《学生インタビュー》11 「1年間、やり遂げ自信に」ラヂオつくばで番組担う

ラジオ収録最終日。「感動と開放感を味わった」という寺門達輝さん=つくば市吾妻のラヂオつくば編集ブース

筑波学院大学3年生の寺門達輝さんはつくば市に本拠を置くコミュニティFM「ラヂオつくば」で、2017年4月から週1回の放送を1年間行った。同大の社会参加型学習「実践科目B」※の一環。学生だけで番組の企画、取材、収録、パーソナリティーを担い、独自のアンケート調査に基づいた人気のお店を取材して紹介するなど、多彩な企画にチャレンジした。

経営情報学部ビジネスデザイン学科3年 寺門達輝さん
茨城県立水戸商業高校出身

ーなぜラヂオつくばを活動の場に選んだのですか。

キャリアカウンセラー担当の先生から薦められたのが発端です。私自身、企画から編集まで制作過程をすべて学生だけでやることに魅力を感じたので、チャレンジしてみたいと思いました。

ー活動内容はどんなものでしたか。

ラヂオつくばでは「筑波学院大学ラジオ やっちゃごっちゃ」という番組をしました。学生6人で企画、取材、収録、パーソナリティーを受け持ち、週1回30分の放送を1年間継続して担当しました。

番組では、学園祭「KVA祭」の告知や「まつりつくば」など各種イベント案内を取り上げたり、ゲストを招いてトークをしました。学内に投票箱を設けて「つくばのおいしいお店ランキング」のアンケート調査もやりました。

ーランキング調査、おもしろそうですね。

上位3店はラーメン店でした。学生はラーメンが好きだと改めて思いました。取材してラジオで紹介しようと思い、上位3店舗の取材許可を取り、日程決めを担当しました。

お店の営業中や仕込み中は、時間を取ってもらうのが大変でした。取材に行くメンバーの予定を把握せずにお店に連絡してしまったため、何回も連絡し直すことになり、忙しい相手に迷惑をかけてしまったこともあります。情報の把握は大切だと痛感しました。この経験は社会に出た時に役立つと思います。

ー高校生をゲストに招いたこともあったそうですね。

今年の3月末に、つくば秀英高校の生徒会の生徒10人がスタジオに来てくれました。生徒会が発行している新聞の取材とのことでした。生徒会がどんな活動をしているのかを中心にトークをしました。高校の生徒会活動がとても活発なことに驚きました。それにみんな礼儀正しいことにも感心しました。

ラヂオつくばのサテライトスタジオ「セン」。寺門さんら筑波学院大の学生は1年間週1回番組を担当した=つくば市吾妻

ー放送で苦労したことはありましたか。

午前8時30分~9時30分にラヂオつくばの機器を使って収録するのですが、早起きが苦手なので、寝坊しないようにするのが大変でした。収録日に当番が来ない時は急きょ代わりに出ることもあり、気が抜けませんでした。

また番組でゲストと話をしていると、話題が途切れることがあります。そんな時は、何とか話題をひねり出してつなげなければならなかったことも大変でした。でも1年をやりとげたことで自信がつきました。終わった時は感動と開放感を味わいました。

ーこの活動を通して得たものは何でしょう。

責任感を持つこと、そして自己管理の大切さです。今年4月から学友会の会長をしており、活動と勉強の両立は大変ですが、毎日、楽しく充実しています。責任感を持ち、自己管理をしながら、学生生活や社会生活を充実させていきたいと思っています。

(インタビュアー:鈴木萬里子)

 

※2年生を対象にした同大の必修授業。年30時間以上の活動を企業、自治体、NPO団体などで行い、学生が社会を知る機会を得るとともに地域に貢献する自覚を持つ教育を行っている。