つくば市は14日、同市役所本庁舎1階ロビーで13日午後4時45分ごろ、歩行中の来庁者が、受付時間終了の4時30分に合わせて閉鎖作動中だった防犯シャッターに接触し、顔面に打撲を負う事故があったと発表した。
市管財課の発表によると、けがを負った来庁者に対し、市の保健師が応急措置を行い、医療機関への受診を促した。市は引き続き通院状況に応じた適切な対応をしていくとしている。
通常、防犯シャッターが閉まる時は、市が警備を委託している会社の警備員が安全確認を行うところ、事故時、シャッターが完全に閉まる前に警備員が持ち場を離れ、安全確認を行わなかったとしている。
市は、警備を委託しているビルメンテナンス会社のともゑに対し、安全管理を徹底するよう改めて強く指導したほか、市としても庁舎の安全対策に努めていくとしている。