《食う寝る宇宙》39 宇宙のSDGsを研究しています


【コラム・玉置晋】僕は茨城大学の大学院生ですが、放送大学の学部生でもあります。放送大の茨城学習センターは、茨大・水戸キャンパスの中、僕が茨大でお世話になっている野澤研究室(宇宙天気防災学)が入る理学部棟お隣の3階建てのキレイな建物です。

放送大の学生はそこで単位認定を受けたり、図書室で放送授業を受講したりしているのですが、サークル活動もかなり盛ん。僕はそのサークルの一つ「未来環境クラブ」に参加しています。

クラブ会長の川村優一さんは、環境省認定の「温暖化防止コミュニケーター」、茨城県認定の「地球温暖化防止活動推進委員」、茨城県教育委員会認定の「おもしろ理科先生」として、電気がなくとも、太陽光だけで高温調理が可能なソーラークッカーを使って、地球温暖化防止の啓蒙活動をされている方です。

クラブの今年度のテーマは「SDGs」。これ、読めますか? 同クラブの会合で、川村会長が白板に「SDGs」とお書きになって、僕は「”えす・でぃー・じー・えす”って何すか」と聞いたら、「玉置さん、これは、”えす・でぃー・じー・ず”と読むのです」と教えてもらいました。

SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)とは、発展途上国に対する開発支援、先進国の持続可能な開発、全地球的な対策について、17分野の大目標からなる行動指針です。2015年に国連で採択されました(※)。

持続可能性 生存可能性 復興力

2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、「Be better, together(より良い未来へ、ともに進もう)」という持続可能性コンセプトを持って、SDGsに貢献していくと宣言されています。そのような時流もありまして、実はこのSDGsは、かなりのパワーワードのようです。受験生、就活生、そして、ビジネスパーソンは要チェックですよ。 

僕は、宇宙開発のサステナビリティ(持続可能性)、宇宙災害に対するサバイバビリティ(生存可能性)、宇宙災害に対するレジリエンス(復興力)をキーワードとして、「宇宙からみたSDGs」と題して発表し、議論を重ねているところです。

本テーマを含め、未来環境クラブでは、様々な切り口からSDGsに関して、研究発表を予定しています。(宇宙天気防災研究者)

※ http://www.undp.org/content/undp/en/home/sustainable-development-goals.html

➡玉置晋さんの過去のコラムはこちら