【池田充雄】水戸市とつくば市をホームタウンとするバスケットボールB2リーグの茨城ロボッツは、2017-18シーズンのホーム最終節として28、29日、水戸市の青柳公園市民体育館で群馬クレインサンダースと対戦し2試合とも勝利。連勝記録を15に伸ばすとともに中地区首位の座を守った。
28日の試合は、対戦後、岩下桂太ヘッドコーチが「第1クォーターを制したときのうちは強い」と評したように、ロボッツは立ち上がりから群馬を圧倒。相手に精度の高いシュートを打たせず、リバウンドやターンオーバーを次々と成功させ、30-11と大差をつける。
だが第2クォーターは、その点差をほとんどはき出す結果となった。原因はゴール下に入った相手とのマッチアップ。ここへパスを通されたときに次々とディフェンスファウルを取られてしまう。
第3クォーターではその点を相手に合わせてマッチアップを変えて修正。第4クォーターでは前田陽介の3本連続3点シュートなどで大きく引き離し、結果80-63で勝利をつかんだ。
今節を終えてロボッツは36勝21敗。2位のFイーグルス名古屋も同率だが直接対決で勝ち越している。レギュラーシーズンの残りは3試合。「まずは一つ一つ。優勝は後からついてくる」と岩下HCは語る。