《光の図書館だより》20 新企画・演劇体験講座がスタート

声に出して戯曲を読んでみませんか?

【コラム・入沢弘子】7月に入りました。お子さんたちはワクワクする時期ですね。当館の「夏休み特集コーナー」では、お子さんたちの知的好奇心を高める本を揃えはじめました。「夏休み子ども講座」では、体験から本に関心を持ってもらう企画を実施。本好きのお子さんがますます増えることを願っています。

大人も日常と違う体験がきっかけで、それまで手に取らなかったジャンルの本に夢中になった、ということはないでしょうか?

当館では、7月から新企画・演劇体験講座「声に出して戯曲を読んでみませんか?」をスタートします。戯曲は演劇の台本の形式で書かれた文学作品。内容の主体となる台詞(せりふ)を、場面や登場人物の容姿や心理を想像しながら読書するのは楽しいものです。この企画は、戯曲を「声に出して読む」というもの。

しかも、演出家を講師にお迎えし、俳優も一緒に参加するというスペシャルな企画です。クジ引きで役を決めるため、「男性のジュリエット」や「高齢女性のロミオ」などが誕生する可能性があるのも一興。

これまで、図書館で実施してきた企画は「おはなし会」や「映画会」など受動的な性質のものでしたが、今回の企画は能動的。しかも参加者が「読む」ことでお話が立体的に展開されます。

「ロミオとジュリエット」「屋上庭園」「青い鳥」

実施に際しては、土浦を拠点に国内外で活躍している劇団「百景社」さんにご協力いただきます。全4回の講座のプログラムは、シェークスピアの「ロミオとジュリエット(前編・後編)」、岸田國士の「屋上庭園」、メーテルリンクの「青い鳥」。

第1回は7月20日(土)。現在参加者募集中。2回目以降は図書館のウェブサイトでお知らせしてきます。会場も変わります。第3回の「屋上庭園」はアルカス土浦の「屋上庭園」で実施予定。1回のみの参加でもOKです。

あなたも戯曲文学と新しい出会いをしてみませんか? この講座に参加することで、みなさんの興味や関心の新しい扉が開かれることを楽しみにしています。中学生や高校生のご参加もお待ちしています。(土浦市立図書館館長兼市民ギャラリー副館長)

▽演劇体験講座「声に出して戯曲を読んでみませんか?」
・日時:第1回 7月20日(土)午後2時~(2時間程度)
・場所:土浦市立図書館研修室
・内容:「ロミオとジュリエット」(前編)
・対象:中学生以上
・定員:15名
・参加費:無料
・申込先:土浦市立図書館 電話(029-823-4646)または直接カウンターへ

▽第2回8月3日(土)、第3回10月5日(土)、第4回12月8日(日)の予定
▽詳しくはウェブサイト https://www.t-lib.jp/ をご覧ください

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