《光の図書館だより》5 ふたつのチャレンジ

土浦市立図書館

【コラム・入沢弘子】桜が咲き始めた3月25日、新土浦市立図書館は開館102日目に20万人目の来館者をお迎えしました。毎日多くの方にお越しいただき、本当に嬉しい限りです。当館は、本来の図書館としての機能を果たすことに加え、駅前活性化に貢献する交流拠点としての役割も担っています。このため、新しい取り組みをスタートさせているのですが、特に好評なのは2つです。

1つ目は、託児サービスです。育児中の方に、ゆっくり本と過ごしてほしいという願いから始めました。現在は週1回、毎週火曜日の午前10時から4時間、10カ月から3歳までのお子さんを専門の保育士がお預かりしています。

利用された方からは「出産以来、久しぶりに雑誌を読みました」「カフェコーナーでコーヒーを味わいリフレッシュできました」「離乳食の本を探せてよかった」などと人気があり、1週間前からの予約はすぐに埋まってしまいます。

2つ目は、飲食エリアの設置です。読書や勉強の合間にリフレッシュ&リラックスして快適に滞在してほしいとの思いで、各階にエリアを設けました。2階の「ヨムカフェラウンジ」と3階の「空中ラウンジ」は、設置してある販売機の飲み物と持ち込みの(蓋つきの)飲み物、4階のロフトは飲み物のほか食べ物もOKです。

平日の昼間は、手作り弁当持参のご高齢の方や赤ちゃん連れのお母さんたち、夕方はパンやお弁当を食べる高校生の姿が見られます。ロフトでBGMとしている貸出用CDの音楽も「リラックス効果が高い」との評価をいただいています。

また、3月29日には、隣接するJR土浦駅ビルに日本最大級の体験型サイクリング施設が完成し、図書館にもスポーツウエア姿の方が多数来館されるようになりました。変わり続ける土浦駅前に高揚感を感じています。

私事ながら、このたび半年間コースの通信制大学の単位を取得し、図書館司書になりました。これからはこの資格を活かし、よりよい図書館運営を目指していきたいと思います。(土浦市立図書館館長)