【土浦市長会見】花火大会事故を改めて謝罪

26日の土浦花火大会で、不発の花火が落下し破裂してけが人が発生した事故現場付近の土浦市佐野子、国道6号バイパス側道付近。保安区域と立ち入り禁止区域の外側で、打ち上げ場所から2百数十メートル離れていた

【鈴木宏子】土浦市、中川清市長の定例会見が29日、同市役所で開かれた。26日開催された第88回土浦全国花火競技大会でけが人が出る事故が発生したことについて、改めて謝罪した。

中川市長は「けがをされた方に心からお詫びとお見舞いを申し上げ1日も早い回復を祈ります」と述べ、さらに事故による中断で予定していた花火全てを打ち上げることができなかったことについて「土浦の花火を楽しみに観覧した皆さま、全国から参加した花火師の皆さま、開催に尽力した関係者には、大変なご迷惑をお掛けしたことを重ねてお詫びします」などと陳謝した。

昨年に続いて2年連続事故が発生したことについては「伝統ある大会でこのようなことがあって大変残念でならない。対策を練って、安全に開かれるにはどうしたらいいか検討していきたい」と話した。

昨年同様、不発の花火が落下した事故だったことについては「原因については現在、いろいろな問題を調査しているところ」だとして明言を避けた。昨年は強風が原因の一つだったが、今年の大会時の地上の風速は平均0.6メートル、最大1.9メートル、上空は2メートルだっとして「昨年と違って風は小さかった。原因は昨年とは違う。風がなかったにもかかわらず事故が起きた。これに対して今後原因を検討したい」と語った。

昨年の事故を受けて今年は、打ち上げ現場に風速計を設置したり、スターマインの打ち上げ場所を桟敷席からさらに15メートル離するなどの対策をとっていた。さらに昨年は打ち上げ筒の傾きが原因の一つとされたことから、打ち上げ当日に筒に水準器を当てて水平であることを確認していた。前日、台風21号の影響により雨が降ったが、打ち上げ場所のグラウンドは前日から排水を万全にし、当日はぬかるんでなかったという。

29日の会見ではほかに、土浦菊まつり菊花品評会(11月1~15日、亀城公園)▽水郷桜イルミネーション(11月16日~来年2月16日、霞ケ浦総合公園風車前広場)▽土浦カレーフェスティバルと市産業祭(23~24日、J:COMフィールド土浦と川口ショッピングモール505)▽市美術展覧会(11月28日~12月8日、土浦市民ギャラリー)▽小町ふれあいまつりと天童フェア(11月30日、小町の館とまちかど蔵)など11月の催しの案内があった。