日曜日, 2月 22, 2026
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夏休みは親子で科学! 研究所一般公開

【橋立多美】今日から楽しい夏休み。科学都市つくばは街全体が科学の博物館と言われ、夏休み期間中に研究所を一般公開して研究活動を紹介している。講座や子どもが参加できる体験型イベントなどの催しが企画され、親子で楽しく科学に親しむことができる。一般公開は入場無料。

【筑波宇宙センター】夏休み特別展示「宇宙(ひこうしの)服」が9月2日まで、プラネットキューブで開催されている。実際に宇宙飛行士が国際宇宙ステーションやカザフスタンの基地で着用した、船内服と船外活動服などが展示されている。また常設展示館「スペースドリーム」は同センターの歩みと取り組みが紹介されて人気が高い。▽開館時間午前10時~午後5時。つくば市千現2-1-1。電話029-868-5000。

【農業・食品産業技術総合研究機構】「実感!食と農のサイエンス」をテーマに、農業の研究に関するクイズやゲームなど小・中学生向けの企画や自由研究のヒントを提供する。また明治150年にちなんで蚕(カイコ)の解剖図など近代農業の歴史の特別展示も開催される。▽公開は7月28日(土)午前9時30分~午後4時(午後3時30分受付終了)。同市観音台3-1-1。電話029-838-8980。

【森林総合研究所】野生種クマノザクラ発見の講演会や森林浴の効果、木を発酵したアルコールなど最新の研究成果の紹介と、昆虫や鳥獣の標本庫見学など。木製バッジ作りなどのウッドクラフトとつみき遊びのコーナーもあり、自然と触れ合うイベントが盛りだくさん。▽公開は7月28日(土)午前9時30分~午後4時(午後3時30分受付終了)。同市松の里1。電話029-829-8372。

【国土地理院 地図と測量の科学館】地図や測量の新しい技術などを総合的に展示している。同館の夏休みイベントは次の通り。▽講演「山の高さはどう決まる?」+測量体験教室「分度器を使って高さを測る」。7月27日(金)午前10時~、午後1時10分~。定員各20人。▽「伊能忠敬になって日本を測ろう!」。8月8日(水)午前10時~、午後2時~。定員各18人。▽「GPSで地上絵を描こう」。午前10時~、午後2時~。定員各20人。同市北郷1。電話029-864-1872。

【高エネルギー加速器研究機構(KEK)】普段は公開されていない世界最強の加速器「スーパーKEKB」や大型測定器などを体感できる。研究者による解説やサイエンスカフェ、子ども対象のイベントもある。▽公開は9月2日(日)午前9~午後4時30分。同市大穂1-1。電話029-864-5113。

【国立公文書館つくば分館】今夏の企画展のテーマは「和歌の世界-親子で楽しむ百人一首のなぞ」。現代ではお正月のかるた大会でお馴染みの小倉百人一首だが、新春の風物詩になった理由は判明していない。成立事情や選歌の不思議に迫る。▽企画展は7月23日~8月31日まで。期間中、和綴じのメモ帳作りが無料で体験できる。開館は午前9時15分~午後5時、土日祝日は休館。同市上沢6-6。電話029-867-1910

※つくばサイエンスツアーバス 夏休み期間(7月21日~8月31日)の月曜を除く毎日、6つの研究機関を回る巡回バスが運行される。大人500円、小学生250円で乗車券を提示すれば1日乗り放題。詳しくはつくばサイエンスツアーオフィスまで。電話029-863-6868。

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戦争と差別に反対 若者たちがスタンディングデモ つくば駅前

選挙結果に危機感 2月8日投開票の衆院選で与党が大勝した結果を受け、戦争や差別への懸念を訴える若者たちが21日、「戦争と差別 もうたくさん!」などと書かれたポスターを手に、つくば駅前のつくばセンター広場で街頭に立った。外国にルーツを持つ若者を中心に80人余りが、それぞれが抱く経験や思いを語りながら、「声を上げ続けることの大切さ」を訴えた。 大学院生が呼び掛け スタンディングデモを呼び掛けたのは、つくば市在住の大学院生、ハナさん(25)。日本とナイジェリアにルーツを持ち、つくばで生まれ育った。2週間前の衆院選で、与党の自民党が大勝した結果について、「自分にとっては衝撃的だった。食べ物は高く、賃金は低い。毎日生活が苦しい状況で、軍事費を上げようとする。日本が戦争に向かっているように感じた」と語る。 ハナさんは、近年強まっていると感じる排外主義や差別に対する危機感も、デモ開催の理由の一つだという。ハナさん自身も、生活の中で差別を感じた経験がある。物件を探していた際、「アフリカ系のハーフだから難しい」と断られたことがあり、不動産業界でも外国人風の人を断る家主が増えていると説明されたことがある。 選挙戦の中では、つくば駅前で外国人排斥を訴える候補者を見ることもあった。「多様な人が暮らすつくばで、外国人を追い出せという声があるのは悲しい。ネット上でも差別的な言葉をよく見るようになった。それが訂正されないまま広がっているのが怖い」とし、「外国人や性的マイノリティ、女性など弱い立場の人が切り捨てられ、スケープゴートにされ、対立があおられていると感じる」と話す。 中高生らも参加 デモには多様な背景を持つ学生が参加した。中国で生活し、現地で反日デモを目撃した経験を持つ中学2年の参加者は「今の日本の状況には複雑な気持ちがある」と話す。「日本人だけど、中国語が話せるというだけで嫌なことをされたり、言われたりしたことがある。それはおかしいと思う」。一方で、多様な言語や文化に触れる経験は自分の世界を広げたとも語り、「いろんな人を受け入れる社会になってほしい」と訴えた。 市内在住の高校3年ジボフスキー・ニキータさんは、「外国人への嫌悪と闘いたいと思って参加した」と話した。同じく高校3年のマッコイ・キリアンさんは「私の家族も差別を経験してきた。差別のない平和な世界をつくっていきたい」とし、高校2年の荒木茉莉花さんは「戦争や差別のない世界にしたい。一つの国のことを語るにも、その国の中にもいろいろな立場の人がいることをしっかり考えなくてはいけない」と、国や立場によって単純に善悪を決めつけない視点の大切さを強調した。 「市民運動の力示したい」 ハナさんは、2年前から仲間たちと声を掛け合い、パレスチナ連帯を訴えるスタンディングを毎月開催してきた。そこで感じてきたのが今回のデモのテーマの一つでもある「市民運動の力」だとし、「選挙結果を見ると、みんなが差別に賛成しているように見えるかもしれない。でも、実際には反対している人は多い。パレスチナに関してもそう。その声を見える形にしたかった」と話す。また、外国にルーツを持つ人が政治について発言すると批判されることがあるとしながら、「日本に住んでいる人なら誰でも、差別は嫌だと言う権利がある」と強調し、「裏金問題や統一協会との関係など、批判されるべきものが批判されないまま、憲法改正が押し進められようとしている。私たちは、そんなこと望んでいない。差別は嫌だ、戦争は嫌だという当たり前のことを、当たり前に言える社会にしたい」と訴えた。 会場には、通行人も自由に思いを書き込めるように付箋と大型の模造紙が用意された。スピーチも誰でもできるようにし、「みんなの声を可視化する場にしたい」という思いが込められた。 来場した牛久市の細谷一明さん(62)は「23歳と17歳の子どもがいるが、彼らを戦争に行かせたくない。雰囲気に流されないよう、声を上げることが大切」と語った。(柴田大輔)

新党「中道」はこれからどうなる《文京町便り》49

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雪と氷とコハクチョウ《鳥撮り三昧》10

【コラム・海老原信一】今回の題は「雪と氷とコハクチョウ」ですが、北国に行けば普通に見られる光景です。県南地域ではどうでしょう。寒さが募る1~2月、時々雪が降り、公園の池や沼も結氷します。洞峰公園の沼でも、日陰になる場所の雪や氷が溶けることなく、厚さを増すことがあります。そんなときはカモたちの様子を楽しめます。 しかし、ゼロではありませんが、つくば市の洞峰公園の沼にハクチョウが飛来することはあまりありません。20数年前に数羽の飛来を確認できたのに、連続しての飛来がなかったのは残念です。 水戸市の大塚池や旧瓜連町の古徳沼は、ハクチョウの飛来地として知られています。土浦市の乙戸沼もハクチョウの飛来を楽しめる場所です。私の記憶では、主にコハクチョウでしたが、数羽で飛来したハクチョウが20~30羽に増え、多いときには90数羽にもなりました。 私が観察を始めてから数年、20羽前後で飛来していました。しかし、ここ数年は減っており、「気候温暖化」の影響かなと思っています。少なくなったものの、今でも12月末には飛来し、乙戸沼を散策する人たちは、2月中旬ぐらいまでハクチョウを楽しめます。 ところが、2025年12月末~26年1月初旬、その姿が見られませんでした。この原稿を書いている1月18日には飛来しているのか、分かりません。近日中に行ってみるつもりです。 降雪後の晴れて冷えた朝 乙戸沼でのことですが、「雪と氷とコハクチョウ」を経験できたことがあります。22年1月の雪が降った後の晴れて冷えた朝、水面は全面結氷。コハクチョウが数羽、岸近くの日が当たりそうな氷の上に身を伏せ、じっとしていました。 長い首を水中に差し込み、水底の水草の根などを食べる彼らにとって、氷が解けないことには食事ができません。人が与える食べ物を得るにしても、足元が氷では思うように動けません。身を守る上でも不利と思っているのでしょう。ひたすら氷解を待っていると、私は見ていました。 こういったコハクチョウの様子をうれしそうに見ている私を、彼らは「ひどい奴だ」と思っていたかもしれません。それでも「これからも来てほしい、楽しませてほしい」と、彼らの飛来を願っている私。そのために何ができるのかを考えながら、野鳥の観察を続けたいと思っています。(写真家) 追記:1月20日、11羽の乙戸沼飛来を確認し一安心。

つくば市平沢で林野火災 女性がやけど

【差し替え:22日午前11時】20日午後2時14分ごろ、つくば市平沢の山林で火災が発生、約3800平方メートルが焼けた。この火事で70代女性がやけどを負い病院に救急車で搬送された。 火は同夜11時42分、延焼の危険がない鎮圧状態となり、21日午後0時半時点でほぼ鎮火、22日午前8時50分に完全に鎮火したことが確認された。 市消防本部によると、現場は社会福祉法人筑峯学園北側の山林で、20日は市消防本部と消防団から消防車両14台と消防隊員ら81人が出動し、ドローンによる調査とジェットシューター(背負式消火水のう)などで消火活動を実施したほか、県防災ヘリコプターが上空から計10回4400リットルを放水した。 鎮圧後の翌21日も、残り火やくすぶりを完全に消し止める残火処理を午後0時半まで実施。さらに再出火防止のための巡回を続け、22日朝、鎮火が確認された。 市消防で出火原因を調べている。20日は筑峯学園の利用者らが一時避難した。 五十嵐立青市長は、林野火災の多くは、たき火や野焼き、たばこの吸い殻のポイ捨てなどが原因で、22日朝は市全域に林野火災注意報を発令しているとして、屋外での火気使用を極力控えるよう呼び掛けている。