアップの経営者をゲストにトークショーも開催。最新の研究、ビジネスの動向や宇宙に興味を持ったきっかけなどが話され、児童たちは熱心にメモをとるなど聞き入った。市立竹園西小6年生の志村淳之介君は、水が球形で浮いているとすると飲み込むとき気管に入ったりしないか、と質問。JAXAフライトディレクターの中野優里香さんから「大丈夫、飲み込めているようだけど、大変いい質問」と返事をもらった。志村君は「宇宙に行くときは模型を持っていって実験します」と意欲的だった。(相澤冬樹) 鋭い質問も飛び出したトークショー=同

《食う寝る宇宙》73 宇宙に行きたい人、注目!

【コラム・玉置晋】文部科学大臣が10月23日の記者会見で、JAXAが13年ぶりに宇宙飛行士を募集すると発表しました。僕の周りにも宇宙飛行士を目指す若手が何人かいて、ちょっとざわついています。2021年秋ごろをめどに募集を行い、その後は5年に1度のペースで継続して募集するとのことです。今後の恒久的な月開発を視野に入れた動きでしょうね。 まだ募集要項は出ていないので、前回の募集要項を参考にすると、(1)日本国籍を有すること(2)大学(自然科学系)卒業以上であること(3)自然科学系分野における3年以上の実務経験(4)宇宙飛行士としての訓練活動、宇宙飛行活動に柔軟に対応できる能力を有すること(5)訓練時に必要な泳力(水着及び着衣で75メートル泳げること、10分間立ち泳ぎが可能であること)(6)円滑な意思疎通が図れる英語能力を有すること(7)宇宙飛行士活動に適応できる医学的・心理的特性を有すること(8)日本人宇宙飛行士としてふさわしい教養等を有すること(9)10年以上JAXAに勤務かつ長期間海外勤務が可能なこと(11)所属機関の推薦が得られること―。 具体的には:JAXAホームページを参考にしてください。 10年以上前の要項なので、現在とは求められる能力は変わってくると思います。今後、どんな募集要項が出てくるか楽しみです。でも、(5)の泳げること―というのは、地球帰還時や緊急時の脱出の際、海上で待機する可能性もあるので、間違いなく残るでしょうが、僕は子供のころから泳ぎが苦手でねえ。宇宙飛行士を目指す子供たちは、しっかり泳げる練習をしておいてください。 ハロウィン・イベントにざわつく心 11月になりました。先月、我が家では調子にのって、ハロウィン柄の使い捨てマスクを1箱購入したのですが、ハロウィンが終わったにもかかわらず、数十枚、使わずに残ってしまいしました。

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にんにく祭りとニンニク 《県南の食生活》27

【コラム・古家晴美】一の矢神社(つくば市玉取)の祇園祭(ぎおんさい)は、旧暦6月7日(今年は7月16日)に開催され、茨城県内の祇園祭の皮切りとされている。「にんにく祭り」としても有名だ。その後、順次、他の八坂神社が祭礼を執り行う。鉾田町には、全戸が参加する一の矢講を編成し、玉取まで参拝に来ていた地区もあったと言う。 潮来市や行方市でも「一の矢の天神様の祭り」として、うどんや餅を作って食べた地域があり、広い地域で知られた祭りであった。では、どうして「にんにく祭り」なのか。諸説あるが、ご祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)が朝鮮から持ち帰ったニンニクを用い、江戸時代に流行した疫病退治のために、戸口につるしたことが始まりと言う。 実際には、遣隋使か遣唐使がもたらしたものと推測されている。『万葉集』には、醤酢(ひしおす)とともにニンニクをついてタイを食べたい、という歌がある。『医心方』には、かっけ、風邪、虫刺されに効く、と書かれている。『源氏物語』の「帚木(ははきぎ)」には、風邪のために薬草(ニンニク)を煎じて飲んだ、とある。 禅宗の山門には「不許葷辛酒肉入山門」とあるが、滋養強壮作用があることから、修行の妨げになるということで、葷食(くんしょく=ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、タマネギ)を禁じた。 また、室町から江戸時代にかけては、獣肉の調理や臭い消しに、すりおろしたニンニクが使用された。江戸から昭和にかけて、へき村では、節分の鬼やらいで、とげのある柊(ヒイラギ)、臭気があるイワシの頭とともに、さらに匂いが強いニンニクを門に挿しかける風習もあった。 また、コレラなどの悪疫の流行時に、児童にニンニク入りのお守りを持たせて、悪疫を防いだ。このほか、ニンニクは、腹痛、下痢、風邪の予防と治療に用いられた。

つくば、土浦市などに再び時短営業要請 感染拡大市町村に16市町

県南地域などで新型コロナウイルスの感染が再び拡大傾向にあるとして、茨城県は27日、つくば市や土浦市など16市町を、再び感染拡大市町村に指定すると発表した。期間は30日から8月12日までの2週間。対象市町のすべての飲食店に再び午後8時までの時短営業などが要請される。 県南、県西、鹿行地域を中心に県全体で、陽性者数が前の週と比べ163%増えているほか、経路不明者が178%増加しているなどから、県独自のコロナ対策判断指標を1段階強化し、「感染が拡大している状態」のステージ3に引き上げる。東京など1都3県で感染が急拡大していること、お盆休み前後に遠出や会食の機会が増えることが懸念されることなども考慮した。 この1週間の新規感染者を年齢別にみると、20~30代が44%と最も多く、40~50代が32%、20代未満が15%に対して、ワクチンを接種した割合が比較的高い60代は5%、70歳以上は4%となっている。24日現在の年齢別の入院患者は、40~50代が最も多く47%、次いで60代が15%、20~30代と70歳以上がいずれも14%、20歳未満が9%。 つくば、土浦両市はステージⅣ相当 その上で、この1週間の人口1万人当たりの新規陽性者数が1.5人以上の16市町を感染拡大市町村に指定する。この1週間の新規感染者数はつくば市が県内で最も多い84人、土浦市が42人。人口1万人当たりに換算すると、つくば市が3.38人、土浦市が3.05人で、両市とも国の指標で「爆発的な感染拡大が起き、医療提供体制が機能不全に陥ることを避けるための対策が必要」なステージⅣに相当する感染者数になっている。感染拡大が続く場合、期間が延長されることもあり得る。 感染拡大市町村は、すべての飲食店を対象に午後8時から午前5時までの営業自粛のほか、酒類の提供は午後7時までとすることを要請する。協力金として、中小企業の場合、1店舗当たり売上高に応じて1日2万5000円~7万5000円を支給する。今回は大企業に対しても協力金を支給するするほか、申請受付を早め、8月早期に開始する。

五輪スイス選手団「サポートに感謝」 つくば事前キャンプ

開催中の東京オリンピック出場のため、つくば市で事前キャンプを行っているスイス選手団は27日、市、筑波大学と共同でオンライン記者会見を開いた。選手たちは「市民との実際の接点は少ないが、すべての方に感謝を感じている」と語った。 選手団からは、事前キャンプ責任者ピーター・ハ―スさん、陸上競技チームリーダーのフィリップ・バンディさん、女子棒高跳びのアンジェリカ・モーザー選手、男子5000メートルのヨナス・ラエス選手が出席した。 ハ―スさんは、つくば市での事前キャンプについて「市民の皆さま、筑波大学、つくば市、滞在先のホテル、すべての人たちに多大なる感謝を伝えたい。素晴らしい環境のもとで事前キャンプを行うことが出来ている。感染対策も万全」と述べた。市の環境については「静かでクールな街だという印象を持った。どこかスイスを感じさせる環境で、安全に練習をすることが出来ている」という。 モーザー選手は「市民との接点がないのは悲しいが、世話役の皆さんがとても親切にフレンドリーに接してくれている。筑波大の練習場においても、接遇役の方たちがサポートのために見守ってくれている」と感謝した。 スイスチームの練習風景=筑波大学(つくば市提供)

ひとり親の就労支援を強化 茨城労働局 全市町村に臨時相談窓口

厚労省茨城労働局は8月2日から31日の間、県内全44市町村に、ひとり親の就労支援を強化する、ハローワーク臨時相談窓口を設置する。出張相談による「ひとり親全力サポートキャンペーン」を実施する。 児童扶養手当受給中のひとり親が、市町村に「現況届」を提出する8月の時期に合わせて、2015年度から開設している。当初は県内19市のみだったが、2018年度からは全市町村で行うようになった。昨年度は新型コロナ感染拡大防止のため中止した。 臨時相談窓口ではハローワーク職員が、「現況届」提出に訪れたひとり親から職業相談を受けたり、職業紹介や求人情報の提供などをして、ひとり親の生活支援をバックアップする。 具体例としては、本人と中学生の子供、母親の3人暮らしで、コンビニ店員のパートとして週30時間働いていた。月収は10万円程度だったことから、子供の進学を見据え、キャンペーンを知り相談した。ハローワークの相談員と、フルタイム勤務を軸に就職先を一緒に探した結果、フルタイム契約社員の工場内梱包作業に応募し、採用され、給与も18万円になり、母親も安心した―などの成果があるという。 茨城労働局は「臨時相談窓口での相談をきっかけに、相談に応じる個別担当者を決め、プライバシーに配慮しながら、個々のニーズに応じたきめ細かな就労支援を受けることができる」とメリットを強調し、積極的な利活用を呼び掛けている。(山崎実) ▼臨時相談窓口設置日は次の通り・土浦市=8月13日(金)、土浦市役所1階相談室・つくば市=8月24日(火)、つくば市役所2階会議室開設時間はいずれも午前9時30分~午後3時(正午から午後1時は除く)