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2018
「悩み抱える人たちの救いに」 男性専用の電話相談10年 つくば市
2018年11月15日
【橋立多美】つくば市男女共同参画室が、誰もが自分らしく生きていけるように様々な悩みを抱える男性の電話相談に応じている。男性専用の相談窓口で、奇数月の第2木曜の受付時間中に電話がかかってくる。男性の専門相談員が応じる。 男女共同参画社会の実現に向けて、これまで女性に対する雇用や暴力などへの支援が推進されてきた。が、非正規雇用の拡大など男性を取り巻く環境が大きく変動し、男性の生きづらさにも注目が集まる。しかし、悩みがあっても「男は弱音を吐くべきではない」と一人で抱え込んでしまいがちだ。 同市では男女共同参画を推進する上で、精神的に孤立しやすいと言われる男性が気軽に悩み等が相談できる体制の整備が必要と、2009年度に男性を対象にした電話相談の窓口を開いた。10年に策定された、第3次男女共同参画基本計画に男性が相談できる体制の確立が盛り込まれたことを機に、男性専用相談窓口を設ける地方自治体は増えてきたが、茨城での取り組みは同市のみ。 夫婦関係の相談が最多 当初は年2回の開設だったが今年度から年6回と充実を図った。スタート時から約10年間の相談件数は85件。内容は夫婦関係が27件と最多。次いで対人関係、暮らし、法律問題、家族関係、労働と続く。2時間30分の受付時間内に毎回3~5人からの相談が寄せられ、10分ほどで通話が終わる場合もあれば、1時間を超えるケースもあるそうだ。 氏名を名乗る必要はないので不確かだが、相談内容こそ違うが同一人物と思われる男性から何度も電話がかかってくるという。岡田健一室長は「誰かと話すことで心の安定を保っているのかも知れない」と話す。また「悩みの深い夫婦や人間関係など、傾聴することで相談者の心を和らげことを基本にしている」とした上で「電話相談は一種のセーフティーネット。悩みを抱える人たちの救いになっていると信じたい」とも。相談内容によっては専門窓口につなげる。岡田室長は「気軽に相談してほしい」と呼び掛ける。 ◆男性のための電話相談 ▽相談日時は奇数月の第2木曜日午後6時~同8時30分▽相談料無料(通信料は相談者負担)▽対象は同市在住、在勤、在学の男性▽相談内容は守秘義務によって守られる▽相談員は男性 【相談電話】029(883)1188
土浦出身の漫画家・小林じんこさん個展 原画やイラストなど40点 12月28日まで
2018年11月14日
【谷島英里子】土浦市出身の漫画家・小林じんこさんの個展「小林じんこ展」が同市中央1丁目のギャラリー「がばんクリエイティブルーム」を中心に開催されている。1984年の人気連載漫画『風呂上がりの夜空に』の原画など約40点が公開され、全国からファンが訪れている。 小林さんは同年に『メジャーな巻尺』(講談社ヤングマガジン増刊号)でデビュー。その後、初の連載作品『風呂上がりの夜空に』は主人公の高校生2人の恋愛関係を中心に、個性豊かな登場人物たちが繰り広げるエピソードの面白さが読者の心をつかんだ。 展示会場は、ギャラリー「がばん」を中心とした土浦駅前通りの飲食店やホテル計5カ所。漫画の原画や執筆資料として撮りためた写真、近年描いたイラストなども展示されている。ほかに、土浦を中心に活動するイラストレーターや劇団など9組のアーティストも参加し、小林さんの漫画で感じたことを表現した作品も並ぶ。 同展実行委員長はギャラリー「がばん」を運営する同市の工藤祐治さん(50)。前々から漫画のファンで、地元出身の漫画家が描く作品を多くの人に知ってもらいたいと企画した。1日から個展が始まり、静岡や名古屋など全国からファンが訪れ、作品の世界を楽しんでいるという。 小林さんは「デジタル化が進んで、実際に手で描いた原稿を見るのは無くなってしまうかもしれない。ペンの筆圧やテープの跡などを感じられるのでぜひ見ていただきたいです」と話している。 参加作品アーティストは次の通り。 ▽inemuri(音楽)▽飯塚優子(染色)▽岩田智之(VR)▽かえるかわる子(矢口新聞)▽NONO SEKI(写真)▽百景社(演劇)▽BRAUME(パフォーマンス)▽ふるやまなつみ(イラスト)▽渡辺のり子(ボックスアート) 展示は12月28日まで。問い合わせは実行委員会事務局(電話029・895・0283)まで。
「香害などから健康守る助けに」 有機化合物の基礎を解説 土浦の被害者ら冊子発行
2018年11月14日
【鈴木宏子】洗濯用の柔軟剤や香りなどが原因で体調が悪くなる人がいる中、身の回りにある有機化合物の基礎知識を知って自ら健康を守る助けにしてもらいたいと、化学物質過敏症の患者や被害者らでつくるNPO「化学物質による大気汚染から健康を守る会」(茨城事務所・土浦市)がこのほど、冊子「絵でとく初めて知る環境の化合物ー命のめばえ、メタンからポリマーまで」(A5版、42㌻)を発刊した。 地球上で有機化合物が誕生した始まりから、化合物の分子構造、結び付く相手を変えて環境の中でどう変化していくか、分子の組み合わせによって性質がどう変わるか、健康によい有機化合物と悪い有機化合物はどこがどのように違うのかなどを、絵や図表を使って分かりやすく筋道を立てて解説している。 その上で、香り製品や化粧品のほか、繊維製品、建築材料などにも毒性がある有機化合物が混ぜられているケースがあるとして「具合が悪くなったら原因を取り除き、体調を取り戻そう」「製品の有害性を伝えて、空気汚染が増えないようにしよう」などと呼び掛けている。 「原因分からず具合悪い人が増えている」 執筆したのは同NPO事務局長で、土浦市に住む元産業技術総合研究所研究者の津谷裕子さん(88)。1996年、東京・杉並に建設された不燃ごみの圧縮・詰め替え施設で健康被害を受けた。被害を乗り越えて2010年にNPOを立ち上げ、化学物質過敏症の原因とされる住宅建材や道路舗装などの空気汚染の調査をしてきた。 ここ数年は米国製の測定器を輸入し、体調不良を引き起こす柔軟剤や芳香剤など身の回りの日用品による空気汚染の実態なども調査している。揮発性有機化合物の一種、イソシアネートという原因物質を突き止め、データを集めて国や自治体に対策を働き掛けたり、市民に呼び掛けるなどの活動に取り組んでいる。 津谷さんは「最近、何が原因か分からないけど具合が悪い人が増えている。一人ひとりが自分の体を守るために基礎知識が必要だが、化学物質は名前を聞いてもよく分からないので、つまずいてしまう人が多い」と話し「自分が杉並のごみ圧縮施設で被害を受けた後、高校の化学の教科書を買って読み直し、有機化合物が分かるようになったように、自分で調べられるようになるための基礎知識を易しく書いた」と話している。 ◆冊子は地球環境基金の助成を受けて1000部作成し、希望者に無料で配布している。先着順。問い合わせはメールvoc@kxe.biglobe.ne.jp(同NPO)。
スーパーで部屋探し 無人物件検索機 一誠商事がカスミ筑波大店に設置
2018年11月13日
【谷島英里子】不動産仲介業の一誠商事(つくば市、五十嵐徹社長)は、10月にオープンしたカスミ筑波大学店に「スタッフレスショップ」(無人物件検索機)を設置した。大学構内への設置は全国初で、アパート・マンションなど筑波大周辺の賃貸物件に絞り、学生に特化したサービス向上につなげる。 店内のイートインコーナーにタッチパネル式の卓上型端末2台を設置。希望する地域や部屋の間取り、設備などを画面上で選び、物件を検索し、閲覧する。好みの物件が見つかればQRコードで読み取ることができる。学生のニーズに合わせ検索できる物件は筑波大周辺の天久保、春日、桜、研究学園に絞った。 つくば桜支店賃貸開発課兼賃貸営業課の片岡智一課長によると、端末には1日平均40件のアクセスがある。物件検索はパソコンやスマートフォンでも可能だが、利用者が多いイートインコーナーに設置することで、食事をしながら友人同士で気軽に閲覧したり、不動産会社は敷居が高いと感じている人でも身近に感じてほしいという考えだ。「同店には中国出身で筑波大卒の社員もいるので留学生への対応もできます。これから学生の部屋探しのピークを迎えるので、ぜひ役立ててほしい」と話している。 カスミ筑波大学店の営業時間は平日午前8時から午後9時、土・祝日は午前10時から午後7時。日曜定休。同端末から物件検索して成約すると生活雑貨詰め合わせのプレゼントがある。 問い合わせは一誠商事つくば桜支店(電話029・863・0111)まで。
慶喜と茨城をテーマに講義 つくば「楽楽大学」
2018年11月12日
【相澤冬樹】「誰でも入れる楽楽大学、生徒を称してラクダイ生、いつまで経っても卒業できません」と毎度の口上で始まるつくば市の市民大学「楽楽大学」が11日、第49回の開催を迎えた。主催はNPO法人スマイル・ステーション(松浦幹司代表)、明治維新150年にちなみ「徳川慶喜と幕末の茨城」をテーマに取り上げた。講師は県立江戸崎総合高校教諭、由波俊幸さんで、ラクダイ生約60人が聴講した。 由波さんは元県立歴史館主任研究員。丹念に調べ上げた史料を素材にしながら、場慣れした講釈口調で、幕末期のダイナミックな歴史をひもといてみせた。幕末の水戸藩といえば、桜田門外の変に象徴される過激な尊王攘夷思想に走ったように思われているが、「尊王攘夷」という言葉を生み出した水戸学の会沢正志斎の考え方は狭あいなナショナリズムを排し、開国を進めるうえで「日本」という国家像を初めて提示したところに意味があるという。 徳川慶喜(1837 - 1913年)は水戸徳川家第9代当主、徳川斉昭の7男として生まれているが、幼いころから英明さを知られていた。薩摩藩島津斉彬の引き立てなどにより、将来の将軍候補として一橋家に養子に入っている。26歳で14代将軍の後見役に任ぜられてからも、その洗練された物腰、話術は会う人を引きつけてやまなかった。由波さんはその根源には、母親・吉子(登美宮)が有栖川親王の王女であったという出自に由来するところが大きいのではないかとみる。 すなわち「慶喜は徳川家の人間というより公家の出であることに誇りを持っていた。日本の統治機構は幕府でなく朝廷こそが本来担うべきものであると思っていた」。それが京都・二条城での大政奉還(1867年)という歴史につながってくるというのである。NHK大河ドラマ「西郷どん」での描かれ方に異議を唱えつつ、分かりやすい歴史講釈で好評だった。 ◆次回12月23日開催が第50回 楽楽大学第1回は2009年8月に開かれ、次回開催が第50回の節目となる。12月23日午後1時40分から、つくばイノベーションプラザ大会議室で、モーハウス代表取締役、光畑由佳さんによる講演を聞く。演題は「まぁるい子育て、ひとりじゃないよ~子育ての扉を開いて繋がろう」。参加費300円、定員100人で、要事前申し込み。問い合わせ電話090-5502-6322(藤原さん)
13日は県民の日 県施設などがお得に
2018年11月12日
【鈴木宏子】11月13日は県民の日=メモ。県内の小中高校が休みになり、県関連施設の入場が無料になったり割引が実施される県民にお得な日だ。県ホームページなどからお得になる各施設を紹介する。 【つくば市】 ▽筑波実験植物園=入園者先着200人に植物園オリジナルのクリアファイルをプレゼント。入園料は大人310円、高校生以下無料。天久保4-1-1 電話029-851-5159 ▽つくばわんわんランド=県民を対象に入園料を割引。大人1500円→200円、小人700円→100円。※免許証や保険証などの提示が必要。沼田579 電話029-866-1001 【土浦市】 ▽市立博物館=入館料無料(通常は一般105円、小中学生50円)。幕末の町人学者、沼尻墨僊が描いた「鑿井図(さくせいず)」を中心にしたテーマ展「井戸のある暮らしー人々の生活をうるおす」を開催中。中央1-15-18 電話029-824-2928 ▽上高津貝塚ふるさと歴史の広場=入館料無料(通常は一般105円、小中学生50円)。「縄文海進」という環境の激変に適応した縄文人の暮らしを紹介する企画展「霞ケ浦の誕生と貝塚ー縄文海進期の人々の暮らし」を開催中。上高津1843 電話029-826-7111 県南 【石岡市】 ▽県フラワーパーク=入場料割引。大人740円→370円、小中学生370円→190円。冬のイルミネーションが今年は100万球にスケールアップして15日から点灯するのを前に、13日午後5時30分~6時30分にイルミネーション試験点灯が無料で見られる。下青柳200 電話0299-42-4111 【かみがうら市】 ▽かすみがうら市歴史博物館=入場無料(通常は一般210円)。お城をイメージした4階建ての城郭型博物館。坂1029-1 電話029-896-0017 【阿見町】 ▽予科練平和記念館=入館料無料(通常は一般500円)。予科練などの資料を保存・展示。廻戸5-1 電話029-891-3344 【稲敷市】 ▽こもれび森のイバライド=入園料無料※(通常は大人1000円、小人600円。駐車料金、遊具利用料などは有料)上君山2060-1 電話029-892-3911 県北 【北茨城市】 ▽県天心記念五浦美術館=入場無料(通常は一般720円)。日本画家、児玉希望の回顧展を開催中。大津町椿2083 電話0293-46-5311 【日立市】 ▽かみね動物園=入園料無料(通常は大人510円、小人100円)。県内唯一の動物園。チンパンジーやサルなどの行動展示などに力を入れている。宮田町5-2-22 電話0294-22-5586 ▽奥日立きららの里=入場料のみ無料※(通常は大人320円、小中学生100円)。全長1188㍍と日本一長いすべり台「わくわくスライダー」(大人1回520円、小中学生320円)がある。入四間町863-1 電話0294-24-2424 【大子町】 袋田の滝=トンネル入場無料(通常は大人300円)。秋は色とりどりの紅葉が滝を彩る。袋田3-19 電話0295-72-4036 【常陸太田市】 ▽竜神大吊橋=渡橋料無料(通常は大人310円、小中学生210円)。渓谷は赤や黄色に色づき、11月末まで「竜神狭紅葉まつり」が開催中。日本一高いバンジージャンプも有名。天下野町2133-6 電話0294-87-0375 【那珂市】 ▽県植物園=入場無料(通常、植物園は一般300円)。「秋まつり」を開催。先着200人に花の苗プレゼント、朝どり産みたて卵のつかみどり、子ども植物教室や森の工作(参加費200円)などのイベントを開催。戸4589 電話029-295-2150 県央 【ひたちなか市】 ▽国営ひたち海浜公園プレジャーガーデン=遊園地の乗りもの1日フリーパスを割引。3200円→2500円。阿字ヶ浦町552-18 電話029-265-8185 【水戸市】 ▽偕楽園好文亭=入場無料(通常は大人200円)。先着50人に花の種プレゼント。秋は園内のもみじ谷が日没から午後9時までライトアップ。見川1ー1251 電話029-244-5454 ▽弘道館=入館料無料(通常は大人200円)。三の丸1-6-29 電話029-231-4725 ▽県近代美術館=入館料無料(通常は企画展含め一般1190円)。同館開館30周年記念特別展「ポーラ美術館コレクションーモネ、ルノワールからピカソまで」など開催中。千波町東久保666-1 電話029-243-5111 ▽県立歴史館=入館料無料(通常、特別展開催中は一般600円)。学習支援展示「ちょっと昔のくらし」を開催中。紅葉したイチョウ並木のライトアップや、コンサート、ワークショップなどを実施。緑町2-1-15 電話029-225-4425 ▽徳川ミュージアム=県内小中学生のみ入館料無料※。通常は2室開催で大人1100円、子ども800円)。常設展「明治150年記念 水戸徳川家の名宝展」、企画展「刀KATANA」を開催中。見川1-1215-1 電話029-241-2721 ▽水戸市立博物館=入館料無料(通常は一般200円)。明治維新150年記念事業「みと歴史探訪ー明治・大正期の水戸を行く」開催中。 大町3-3-20 電話029-226-6521 ▽県庁三の丸庁舎(旧県庁舎)=屋上(塔屋)などを特別公開。三の丸1-5-38 電話029-301-2375(県管財課) 【大洗町】 ▽アクアワールド県大洗水族館=入館料を割引(大人1850円→930円、小中学生930円→460円、幼児310円→無料)。磯浜町8252-3 電話029(267)5151 【笠間市】 ▽県陶芸美術館=入館料無料(通常は一般720円)。「欲しいがみつかる・うつわ展-笠間と益子」を開催中。お菓子と抹茶を楽しむお茶会(先着80人、500円)など開催。笠間工芸の丘では手ひねり体験の割引(3240円→1620円)もある。笠間2345 電話0296-70-0011 鹿行 【神栖市】 ▽港公園展望塔=入場無料(通常は大人200円)。高さ52㍍。鹿島灘や鹿島臨海工業地帯の大パノラマが見渡せる。東深芝10 電話0299-92-5155 県西 【坂東市】 ▽ミュージアムパーク県自然博物館=入場無料(通常は大人740円、高校・大学生450円、小中学生140円) 企画展「くだもの展」を開催中。大崎700 電話0297-38-2000 中華そば無料 ▽幸楽苑ホールディングスは県内全44店で「茨城県民の日感謝祭!」を開催。先着100人限定で、極上中華そばを1杯無料で提供する。101人目以降、同中華そばを注文した全員に、次回使える極上中華そば1杯無料券(使用期限は14~30日)をプレゼント。 県外施設もお得に 県外の民間施設でも割引などが実施される。 【福島県】 ▽スパリゾートハワイアンズ(いわき市)=入館料割引。大人3500円→2800円、小学生2200円→1760円、幼児1600円→1280円。入場券購入で発行される「県民パスポート」提示で特典、施設内ビュッフェレストラン「パーム」10%引き、ウォータースライダー3種共通1日券2300円→1300円※。30日まで。電話0570-550-550(ナビダイヤル) 【栃木県】 ▽那須ハイランドパーク(那須町)=ファンタジーパスセット(入園+乗り放題パス)中学生以上5300円→4400円、小人3700円→2900円※。30日まで。電話0287-78-1150 【千葉県】 ▽成田ゆめ牧場(成田市)=小学生以下入場無料、家族3世代での来場で全員無料(通常は大人1400円、小人700円)※。電話0476-96-1001 ▽鴨川シーワールド(鴨川市)=入館料割引。高校生以上2800円→2000円、小人1400円→1000円(小人はスタンプラリーノート付き)※。30日まで。電話04-7093-4803 ▽マザー牧場(冨津市)=入園料割引。中学生以上1500円→1300円、小人800円→無料※。18日まで。電話0439-37-3211 【東京都】 ▽サンリオピューロランド(東京都多摩市)=窓口でいばらきKids Clubカードを提示して大人券を窓口価格で購入すると、購入した大人券の枚数分の小人券が無料になる※。25日まで。電話042(339)1111 ▽よみうりランド(東京都稲城市)=入場無料、ワンデーパスを一律3300円で販売(県民と同伴者4人まで)※。電話044(966)1111 ※は免許証や保険証など県民であることを提示することが必要。 メモ 【茨城県民の日】1871(明治4)年11月13日、廃藩置県により茨城県が誕生したことにちなんで、1968(昭和43)年に県条例で定められた。
バレーボールV2リーグ開幕 つくばサンガイア 1勝1敗で発進
2018年11月12日
【池田充雄】10日に開幕したバレーボールVリーグ2部(V2)男子のつくばユナイテッドサンガイア(SunGAIA)は、土浦市大岩田の霞ケ浦文化体育会館でホームゲーム2連戦を行った。10日の東京ヴェルディ戦では尻上がりに調子を上げ3-1で勝利したが、11日の富士通カワサキレッドスピリッツ戦では昨季王者に0-3のストレート負けを喫し、1勝1敗という結果で開幕節を終えた。 昨季のサンガイアは、開幕直後のスタートダッシュに成功し台風の目になったものの、中盤以降は失速し9勝12敗の7位でシーズンを終えた。新リーグとなった今季は、V2初代チャンピオンの座を目指し選手のモチベーションも高い。 「去年は攻めのチームだったが今年は守りも強化している。また『結束』をチームスローガンに掲げ、何があっても求心力を失わないことを目指している。どのチームも僅差(きんさ)で、勝ちを積み上げたところが上位に行くと思う。取りこぼしなく戦っていきたい」と都澤みどり監督は意気込む。 キャプテンを務めるのは、大分三好から今季再加入した浜崎勇矢選手。若いチームの中で周りに声掛けでき、リーダーシップを取れる選手として期待されている。浜崎自身も「コミュニケーションは意識的に多くしている。自分自身の経験などこのチームになかったものを若い選手に伝えたい」と思いを語る。 「去年までは攻撃の仕方が単調だった。サーブの緩急や前後の揺さぶり、ブロックのタイミングなど練習してきたことを徹底して出しながら、多彩な攻撃を展開していきたい」と語るのは、昨季に続いて攻撃の主軸を担う瀧澤陽紀選手と小針幸選手。今後の試合の注目ポイントもこの辺りにあると言えそうだ。 敗れた富士通戦について都澤監督は「攻撃のリズムはあったが工夫が足りなかった。離される展開ではなく手応えを感じていたが、点を取りきれなかった」と振り返った。第1セットは一進一退の展開から逃げ切られ、第2セットは序盤リードするものの引き離せず、終盤の軟攻失敗やブロックミスなどで逆転され流れを失った。また要所要所でのサーブミスやスパイクミスも痛かった。「ホームでストレート負けと悔しい敗戦になったが、課題をクリアにし、さらにチーム力を高めていきたい」と、都澤監督は今後を見据えていた。
第71回土浦市美術展 市民の力作336点一堂に 18日まで開催
2018年11月11日
【鈴木萬里子】1947年に始まり県内一歴史のある公募展「第71回土浦市美術展覧会」が、土浦駅前のアルカス土浦(同市大和町)1階市民ギャラリーで開かれている。昨年オープンした同ギャラリーの開館1周年記念として開催された。 主催は同市、同市美術展委員会(坂本淳委員長)など。日本画(31点)、洋画(101点)、彫刻(10点)、美術工芸(43点)、書(101点)、写真(50点)6部門の計336点が展示され、質の高い作品の数々に来場者らから感嘆の声が上がっていた。70代の男性は「毎年楽しみに来ている。このギャラリーは、2年前までの会場とは違う雰囲気があって、観賞するには良い。作品も年々素晴らしくなっていると思う」と話していた。 土、日曜にはプロの作家でもある同会委員が、自作の作品の前で解説するギャラリートークが催されている。11日は自作の書を飯田武弘さんと中川勝子さんが解説した。飯田さんは自作の行書について「一字一字誰にでも分かるように書いた。線を強く出すよう墨も濃くした」など、来場者の質問にも答えながら、丁寧に解説した。中川さんは「平安時代の雅を出すような紙を使っている」と、かな書を分かりやすく解説した。ギャラリートークに参加した60代の女性は「今日は絵を観に来たが、書は絵とは違って墨の雰囲気が落ち着きますね」と話した。 全作品の内、無監査作品85点、公募251点。公募作品の7%に奨励賞が授与され、3回以上の受賞で「無監査出品者」となる。今展の奨励賞は、日本画で受賞した101歳の栗又芳湖さんを始め17人に授与された。つくば市から来場した絵画が趣味だという70代の女性は「土浦の市展は歴史があるだけに作品も素晴らしいものばかり。特に奨励賞受賞の作品には感心して観ています」と話していた。 ◆ 奨励賞受者は以下の通り(敬称略)。 〈日本画〉栗又芳湖「熊野古道」 〈洋画〉石黒加代子「水路」、竹中輝行「妙高山」、塚越孫治「古城のある風景」、吉田美代子「さんぽみち」、若泉健「晩秋の筑波」 〈彫刻〉北沢努「晩秋の筑波」 〈美術工芸〉小島紀行「凸印花大皿 (自然釉)」、雨貝洋子「織り成す美 桜と湖面」 〈書〉齋藤壽峰「出靡時以娯志・入無楽以消憂(曹植)」、鈴木静翠「草かすみのうた」、槇田真水「唐詩」、柳生愛香「雲消ゆる」、矢口恭子「いまさくら」 〈写真〉庄子一男「心 灯」、高木紀英「羨望の眼差し」、髙橋政男「一意専心」 ◆無鑑査出品者推挙 〈日本画〉栗又芳湖「熊野古道 」 〈洋画〉枝村文子「ひとり」 〈美術工芸〉鈴木定吉「焼締壺」 〈書〉山室重洋「身にしみて」 〈写真〉荒井知「捕獲 (オワシ)」 ◆ギャラリートークは、17日(土)午前は日本画、午後は洋画2回と写真。18日(日)午前は書。解説時間は同ギャラリーに問い合わせを(電話029・846・2950)。 ◆入場無料。会期は18日(日)まで。開館は午前10時~午後6時(最終日は3時まで)。
カスミ従業員らが霞ケ浦湖畔でごみ回収 自転車など粗大ごみも見つかる
2018年11月11日
【崎山勝功】霞ケ浦湖畔の環境を保全するために、大手スーパーのカスミ(本社つくば市西大橋)は10日、霞ヶ浦市民協会(土浦市中央)と共催で「霞ケ浦湖岸ゴミ拾い」を行い、同社の従業員ら104人が参加して、土浦市滝田の蓮河原漁港から桜川河口周辺にかけて放置ごみの回収に当たった。同社は2017年11月に初めて湖岸清掃に取り組んで以来、今回で3回目。 従業員たちは、ごみ袋を片手にヨシなどが生い茂る湖岸に向かい、散乱した空き缶やペットボトル、農業用ビニールなどのごみを回収した。中には不法投棄されたブラウン管テレビや自転車などの粗大ごみが捨てられており、従業員たちは協力しあって回収した。自転車の回収に当たった同社グランプルシェ(LALAガーデンつくば内店舗)の倉持雪夫さん(53)は「びっくりした」。同じく自転車の回収に当たった同社千代田店の中村真希さん(31)は「自転車が捨てられているとは思わなかった」と、それぞれ話した。 「泳げる霞ケ浦」を目指し、市民の立場から幅広い活動を行っている霞ヶ浦市民協会の滝下利男理事(71)は、「水際が一番ごみがたまる。特に植物があるところにはごみが波で打ち寄せられる」として、湖岸に自生するヨシがフィルターの役割を果たしている状況を説明した。その上で滝下理事は「(霞ケ浦に)流入する河川からごみが運ばれてくる。台風や増水のときがひどい」と明かした。 ごみ拾いには同社の石井俊樹社長も自ら参加し、従業員たちと一緒にごみを拾った。石井社長は「(捨てられたごみは)ビニールやペットボトル、プラスチックストロー含め、日常の生活用品が多い。我々スーパーが販売しているものが消費者を通じてごみになる。我々が啓蒙活動としてごみを減らす活動をしないといけない」と話した。 同社では、レジ袋削減運動や食品用発泡スチロールトレーのリサイクル活動などに精力的に取り組んでいる。ごみ拾い運動の運営に当たった、同社環境社会貢献部の小島雅弘・社会貢献担当は「今回は河口側まで範囲を広げてやったので、その分多かった。これからも続けていく」と語った。
筑波大、流経大に引き分け リーグ優勝逃す 関東大学サッカー
2018年11月10日
【崎山勝功】第92回関東大学サッカーリーグ戦1部後期第20節の筑波大₋流通経済大(通称、茨城ダービー)が10日、龍ケ崎市中里の市陸上競技場たつのこフィールドで行われ、筑波大が2-2で流経大と引き分けた。筑波大の引き分けにより、関東大学サッカーリーグ1部の優勝が早稲田大学に決まり、筑波大は今期のリーグ優勝を逃した。 筑波大は、前半32分にMF西澤健太(4年)がペナルティーキックで先制点を決めた。流経大は同点に追いつこうと筑波大ゴールを攻めるも、GK阿部航斗(3年)の堅守に阻まれ、筑波大優勢のまま前半を折り返した。 勢いに乗る筑波大は、後半5分に西澤がFW三笘薫(3年)のアシストを受けてゴールを決め2-0と点差を広げた。しかし、同40分に流経大MF鈴木哲平(4年)に失点を許したことから試合の流れが変わり、後半終了間際のアディショナルタイム5分に流経大FW高澤優也(4年)にペナルティーキックを与え失点、筑波大は茨城ダービーを制することができなかった。 6月9日に行われた前期第9節の茨城ダービーでは、筑波大が流経大に5-0で圧勝していた。後期は流経大が「ホームグラウンドでの連敗は避けたい」と、筑波大に意地を見せた格好になった。 筑波大の小井土正亮監督は「結果は残念。ただ我々に甘さがあっての失点」と険しい表情を見せた。今期のリーグ優勝は逃したものの10日時点ではリーグ2位。残り2試合を前に全日本大学サッカー選手権(インカレ)出場圏内の上位6チーム入りをほぼ確実にしている。小井土監督は「(リーグ戦が)あと2試合ありインカレもあるので、まだまだ成長しないといけない」と話した。 流経大の中野雄二監督は「今日負けるとインカレ出場が危うくなるので首の皮一枚でつながった」と安堵の表情を見せた。その上で「筑波大と緊迫感のあるゲームをやれたことは良かった。前回は0-5と歴史的大敗をした。今日も0-2になって嫌な雰囲気だったが、追いつけたのは(選手が)成長したからだと思う」と振り返った。 筑波大は2017年度の関東大学サッカーリーグ1部で13年ぶりの優勝を果たし、16年度のインカレでは13年ぶり9回目の日本一に輝いた。流経大は17年度のインカレで3年ぶり2回目の日本一を果たすなど、両大学とも毎年Jリーグに選手を送り込んでいる強豪同士。
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