金曜日, 10月 30, 2020
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土浦 花火 事故 -検索結果

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【土浦市長会見】花火大会事故を改めて謝罪

【鈴木宏子】土浦市、中川清市長の定例会見が29日、同市役所で開かれた。26日開催された第88回土浦全国花火競技大会でけが人が出る事故が発生したことについて、改めて謝罪した。 中川市長は「けがをされた方に心からお詫びとお見舞いを申し上げ1日も早い回復を祈ります」と述べ、さらに事故による中断で予定していた花火全てを打ち上げることができなかったことについて「土浦の花火を楽しみに観覧した皆さま、全国から参加した花火師の皆さま、開催に尽力した関係者には、大変なご迷惑をお掛けしたことを重ねてお詫びします」などと陳謝した。 昨年に続いて2年連続事故が発生したことについては「伝統ある大会でこのようなことがあって大変残念でならない。対策を練って、安全に開かれるにはどうしたらいいか検討していきたい」と話した。 昨年同様、不発の花火が落下した事故だったことについては「原因については現在、いろいろな問題を調査しているところ」だとして明言を避けた。昨年は強風が原因の一つだったが、今年の大会時の地上の風速は平均0.6メートル、最大1.9メートル、上空は2メートルだっとして「昨年と違って風は小さかった。原因は昨年とは違う。風がなかったにもかかわらず事故が起きた。これに対して今後原因を検討したい」と語った。 昨年の事故を受けて今年は、打ち上げ現場に風速計を設置したり、スターマインの打ち上げ場所を桟敷席からさらに15メートル離するなどの対策をとっていた。さらに昨年は打ち上げ筒の傾きが原因の一つとされたことから、打ち上げ当日に筒に水準器を当てて水平であることを確認していた。前日、台風21号の影響により雨が降ったが、打ち上げ場所のグラウンドは前日から排水を万全にし、当日はぬかるんでなかったという。 29日の会見ではほかに、土浦菊まつり菊花品評会(11月1~15日、亀城公園)▽水郷桜イルミネーション(11月16日~来年2月16日、霞ケ浦総合公園風車前広場)▽土浦カレーフェスティバルと市産業祭(23~24日、J:COMフィールド土浦と川口ショッピングモール505)▽市美術展覧会(11月28日~12月8日、土浦市民ギャラリー)▽小町ふれあいまつりと天童フェア(11月30日、小町の館とまちかど蔵)など11月の催しの案内があった。

土浦花火大会でまた事故 不発の花火が落下し破裂 男性1人が軽いやけど

【崎山勝功】26日午後6時35分ごろ、第88回土浦全国花火競技大会が開かれていた土浦市佐野子、打ち上げ会場の桜川河川敷付近の側道に、不発の花火1発が落下して破裂する事故が発生した。土浦警察署や市消防本部によると、破裂の際に近くにいた男性(43)が、花火の火の粉で右小指と首の右側に軽度のやけどを負ったほか、女性(44)が耳鳴りや吐き気などの症状を訴えた。2人は会場の救護所で手当てを受けたが、医療機関への搬送は無かった。 市消防本部によると、さらに事故現場近くにいた女性(43)と男児(6)の衣服が焦げたが、けがは無かった。 事故現場は、会場近くの学園大橋から約100メートル北側の路上で、一般の立ち入りが制限されていた保安区域の外だった。事故当時は複数の花火見物客がいたという。 花火大会実行委員会がある市商工観光課によると、事故発生を受けて打ち上げを一時中断し、安全確認をした上で次の打ち上げを再開した。交通機関への影響から、予定通り午後8時30分には打ち上げを終了した。打ち上げたのは、予定されていた89作品のうち3分の2の58作品だけだった。 事故から一夜明けた27日午前9時ごろ、花火打ち上げ場所の一誠商事市民運動広場(同市佐野子)には、県警の捜査員ら約10人が、花火の打ち上げ筒を調べたり、関係者から事故当時の状況を聞き取るなどしていた。 同市では昨年10月の大会でも、不発の花火が地上付近で破裂して見物客ら10人が軽傷を負う事故が起き、途中で大会が中止となった。このため、事故再発防止策として、現場に風速計を設置して、風速が打ち上げ場所で毎秒10メートルを超えるやや強い風が10分間平均で吹くときは大会を中断するほか、スターマイン花火の打ち上げ筒を観客席より離したり、打ち上げ筒が水平を保ち傾かないように水準器でチェックするなどの対応を取っていた。 市商工観光課は「事故原因は警察と協力して調査している」という。 ➡土浦花火大会の過去記事はこちら

風と筒の傾きが複合原因 昨年の土浦花火大会事故

【鈴木宏子】昨年10月に開催された土浦全国花火競技大会で、けが人が出て大会が途中で中止になった問題で、土浦市は15日、事故原因について、強い風や風向きのほか、打ち上げ筒が傾いていたことが複合的に作用したと推定されるとする事故調査報告書を発表した。 今後の安全対策については、打ち上げ場所で毎秒10メートルを超えるやや強い風が10分間平均で吹くときは大会を中断し、さらに中断が30分間以上続いたときや、救急搬送されるけが人が出るなど重大な事故が発生したときは大会を中止するなどの新たな基準を設けた。 事故原因の一つとされる打ち上げ筒の傾きについては、大会当日の打ち上げ前に、市職員などが検査した際は筒の傾きは確認されず、事故後も確認されなかったという。一方、事故当時、花火は半径110メートルの保安区域を超えて観覧者がいる200メートル先に落下した。弾道を計算したところ、当日推測される最大風速の毎秒17メートルの風が吹いたとしても、筒が11度以上傾いていなければ200メートル先に飛ばなかったとした。打ち上げた業者に賠償などは請求しないという。 今後の安全対策として、新たに現場に風速計を設置する。これまでは約1キロ離れた市消防本部の風速計を基に判断していた。 さらに30分間以上中断が続いた場合、大会を中止する根拠について市は、遠方から来る人が多く、打ち上げ時間が交通規制の時間帯を超えると会場周辺が混乱してしまう恐れがあるためとしている。 事故調査は、昨年の事故直後から今年4月上旬まで、気象や弾道計算の専門家、花火師などに意見を求めながら実施した。 今年は10月26日開催 今年の大会開催日は10月26日になる。例年開催している10月の第1土曜日が、いきいき茨城ゆめ国体の開催日程と重なることから、今年は第4土曜日とする。昨年、大会が途中で中止となったのを受けて、桟敷席を昨年購入した人は、今年は優先的に購入できるようにするという。 事故は昨年10月6日午後6時21分ごろ発生した。19番目の高木煙火(岐阜県大垣市)が打ち上げたスターマインの4号玉1発が上空約200メートルで開かず、立ち入りが制限されている保安区域の外に飛び、打ち上げ場所から約200メートル離れた土浦市佐野子の学園大橋北西側で爆発した。花火を見ていた11人がやけどなどのけがを負った。事故後、中川清市長は昨年、安全対策を見直す方針を示していた。 ➡2018年10月の土浦花火事故に関する記事はこちら

土浦花火大会中止を決定 別途サプライズ打ち上げ検討

【鈴木宏子】11月7日開催予定の第89回土浦全国花火競技大会について、同大会実行委員会(会長・安藤真理子土浦市長)は29日、中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、土浦の中止決定により、今年は秋田県大曲、新潟県長岡を含め日本三大花火すべてが中止となった。 一方、今年の土浦大会は、市制施行80周年の記念大会でもあったことから、大会とは別に記念花火の打ち上げを検討しているという。同実行委員会事務局の市花火対策室によると、例えば、日時や場所を非公開とし数分間打ち上げたり、今年度中に何回か、サプライズ花火を打ち上げるなどを検討しているという。 国が22日、8月1日以降も大規模イベントの規制を継続すると決めたのを受けて、28日夕方、同実行委役員会を開き中止を決めた。 新型コロナの収束が見通せない中、全国から訪れる70万人を超える観客全員に、感染防止対策をとることはできないと判断した。 同実行委は「楽しみにしている大勢の花火ファンの皆様には申し訳ありません。来年、第90回記念大会として、盛大に開催できる準備を進めますので、ご理解お願いします」としている。 土浦花火大会は2018年と19年に2年続けて事故があった。今年は安全に実施するため花火対策室を新設して準備を進めていた。

【土浦市新年度予算】公約実現へ コミュニティーバス運行に調査費

【鈴木宏子】土浦市の安藤真理子市長は21日、2020年度当初予算案を発表した。昨年11月に初当選し初の予算編成となる。公約に掲げたコミュニティーバス運行に向け調査費約680万円を計上するほか、新治運動公園多目的グラウンドに人工芝を張る調査費約350万円を盛り込むなど公約実現を図る。3月3日開会の3月議会に提案する。 財調基金取り崩し行わず 予算規模は、一般会計が前年度比4.4%減の約506億8000万円、特別会計を含めた総額は同比0.7%増の約924億7100万円。一般会計は過去10年間で3番目に低い規模となる。市民会館の耐震化や学校給食センターの再整備など大規模事業のピークが過ぎたことによる事業費の減額が要因。 さらに昨年の市長戦で基金の枯渇による財政危機の解消を訴えたことから、経費や事業の見直しを徹底して行い、財政調整基金の取り崩しを行わなかった。加えて老朽化している学校や公共施設の改修に向け新たに3億円の基金を積み立てるなど、長期財政見通しで推計されていた財源不足を回避した。 公約実現に向けてはほかに、企業誘致による財源確保のため、流通拠点である常磐道土浦北インターチェンジ(IC)周辺に企業誘致を図るための土地利用状況調査と企業ニーズ調査費490万円を計上する。県が昨年11月に発表した未来産業基盤強化プロジェクトを活用して農地転用などの手続きを迅速化し、ICから半径3キロ圏内に新たに産業用地開発区域の設定を目指す。スマートインターチェンジを新設する公約についても、場所の検討などの調査費580万円を盛り込む。 11月に市制施行80周年 新規事業は、保育料無償化の対象外となっている0~2歳児について利用者の負担額を一部軽減する(6200万円)。通学路や避難路に面する危険なブロック塀の撤去を促進するため、所有者が解体工事を行う場合、費用の一部を補助する制度を開始する(1件当たり上限10万円、総額70万円)。老朽化している小中学校のトイレについては和式を洋式にするなど改修するための設計費約790万円を計上し、神立小、乙戸小、都和南小と都和中の4校で翌年に改修する。 ほかに、11月3日に市制施行80周年を迎えることから記念事業として、NHK公開番組や自転車の祭典などイベント開催を含め約1560万円を盛り込む。つくば霞ケ浦りんりんロードなどサイクリング環境のPRとして、自転車のまちづくりを推進する全国市区町村長の会による全国シクロサミットを今年秋にも市内で開催する(120万円)。高齢者の介護予防については、市内1カ所をモデル地区とし、県リハビリテーション専門職協会の協力を受けて、体力測定を踏まえた集団・個別指導をする介護予防健診を開催する(約60万円)。 土浦港周辺のにぎわいづくりは、ラクスマリーナを含めた3.9ヘクタールの旧京成ホテル跡地について、民間企業を誘致するための用地測量費など980万円を計上する。 一方、歳入については、個人市民税、法人市民税、新築家屋増による固定資産税などの増加するとして、市税3.3%増を見込む。 安全な大会へ花火対策室を新設 4月からの行政機構の見直しについても発表があった。2年連続で事故が発生した土浦全国花火競技大会を安全に実施するため、観光商工課に花火対策室をつくる。交通不便地域を解消するためのコミュニティーバスの運行など公共交通に関する総合的な取り組みを推進するため都市計画課に交通政策室を新たに設置などする。

《映画探偵団》27 土浦の全国花火競技大会は世界一

【コラム・冠木新市】28年前つくば市に引っ越してきた時、桜川流域での土浦花火大会を見に行った。10月のひんやりした時期に開催されるのに、見物客の熱気は凄(すご)かった。だがそのころの私は、地方の花火大会の一つとしか思っていなかった。後に、土浦の花火大会は「大曲の花火」(秋田県)、「長岡まつり大花火大会」(新潟県)と並ぶ日本3大花火大会であり、また赤字を覚悟して花火師たちが技術を競う「土浦全国花火競技大会」であることを知った。 日本の花火は世界一だから、土浦の花火は世界一といえるわけだ。しかし長い間観察してきたが、花火客を当て込んで一夜にして稼ごうとする雰囲気が強く、花火弁当コンテストや市博物館での花火記念展示はあるものの、世界一の文化を象徴する煌(きら)めきにはほど遠いのが現状ではないだろうか。 大正14年(1925)、神龍寺の住職秋元梅峰(あきもと・ばいほう)が不況に苦しむ土浦を見て、花火大会をすれば莫大な収入が一夜にして得られ、税金滞納、金融途絶から救えると考えたのが始まりであるという。95年が過ぎた今でもその原点は息づいているといえるが、もっと運営側でも花火師の花火玉に学ぶ工夫があってもよいのではないか。 平成26年(2014)、人口8万人の秋田県大仙市で、市と商工会と大曲商工会議所が「花火創造産業計画」をぶち上げた。5カ年計画で交流人口を272万人引き上げ、316億円の経済効果を見込む。2017年には、6日間にわたり「第16回国際花火シンポジウム」を開催し、38カ国449名が参加した。 経済的な面だけではなく、「花火を伝承する資料館の設立」「花火師に対する技術講習会の実施」「新たな特産物の開発」「花火創造産業の設立」「NPO法人大曲花火倶楽部による花火鑑賞士を認定」など、いろいろな仕掛けを打ち出した。実態は知るよしもないが、現在「大仙市花火産業構想第2期」が進行中だ。 C・イーストウッドの『荒鷲の要塞』 『荒鷲の要塞』(1968)は、アリステア・マクリーンの冒険小説を映画化した2時間35分の大作である。物語は、アメリカの将軍が飛行機事故でナチスの捕虜となり、アルプス山脈のロープウェイでしか行けない断崖絶壁の「鷲の城」に閉じ込められる。連合国側は、機密漏れを防ぐため、イギリス情報部スミス少佐(リチヤード・バートン)とアメリカ軍のシェイファー中尉(クリント・イーストウッド)らを将軍救出のために派遣する。 「侵入」「将軍救出」「脱出」の構成で描かれる冒険だが、2人の主人公の行動が淡々と描かれ、ドンパチは後半に集中する。しかし、黙々と爆弾を仕掛けていく作業を見ていると、妙にワクワクしてしまう。今では地味に映る作品かもしれないが、仕掛けられた爆弾がどう爆発するのか想像を刺激する。要塞の大爆発シーンに壮快感があるのは、それまでの仕掛けが効果を上げているからだ。 筒を横に向けると大砲という戦争の道具も、上に向けると花火という平和の芸術。花火玉は化学と数学と美術が結晶したもので、頭脳と忍耐力を要するためゲーム世代の若者の教育には絶好の素材である。 令和元年、人口14万の土浦市に女性市長が誕生した。これをきっかけに、「世界一の花火都市」ビジョンを華麗に、盛大に打ち上げてもらいたい。サイコドン ハ トコヤンサノセ。(脚本家) ➡冠木新市さんの過去のコラムはこちら

3氏が考えを表明 土浦市長選公開討論会

【鈴木宏子】任期満了に伴う土浦市長選(11月3日告示、10日投開票)を前に、土浦青年会議所主催による立候補予定者の公開討論会が29日夜、同市中央、亀城プラザで開かれた。現職の中川清氏(74)、新人で県議の安藤真理子氏(58)、新人で水墨画家の相澤保男氏(81)の3氏が出席し、市の活性化、少子化や高齢化対策、安全・安心に暮らせる政策、霞ケ浦などの観光政策についてそれぞれの考えを表明した。 市の活性化について中川氏は「中心市街地は往来が増えた」と実績を強調し、立地適正化計画に基づき、めりはりのあるまちづくりをして、周辺地区に波及させたいなどと話した。安藤氏は「神立、おおつ野、新治、荒川沖とそれぞれ街ができているが、バスがとても少ない。点と点を公共交通機関で結んで回遊性があるまちにしたい」と語った。相澤氏は「モール505の空き店舗を全部、市で借り切って高校生などに無料で貸してあげたらいい。何かが生まれる」と話した。 少子化と高齢化対策について中川氏は、新婚世帯の引っ越し費用助成や産婦健診費用助成など数々の実績を挙げて「切れ目のない継続的な子育て支援を行っている」と述べた。高齢化対策については、中学校区ごとに専門スタッフを配置して支援の輪を広げる『ふれあいネットワーク』を土浦が日本で一番先につくったと強調した。安藤氏は、市立幼稚園の廃止と市立保育所の民営化について触れ「民でできることは民でやることが大切だが、市立の幼稚園と保育所を残すことも大切」と話し、高齢化対策については「元気な高齢者が街に出て、病院に行くだけでなく、遊びや趣味も楽しめるよう、公共交通網を整備する必要がある」と述べた。相澤氏は「高齢化は避けては通れないが少子化はどうにかできる」とし「1人目が生まれたら100万円、2人目200万円、3人目300万円の一時金をあげたらどうか」などと話した。 安全安心について中川氏は、自主防犯組織やLED防犯灯設置などの実績を挙げ「刑法犯認知件数が10年で半減した」と強調。防災や医療面でも実績を強調した。安藤氏は台風19号で避難勧告が出されたことを振り返り「旧市内の避難所は満杯状態だった。避難場所の見直しの必要性を強く感じた」などと話した。相澤氏は「花火大会でも事故があった。100%安全安心はない」とした。 霞ケ浦などの観光について中川氏は「来年(土浦駅ビルに)星野リゾートのホテルがオープンすればサイクリストを街なかに引き込める。つくば霞ケ浦りんりんロードがナショナルサイクルルートに選ばれたという機を逃さず首都圏のゲートウエイとして交流人口の拡大に努めたい」と話した。安藤氏は「霞ケ浦は土浦の宝。もっと多くの人が集まっていい素材」だと述べ、沿岸の市町村と連携して魅力を発信していくことが大事。SNSで情報を発信したり、足で出向いてPRしたり、国や県と連携して霞ケ浦の魅力をアップさせたい」と述べた。相澤氏は「霞ケ浦のまわりの市町村全部を合併させて人口44万人の政令市をつくり、霞ケ浦を船で行ったり来たりできる地域をつくりたい」などと語った。

業者ごみやら粗大ごみまで 土浦花火大会明けて、市民ら清掃活動

【崎山勝功】2年連続で事故が起きた第88回土浦全国花火競技大会から一夜明けた27日早朝、土浦市佐野子の桜川河川敷周辺では、小中学生や地元住民などの市民ボランティアが手分けして放置ごみの回収に当たった。例年臨時ごみ置き場には、見物客の置いていったごみだけでなく、露天商が出した産業廃棄物や、花火大会と関係ない家庭の粗大ごみが出されており、市商工観光課は露天商らで組織する外商組合に廃棄物の持ち帰り協力を口頭で依頼しているほか、粗大ごみ不法投棄対策として「家庭ごみを出さないように、との看板を出すことを含めて検討する」としている。 27日午前7時ごろの桜川河川敷の無料観覧場所には、ビニールシートやテーブルなどが散乱していた。現場は25日に降った大雨で地面がぬかるんでおり、一部の清掃ボランティアは長靴を履いてビニールシートの撤去に当たっていた。清掃ボランティアの男性は「今年は大雨でぬかるんでいるの片づけは大変そうだ。ビニールシートとか持ち帰ってくれればいいのに」と話した。 JR土浦駅西口の歓楽街・桜町では、清掃ボランティアたちが吸い殻や空き缶などを回収していた。同町内の飲料水自動販売機横のごみ箱には、見物客らが捨てたごみであふれていた。 相変わらずの「便乗不法投棄」 花火大会の複数の臨時ごみ置き場には、可燃ごみの他に、段ボール紙や廃食用油、野菜くず、売れ残りの焼きそばなどの産業廃棄物や、家具や廃家電などの粗大ごみが捨てられていた。 このうち、同市生田町の臨時ごみ置き場には、可燃ごみに混じって廃食用油などの産廃をはじめ、テレビや空気清浄機などの廃家電製品が見られた。 同市田中のごみ置き場には、露店の売れ残り商品や段ボール箱などが捨てられており、近くを通りかかった住民は「ここの住民は(花火大会の)前日にごみを出している。段ボールは指定の日に出している。ごみの半分以上が業者のごみではないか」と、不快感を示した。清掃ボランティアの女性は「毎年のように業者が捨てていく。売れ残りのベビーカステラもある」と明かした。 市商工観光課の担当者に臨時ごみ置き場の写真を見せたところ、担当者は「花火大会前に外商組合と打ち合わせをしているが、その中で『ごみは持ち帰りいただきたい』と協力依頼を口頭でしている」と述べた上で、「今後も外商組合に協力をお願いしていく」と引き続き露天商に向けて協力要請する方針を示した。 ➡土浦花火大会の過去記事はこちら

【土浦市長会見】26日、土浦花火競技大会 新設のイス席は応募倍率8.9倍

【鈴木宏子】土浦市、中川清市長の定例会見が7日同市役所で開かれた。26日開催の「第88回土浦全国花火競技大会」を前に、今年新たに販売したイス席1000席(1席3000円)の応募状況について、8.9倍の倍率だったことが明らかにされた。 イス席は桟敷席(約3000升)の下流側に設置する。昨年けが人が出て大会が途中で中止になったことを受けて、桟敷席は、昨年購入した人が優先的に購入できるようにしていた。 昨年の事故を教訓にした安全対策については、昨年の事故が、強い風と風向き、花火打ち上げ筒の傾きが複合的に作用したことが原因だったことから、今年は新たな安全基準を設けて打ち上げ場所に風速計を設置し、打ち上げ中断と中止の基準を明確化する。筒の傾き対策については、昨年まで当日に市職員が目視で検査していたのを、今年から筒に水平器を当てて傾きがないか検査する。交通対策は駅西口前を車両通行禁止にするなど駅を中心に警備を強化し交通規制を実施する。 同大会は26日午後6時から8時30分まで同市佐野子、学園大橋付近の桜川畔で競技が実施される。19都道府県の55業者が参加して、スターマインの部22台、10号玉の部45発、創造花火の部22組を打ち上げ、内閣総理大臣賞を懸けて3部門で競技が行われる。大会提供のワイドスターマイン「土浦花火づくし」は県内6社の特色を生かした花火を使用し横幅約500メートルの広さで9カ所から6分間にわたり約2100発を打ち上げる。エンディングは7号玉を88発打ち上げフィナーレを飾る。計約2万発を打ち上げ、75万人が訪れると予想されている。 交通機関は、JR常磐線の臨時列車が26日、上り・下り各3本、計6本が増便されるほか、本来停車しない特急列車上り・下り各1本が土浦駅に臨時停車する。土浦駅東口から会場までは臨時のシャトルバス(片道大人250円、小人130円)が運行する。臨時駐車場は21カ所に約4500台分(有料駐車場は1台1000円など)用意する。 土浦の花火をより楽しんでもらおうと、同日午後1時30分からと2時30分からの2回、土浦駅前の県県南生涯学習センター多目的ホール(ウララビル5階)で、「花火セミナーin土浦」が開かれ、花火鑑賞士が花火鑑賞のポイントなどを説明する。入場無料、事前申込不要。 ➡土浦全国花火競技大会の過去記事はこちら 市民会館は来年5月24日オープン、命名権募集 ほかに、現在大規模改修工事が実施されている土浦市民会館(同市東真鍋町)は来年5月24日オープンする予定で、ネーミングライツ(命名権)スポンサーを11月1日から募集する。命名の期間は来年4月1日から3年以上、命名権料の基準額は年400万円。リニューアルオープン後のホールや会議室の利用受け付けは11月27日から開始する。 ➡土浦市民会館の過去記事はこちら 日本最古のメノウ勾玉工房、19日から企画展 上高津貝塚ふるさと歴史の広場(同市上高津)では19日から企画展「常陸の玉作り」を開催する。同市には日本最古のメノウ製勾玉(まがたま)工房跡、八幡脇遺跡(同市おおつ野)と、烏山遺跡(同市烏山)があり、いずれも玉類製作における未完成品や破片、砥石などが発見された。企画展では市内2遺跡のほか、県内を中心に関東の玉作遺跡から出土した資料と前期古墳から出土した玉類など90種類約600点を展示する。 併せて同展では、同市上坂田で発見された国指定重要文化財「武者塚古墳出土品」が保存修復を終えたことから、出土品の石室や古代人の髪形「みずら」、銀製の飾大刀などを同時公開する。 ➡土浦市長会見の過去記事はこちら

【土浦市長会見】11月5日 花火大会中止に改めて謝罪 安全対策見直しへ

https://youtu.be/gy6_qieibBs 【鈴木宏子】土浦市、中川清市長の定例記者会見が5日、同市役所で行われた。10月6日開催の土浦全国花火競技大会で10人の負傷者が出て大会が途中で中止になった問題に対し中川市長は改めて謝罪し、来年の大会に向け安全対策を見直す方針を明らかにした。さらに今年桟敷席を購入した人に対し、来年の花火大会で「何かしらの対応を検討する」と話した。 同大会実行委員会事務局の市商工観光課によると、事故は、19番目の高木煙火(岐阜県大垣市)がスターマインを打ち上げた際に発生した。導火線の不具合により上空に上がった4号玉が不発となり、風に流されて落下し、打ち上げ地点から北に180~190㍍離れた地上付近で爆発し、学園大橋北西側で観覧していた見物客10人がやけどなどのけがを負った。 打ち上げ場所から半径110㍍を保安区域として立ち入りを規制していたが、規制区域の外側に落下した。事故当時の地上付近の風は南南西の風、平均風速4.5㍍、最大瞬間風速9.8㍍で、大会を中止する判断基準の10㍍以上の強風には達してなかったという。例年は東風が吹くことが多いが、今年は南風だった。 その直後に大会を中止した理由は、けが人が出たこと、夜遅くなるにつれて風が強くなる恐れがあったことにより、安全確保が困難になると判断したためという。同市の花火玉による事故は、記録上初めて。 今後は、気象や保安の専門家などにも調査を依頼し検証した上で、12月末までに事故報告書をまとめ、運営体制全体を見直して改善を図りたいとしている。 中川市長は、中止決定時に見物客への情報提供が少なく不満が出た問題については「当時は事故の情報が錯そうし、詳細な説明ができなかった。あまり待たせると不安になるので、少しでも早く(中止決定の告知を先行)した」と話し理解を求めた。 全部門のグランプリ決定へ 10、11日カレーフェス 会見ではほかに「市美術展覧会」(8~18日、土浦市民ギャラリー)▷「児童虐待防止啓発活動—子どもを守ろう!オレンジリボンたすきリレー」(9日午前8時10分、市役所前で出発式)▷「金婚をたたえる集い」(15日、市民会館)▷「産業祭及び土浦カレーフェスティバル」(10~11日、川口ショッピングモール505、J:COMフィールド土浦)▷「光がつくるアート水郷桜イルミネーション」(17日午後5時、霞ケ浦総合運動公園風車前広場で点灯式)▷「図書館フェス及び本の通帳サービス」(フェスは21~27日市立図書館)▷「学祭ツチウラ2018」(24日、市役所前やアルカス土浦)など11月に催されるイベントの案内があった。 「産業祭とカレーフェス」は昨年は同じJ:COMフィールドで開催していたが、今年は産業祭はモール505、カレーフェスはJ:COMフィールドで開催する。昨年2日間で7万人の集客があったことから、今年は中心市街地を回遊してもらうのが狙いという。カレーフェスはこれまで主菜、麺、創作の3部門でそれぞれグランプリを決定していたが、部門ごとに出店数にばらつきがあることから、今年はすべての出店者のメニューからブランプリを決めるという。 市立図書館1周年 イベント目白押し 市立図書館の図書館フェスは開館1周年を記念し、土浦市出身で江戸川乱歩賞を受賞したSF作家、高野史緒さんの講演会など6日間で18の催しを開催する。本の通帳サービスは市内の小中学生を対象に、図書館で借りた本の履歴を銀行の通帳形式の手帳に印字するサービスで、23日からスタートする。導入するのは県内で結城市に次いで2例目で、結城市では図書館に新規登録した小学生が3倍に増えたという。 学祭ツチウラは、市内の高校10校が一堂に会して、普段の学校生活について発表する全国初のイベントで、土浦二高書道部によるパフォーマンスや常総学院高校のチアリーディング部などの発表のほか、学校対抗で読みたい本を紹介し合うビブリオバトルなどが催されるという。

土浦花火 火花で観客10人軽いやけど 強風により途中で中止

【鈴木宏子】6日夜、土浦市佐野子、学園大橋付近の桜川湖畔で開催された第87回土浦全国花火競技大会で、打ち上げ花火の一部が地上に落下して破裂し、観客の9歳から66歳までの男女10人が軽いやけどを負った。 市消防本部や市商工観光課によると、午後6時30分ごろ、打ち上げた花火玉の一部が風に流されて保安区域外の桜川河川敷に落下して破裂し、近くにいた観客の手や足、背中などに火花が飛び散った。 10人は救護所に待機していた医師に手当てを受け、帰宅した。救急車で病院に運ばれた人はいないという。 事故発生を受けて大会実行委員会は打ち上げを中断、気象情報を収集した結果、今後も今以上の風が強く吹く恐れがあると判断し、午後7時ごろ、大会中止を決めた。 大会は同日午後6時から開催された。日本三大花火とあって、75万人の観客らが観覧した。 大会の目玉は、横幅500㍍で9カ所から6分間に約2100発を打ち上げるワイドスターマイン「土浦花火づくし」だったが、打ち上げはなかった。 会場から引き上げる観客たちからは「残念だ」の声が聞かれた。また「今年の売り上げは低いよ」と、こぼしながら店を片付ける露天商の姿が見られた。 同実行委は、今回の中止は天候不順によるものであるため、桟敷券料金の払い戻しはしないとしている。

《霞ケ浦 折々の眺望》9 霞ケ浦で聴きたい音楽(クラシック編)

【コラム・沼澤篤】以前、本コラムで、霞ケ浦で聴きたい音楽のうち、イージーリスニングの名曲を紹介した(6月21日掲載)。今回はクラシックの名曲を取り上げたい。ヘンデルの「水上の音楽」は、1715年にジョージⅠ世のためにロンドンのテムズ河畔で催された王宮の音楽祭で初演された。開放的な河畔での演奏であったから、王侯貴族だけでなく庶民も聴くことが出来ただろう。 トランペットで華やかさを、バイオリン、ホルン、オーボエ、ファゴットのアンサンブルで優雅さを表現しながら、全体の曲調で王家の威厳を保ち、荘厳さを強調しているようだ。それだけでなく、個々の楽章では、親しみやすい優しい曲調も組み込まれており、庶民も心地よく鑑賞したに違いない。 この第1組曲の序曲で、アダージョとスタッカートの小気味よい旋律が期待感を高め、第2組曲から第3組曲の終章まで、アレグロ、メヌエット、アンダンテのリズミカルで浮き立つような旋律が続き、舞踏会が開催されたのだろう。 曲調が変わるたびに、踊り手が交代し、休憩や軽い飲食を取りながら、河畔で夏の夜が更けるのを楽しんだことが容易に想像できる。またテムズ川には、王侯貴族を乗せた、豪華な船が何艘(そう)も浮かび、船上にも楽隊が配置されたかもしれない。 バロックの名曲「水上の音楽」 タイ・バンコクのチャオプラヤ川で、当時のプミポン国王即位60周年祝賀行事(2006年)の、見事な竜頭で装飾された船列を写真で拝見したことがある。晴れやかで荘厳な雰囲気が伝わってきた。 霞ケ浦でも12年に1度、式年大祭鹿島神宮御船祭(おふねまつり)が行われる。大船津の一之鳥居から祭神を載せ、龍頭で飾られた御座船(ござぶね)を中心に、約百艘の供奉船(ぐぶせん)が従う船渡御(ふなとぎょ)は見事だ。こうした行事で楽隊は欠かせない。 バロック音楽の名曲である「水上の音楽」を霞ケ浦でも聴いてみたい。ライブは無理でも、遊覧船上から湖面を眺めながら、CDで格調高い名曲を聴けば、霞ケ浦への思いも募るだろう。霞ケ浦周辺を車で廻(まわ)る時、岸辺に車を停めて、CDで「水上の音楽」を聴くのも一興。雲や空の色の変化、波、岸辺の葦の輝きを眺めながら聴けば、至福の時を過ごせる。 ただし,車を運転しながら聴くのは危険だ。バロック音楽は宇宙空間を流れる旋律のように脳をリラックスさせ(幸せホルモンのセロトニンなどが分泌される)、責任を伴う運転業務の注意が疎かになり、事故を起こしかねない。英国の調査報告では、運転時に聴くと危険な曲として、クラシックが幾つか挙げられている。天才作曲家たちは、車の運転時に聴くことを想定していないのだ。 閑話休題。ヘンデルは名曲「王宮の花火の音楽」も残した。この曲は「土浦全国花火競技大会」で聴いてみたい。遊覧船や屋形船、堤、桟敷席、橋、高津の高台、マンションなどのお気に入りの場所で、色彩豊かで華やかな花火を楽しみながら、「平和」と「歓喜」を主題にしたこの曲を聴けば、我々庶民でも豪奢(ごうしゃ)な気分を味わえる。(霞ヶ浦市民協会研究顧問) ➡沼澤篤さんの過去のコラムはこちら

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11月の週末はアクティブに 筑波山・霞ケ浦周辺トライアルツアー募集中

茨城県は11月の週末を中心に、筑波山・霞ケ浦周辺エリアでの一般向けのトライアルツアー「Mount Tsukuba(マウント・ツクバ) PLAY2020」を特別開催する。地域の魅力を堪能しながらロングライドを楽しめるサイクリングツアーをはじめ、子供向けプログラムや親子コンサートなど、さまざまなアクティビティープログラムやガイドツアーを行う。オンラインで参加予約を受け付け中。 県は18年度から3カ年計画で「筑波山・霞ケ浦広域エリア観光連携促進事業」を実施し、周辺エリアの魅力発掘と発信に関する施策に取り組んでいる。その一環として行われる企画で、昨年度に続く開催となる。 イベントのラインアップは次のとおり(以下の表示料金は税込み)。申し込みの特設サイトはこちら。 筑西市のサイクリングロードから筑波山を望む(茨城県提供) ◆筑波山&霞ケ浦1泊2日スポーツ体験ツアー 11月7日(土)〜8日(日)1泊2日筑波山登山や桜川でのカヌー体験など、親元を離れて子供たちだけで過ごす秋の大冒険。専門ガイド同行の県内小学生対象のスポーツ体験ツアー。料金は子供(小学生限定)2万9000円、定員は15人。

覆面食通が食べ歩き 県代表 おいしい10店選定へ

【山崎実】茨城県が「食」に着目した新たな観光誘客事業に乗り出す。「食」に精通したプロに覆面で食べ歩いてもらい、観光客に積極的にPRできる美味しい飲食店や名物料理を選定してもらう。 茨城は首都圏の食料供給基地といわれ、野菜類のほか、全国的に有名なメロンなどの果物、常陸牛などの肉、ヒラメ、ハマグリなどの水産物を数多く生産する。しかし観光の目的ともなる県を代表する料理は、県外の人に認知されているとは言い難い。 第1弾として、飲食店の分野で約10人の食通のプロが覆面で食べ歩き、「特においしい」「観光客にお勧めしたい」飲食店10店程度を審査し選定してもらう。 選ばれた飲食店などを県がPRすることで、来店をきっかけとした観光周遊の新たな流れを創出したい考え。覆面での食べ歩きは10月から11月にかけて実施されている。 名物料理については、第2弾として一般ウェブ投票によるコンテストや、料理ブロガーによるアイデアコンペなどが予定されている。 「食」のプロによる、おいしい飲食店と名物料理に関する問い合わせは、県観光物産課(電話029-301-3622)へ。

コミュバス導入するなら中村南・西根南地域 公共交通活性化協議会で土浦市

【相澤冬樹】コミュニティーバスなど新たな地域公共交通導入の検討を進めている土浦市は28日、市地域公共交通活性化協議会(会長・岡本直久筑波大学教授)を開き、各種調査の分析評価を元に、市域南西部の中村南・西根南地域で導入を図りたい意向を示した。協議会では拙速を危ぶむ声も出たため、同地域をメーンとしながら周辺地区の意向も拾い、具体化に向かうことで了承された。 同市では17年度策定の「地域公共交通網形成計画」をベースに、地域公共交通の導入促進を図るため、今年度から都市計画課サイドで試験運行する地区の選定作業を行ってきた。これまでに公共交通不便地域として12地区を選び、7地域に再編して設定。既存計画や各種統計、アンケート調査などからコミュニティー交通を導入すべき地域の順位付けを行った。 交通の不便さなどを調べるばかりでなく、コミュニティーバスが運行された場合に利用するか、運賃はどの程度払えるかなども質問した。結果、中村南・西根南地域が11点でトップ、右籾地区9点、乙戸南地区8点と続いた。 この順位付けから、市は中村南・西根南地域を導入候補地区として選定したい意向で、28日の協議会に諮った。11月にも地元地区長らに説明し、地域に運営協議会を設立、バス・タクシー事業者らとの調整を図って、来年10月には試験運行に漕ぎつけたいロードマップを示した。 これに対して委員からは、利用率があがらず3年で試験運行が終了した新治地区での先行事例を踏まえ「中村南・西根南地域だけでなく2位、3位の地区を含め、ぜひうちでやりたいと手をあげるところがあれば優先したい。確認してからでもいいのではないか?」と拙速を危惧する意見や「コロナ禍の状況が織り込まれた調査とはいえない。バスでなくワンボックスカーにボランティアの運転手という組み合わせでの検討ならどうだろう」と運行方法への疑問などが出された。 協議会は、右籾地区、乙戸南地区も中村南・西根南地域に近接していることから、同地域をメーンに交渉し、周辺地区の意向を拾いながら進める形で委員間の了承を取り付けた。次回協議会には候補ルートや停留所などの評価をまとめた調査報告書が提出される予定だ。

土浦・ほっとONEにホットな足湯 月例で「マルシェ」開催へ

【伊藤悦子】土浦市川口・モール505のまちなか交流ステーション「ほっとOne(ワン)」で31日、月例イベントの「マルシェ」がスタートする。ハロウィン開催の今回は、仮装で来場するともれなくプレゼントがもらえるほか、毎回ホットな「足湯」がいただけるというお楽しみ付きだ。 ほっとOneマルシェは、JA水郷つくばによる朝採り野菜の移動販売はじめ、カレーやれんこんおろしそば、ポップコーンなど飲食店の出店がある。施設前の広場では紙芝居や音楽ライブも開かれ、Vチャンネルいばらきで配信される。入場は無料。 「足をのばしてほしい」 マルシェの目玉は「足湯」。ラクスマリーナ(同市川口)から移動式足湯を毎回持ってくる。ほっとOneの菅谷博樹さんによれば「モール505ができたのは、つくばで科学万博が開催された1985(昭和60)年のこと。35年がたち、店舗もテナントも減り、訪れる人も少なくなった。やっぱり魅力がないと人は来ない」と6人のスタッフとアイデアを出し合い、イベントでは珍しい足湯はどうかと考えたそうだ。 ラクスマリーナには地下700メートルから湧き出る「霞ケ浦温泉」があり、移動式足湯の設備があることから、協力を呼び掛けると快諾してもらえたという。“入浴”の前には検温のほか、足のアルコール消毒までして感染予防を徹底するそうだ。 11月以降の日取りと内容は未定だが、月例開催と足湯企画は決まっている。「サイクリングのお客様たなど観光客や市民の方がたに足をのばしていただき、楽しく触れ合ってもらえれば」とアピールしている。