木曜日, 12月 8, 2022
タグ 喫茶店

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地域おこしをみんなの力で【北条宿でコーヒーブレイク】4

つくば市北条の街道沿いにある「北条ふれあい館」は大正末期に建てられた店蔵。2000年まで田村呉服店として現役で商売を営んでいた。現在は北条街づくり振興会が観光案内と無料休憩所をこの場に開設し週末に運営されている。 それは喫茶店なのか?と思うかもしれない。しかし訪れた人々へのもてなしでお茶やコーヒーを振る舞ってくれる。さらに北条米を練り込んだアイス「北条米スクリーム」を買い求めることができる。ここはもう番外でもかまわないので加えてしまおう。 旧呉服店を地域の情報発信地に 「街道筋に発展した町は、江戸時代から続く商業の集積地で、昭和30年代がにぎわいのピークでしたね。確かに、喫茶店というものはここには無かったように記憶しています。なぜと問われたこともなかったけれど、なぜでしょうねえ」 振興会の会長を務める坂入英幸さんは、ふれあい館の近所で眼鏡・時計店を営む北条っ子だ。筑波研究学園都市の概成と市町村合併に伴う地域格差の顕在化、地元の少子高齢化など、地域を取り巻く問題は喫緊と言われながらドラスティックな解決策を見出せないまま現在に至る。 手をこまねいてはいられないと、市商工会の枠組みを超えて地元有志が集まり、町おこし活動を始めた。2007年度に始まり、茨城県のがんばる商店街支援事業にも採択され、北条の商店主だけでなく地域住民や筑波大生にも協力を求め、120人の会員で振興会が立ち上げられた。

以前は新聞販売店【北条宿でコーヒーブレイク】3

今年5月、北条大池の入り口に新しいカフェが登場した。カフェとお食事の店「モンステラ」。いつの間にこんな店がと記憶を巡らせたら、店舗は以前、新聞販売店だった場所だ。 店内はテーブル席と窓際カウンター席のしつらえとなっているが、この広いスペースに所狭しと新聞紙が積み上げられ、仕分けされた新聞を配達する送り出しが深夜に行われていた。 かつて新聞販売店だった店舗をカフェに 「うちは北条を中心に3300軒ほどの新聞購読者に支えられていました。時代の趨勢(すうせい)で行く末に希望を持てなかったし、何より3人の息子のうち、経営者だった長男(植松新聞店社長の崇さん)に突然先立たれて、販売店をたたむことになったんです」 モンステラの代表、植松惠子さん(75)は、2020年に新聞販売店を閉じたが、2人の息子から励まされ、店舗を活用する考えを巡らせていった。

旧郵便局舎と巡り合う【北条宿でコーヒーブレイク】2

つくば市北条は、正しくは宿場町ではない。農村の様々ななりわいが集積した在郷町(ざいごうまち)と称するのがふさわしい。街道(県道138号石岡つくば線)に面して発展した歴史を持つ街並みには、いくつかの登録有形文化財指定を受けた近代建築が残る。 旧常陸北条郵便局もそのひとつ。切妻造妻入と切妻屋根のポーチを持つ、洋風外観でありながら和風建築との融合を果たした局舎と住宅だ。 登録文化財の旧郵便局舎が利活用される店舗 1933年に建てられ、1962年まで使われていたこの建物は、2008年に喫茶店として蘇った。その名も「カフェ ポステン」。スウェーデンの言葉で郵便局を意味する。 思い付きだったコーヒー修行

パイオニアは元養護教員【北条宿でコーヒーブレイク】1

つくば市内にいくつもある喫茶店は、老舗から新鋭まで様々な展開を見せている。古民家を活用した店もあり、研究学園地区の外側に店を構える例も増えている。 その中で、行政のくくりでいう筑波地区の「北条宿」(宿=しゅく=は街道の拠点となったところ。本稿ではあえてこの呼称を使う)には、この手の業種が存在しなかった。 補足するなら過去には存在しなかったといった方が適当だ。少なくとも地域の人々は「スナックはあったかもしれないが、喫茶店は聞いたことがない」「そもそもお茶は家で飲むもんだ」と答える。 2022年、現実には3件の喫茶店が存在する。喫茶店やカフェという業種が、いつの間にか北条の町なかに定着したことは、実は新鮮な風景なのだ。北条宿においてコーヒーを飲むことのできる喫茶店を訪ね歩く。 サイフォン式に憧れて

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TX県内延伸に賛成?反対?【県議選’22つくば候補者アンケート】3

県議選候補者アンケート最終回は、つくばエクスプレス(TX)県内延伸構想の是非と、旧統一教会と接点をもったことはあるかについて、つくば市区の立候補者8人に聞いた。 TX東京延伸については11月25日、東京都が「都心部・臨海地域地下鉄構想」の事業計画案を発表。まず臨海地下鉄を単独で整備し、将来的に、TX東京延伸(秋葉原-東京)との接続や、羽田空港との接続を今後検討すると発表したばかり。 一方、県内延伸をめぐっては、県が今年度、初めて調査費を計上し、今年度中に①筑波山方面②水戸方面③茨城空港方面④土浦駅方面-の4方面案の中から1本に絞り込むと発表し、県内各地で誘致合戦が繰り広げられた。延伸に必要な事業費、需要予測、費用対効果も調査が行われている。一方つくば市は東京延伸を優先するとし、県内延伸の誘致合戦には加わらなかった。 NEWSつくばは告示前、8候補者に対し「TX県内延伸ルートを絞り込む調査費を県が計上し、県内延伸を求める運動がつくば市以外で盛り上がっています。県内延伸計画に賛成ですか、反対ですか」と質問した。賛成、反対、どちらでもないの3つのいずれかに〇を付けてもらい、50字程度で理由を書いてもらった。 各候補者の回答は以下の通り。 ▽佐々木里加氏 賛成「県内延伸には反対しないが、土浦ではなく、本来はつくばエクスプレスの名の通り筑波山を経由し県庁のある水戸へ、あるいは空の玄関茨城空港を経由し水戸へ伸ばすべき」

筑波山が初冠雪

筑波山頂に6日朝、この冬初めて雪が降り、初冠雪となった。標高877メートルの山頂付近は午前中、雲に覆われたが、雲が薄くなったところは、雪が薄く積もっているのが麓からも見えた。 山麓の住民によると、平均的な初冠雪は12月中旬頃で、例年より少し早い初冠雪となる。 昨晩、南岸低気圧が通過、冷たい空気が大陸から流れ込み、気温が低い山頂は雪になったとみられる。この気圧配置は関東地方に雪を降らす典型的なパターンだ。 つくば市館野の6日の最低気温は11月下旬並みの3.1度。筑波山頂近くの御幸ケ原の気温は午前6時半時点でマイナス0.1度だった。気温は標高が100メートル上がるごとに0.6度下がるといわれており、標高877メートルの筑波山は、地上より約5度低いことになる。 南岸低気圧は2~3月によく発生し、大雪になることもある。雪の降る範囲は標高500メートル辺りまでのことが多い。「逆転層」という中腹付近の気温が高くなる独特の気象現象があるからだといわれる。(榎田智司) ◆筑波山の気象状況はライブカメラで確認することが出来る。

洞峰公園パークPFI事業に賛成?反対?【県議選’22つくば候補者アンケート】2

県議選つくば市区(定数5)に立候補した候補者8人へのアンケート調査2問目は、県営の都市公園、洞峰公園(同市二の宮)パークPFI事業について、各候補者の考えを聞いた。 洞峰公園にグランピング施設を整備する計画など、県が導入した洞峰公園パークPFI事業をめぐっては、五十嵐立青つくば市長が11月、パークPFI事業を止めて利用料金の値上げを採用すること、洞峰公園のあり方を議論する場として協議会を設置することを県に要望した。これに対し大井川和彦知事は今月1日の定例記者会見でいずれの要望も否定、グランピング施設などの整備に向けて、年明けにも建築許可に向けた事前協議を始めるとし、市が公園を管理するのであれば無償で譲渡すると表明するなど、二者択一を迫る(12月2日付)。 アンケート調査は1日の知事会見前に実施した。「県が導入した洞峰公園のパークPFI事業に対し、つくば市長がパークPFI事業を撤回し、代替案として利用料値上げを県に要望すると表明しています。グランピング施設やバーベキュー施設を整備するなど県が示すパークPFI事業に賛成ですか、反対ですか」と質問し、賛成、反対、どちらでもないの3つのいずれかに〇を付けてもらい、50字程度で理由を書いてもらった。 各候補者の回答は以下の通り。回答日はいずれも2日の告示前。 ▽佐々木里加氏 反対「車の往来も多い市街地にテントを張って寝泊まりすることにどの位の県民が賛成しているのか疑問。県民アンケートの質問内容等も開示すべき。グランピング施設を新設するなら筑波山周辺地域が適しているし筑波山周辺こそ活性化すべき」 ▽宇野信子氏 反対「洞峰公園は住宅地にあり、すでに多くの県民に利用されてにぎわっている。グランピングで宿泊、飲酒が行われると今の安全な環境が損なわれる」

筑波大でアトリエ見学やアート体験を 10日「キッズツアー」 3年ぶり対面で

スタジオ'Sが参加者募集 子どもたちがさまざまなアートを体験する「キッズアートツアー」が10日、筑波大学で開催される。つくば市二の宮のアートスペース、スタジオ'Sが筑波大と連携し運営する「スタジオ'S with T」の企画だ。今回は同大芸術系学生の案内で子どもたちが大学のアトリエ施設を見学したり、ワークショップを体験する。コロナ禍、2020年から22年夏までは展覧会形式での開催となっていた。対面での開催は3年ぶりとなる。 今回のテーマは「日本画」だ。同大の芸術系日本画領域と協働する。会場となるのは同大芸術系アート&デザイン実習室で、アトリエ見学ができる。見学コースの一つ、大石膏(せっこう)室は巨大なダビデの石膏像などがあり、同大の象徴的施設の一つだ。その後、日本画ワークショップが行われる。絵の具を和紙にしみ込ませて模様を付け、クリスマスランタンを作る。 キッズアートツアーはこれまで同市二の宮にあるスタジオ'Sで開かれてきた。今回は場所を移し筑波大学での開催となる。スタジオ'Sは「今回は2016年から行ってきた企画のリニューアルとして筑波大学でやることになった。今後も継続して筑波大学で行っていくかは分からないが、一つの試み」と話す。 2019年夏の「古代文字を書いてみよう」のキッズアート体験様子(同)