蜜蝋画の魅力に触れて 幼稚園美術館で個展 龍ケ崎

子どもと蜜蝋画の作品を見る母親ら=龍ケ崎市羽原町の竜ケ崎幼稚園

【鈴木萬里子】牛久市の画家、上野素美子さんの個展「蜜蝋(みつろう)の声を聞く」が龍ケ崎市羽原町の竜ケ崎幼稚園内「幼稚園美術館」で開かれている。

上野さんはつくば市内の高校で美術教諭を長く務める傍ら、美術展や銀座の画廊に出品するなど活躍している。牛久市ひたち野東の自宅1階に「アートスペースある・る」を開廊し、画廊オーナーでもある。

会場には150号の油彩の大作「風景」の2連作が壁面いっぱいに飾られている。田植えの前に水がひたひたに入った風景を表現している。全部で20点展示され、上野さんは「これだけ蜜蝋画を一堂に集めたのは初めて。自分の雰囲気、スペースになったのではないかと思う。今の季節の、はっきりしない感じを出した」と話した。

蜜蝋はミツバチの巣から作られる自然素材で、いろいろな画材と合わせやすく加工もしやすい。 上野さんは「蜜蝋を溶かすことで画面に予期しない様々な表現が現れることに驚き」、2013年より本格的に蜜蝋画を発表している。

友人の紹介もあり「子どもたちや保護者に蜜蝋画との出合いがあれば」と幼稚園での個展を引き受けた。竜ケ崎幼稚園は「育ちの時期に、子どもたちの五感を刺激し、子どもたちが五感をフル回転することを願って幼稚園美術館活動に取り組んでいるという。入り口の事務所に声を掛ければ、だれでも見学が出来る。

◆会期は3月2日(金)まで、開館は午後1時~6時。問い合わせは0297・62・0573(竜ヶ崎幼稚園)、またはhttp://www.arles.jp(アートスペースある・る)