若い感性キラリ 筑波学院大でフォトコンテスト

見て投票してほしいと話す鏡田八汐さん㊨と津久井茜さん=つくば市吾妻の筑波学院大学

【橋立多美】筑波学院大学(つくば市吾妻)附属図書館と学生食堂グルマンで、同大写真部主催の「なんかいい」フォトコンテストが開催されている。

同写真部は昨年5月に発足したクラブで部員は11人。初めてのコンテスト兼写真展だ。デジタルカメラやスマートフォンで撮影した。作品は四季の風景と人物写真の2部門で、風景写真22点を同図書館1階のラウンジに展示。人物を写した作品18点が学食内に展示されている。

寅さんゆかりの寺、柴又帝釈天の参道に軒を連ねる店頭に寝転ぶネコを撮った「¥500」や、夜空を彩る花火を捉えた「夏恋花(カレンカ)」、野原に放置された自転車を被写体にした「屍体(したい)」など何気ない日常が切り取られ、タイトルが若い感性を物語る。人物写真は赤ちゃんや親子、子どもの成長を捉えてほほ笑ましい。

部長の鏡田八汐さん(3年、20歳)は「大学が開講しているコミュニティカレッジの写真実技講座で学んで部員一人ひとりの技量を上げ、定期的に撮影会を行って作品の質や幅を広げるようにしている」と話す。

会期は29日まで。コンテストの投票(各部門3点まで)も28日まで行われており、一般市民も参加できる。投票数によって風景写真は図書館長賞、人物写真にはグルマン賞、また学長賞も設定され、29日に行われる表彰式で趣向を凝らした賞品が贈呈される。部員の津久井茜さん(同)は「なんかいいなと思った作品に投票してほしい」と話した。

◆附属図書館、グルマンはだれでも入館・入店できる。開館時間は午前9時~午後6時、土曜は午後3時まで。日祝休館。同図書館には歴史的価値のあるフィルムカメラも展示されている。サックス奏者で昭和期にレコードカートリッジとして流行したスペックスの創業者・朝倉収さんが所蔵していた。朝倉さん他界後、妻の愛子さんが、卒業した東京家政学院大系列の同大に220台を寄贈した。選りすぐった30台が展示され、フォトの世界の歩みが見て取れる。

29日に表彰式が行われ、図書館長賞が「夏恋花」(川嶋美琴さん、2年)、グルマン賞は「今日も1日」(板倉広人さん、同)、筑波学院大学学長賞には「Tsukuba Mountain Sunrise」(留学生のパク・イット・ダリオさん、同)に決まり、表彰状と賞品が贈られた。