【コラム・川浪せつ子】新しい年になりました。かつては、お正月に誰もが年を重ねる風習があったようですね。そのためもあったのでしょう、お正月は1年の中で一番のイベント。今は色々な行事や楽しみが増え、お正月が必ずしも大きな出来事ではないかも…。

我が家も、子供たちの都合などもあり、年末に家族全員が集まりました。お正月は思いのほかユックリできて、よかったです。数年前からおせち料理は注文。それも、今年は和洋折衷。年末~お正月は忙しい時期ですが、年齢を重ねて、バタバタではなく過ごしたいという気持ちが大きくなってきました。

また、2年続けて松の内の初詣はナシ~! その代わり、筑波山神社には、桜、新緑、紅葉などの季節に訪問しています。かなり前、お正月に行ったとき、あまりの渋滞でニッチモサッチモいかなかった思い出があります。

つくば駅で私の絵はがき売っています

筑波山神社は四季折々素晴らしく、心から癒される所です。筑波山は、江戸から言うと「鬼門」。万葉集にも多くの歌が詠まれ、江戸時代の浮世絵にもたくさん描かれています。

今回の本殿の絵は、2016年の常陽新聞に掲載してもらったもの。今回、色々取材して、下に掲載した絵(本堂手前の随神門=ずいしんもん)にしようと思ったのですが、やはり一番インパクトがあるのは本殿。トップはコレにしました。

実は、つくば駅入り口の「つくばの良い品」というお店で、私の絵はがきを販売しているのですが、これは人気です!「初詣してないけど、この絵見て拝んで、初詣にしておくわ~」という方がいて、なんだかうれしかったです。(イラストレーター)

本堂手前の随神門