激しい渋滞、解消策は? 筑波山神社初詣にぎわう

初詣でにぎわう筑波山神社山門

【鈴木萬里子】つくば市筑波の筑波山神社は正月三が日、大勢の初詣客でにぎわいをみせた。例年約20万人が参拝に訪れ、人出は笠間市の笠間稲荷神社、鹿嶋市の鹿島神宮に次ぎ県内3番目の多さだ。車の渋滞が激しく、車列が長く伸びることでも知られる。何とかならないだろうか。

今年も元旦のみ筑波山ケーブルカー・ロープウェーが早朝運航し、山頂から初日の出を拝もうと、多くの参拝客が押し寄せた。特に女体山山頂から見る日の出の美しさ、神々しさの人気が高い。夜半過ぎの3時頃から暗闇の中を登山する人々も多かったという。

神社境内は破魔矢・鏑矢(かぶらや)、熊手などの縁起物を買う参拝客で混雑した。拝殿前のさい銭箱は昨年まで3つだったが、今年は2つ増やして5つ設置し参拝場所を広くした。拝殿前の混雑がかなり解消され、静かに手を合わせる人々の姿が見られた。拝殿では祈とうを受ける人の長い列ができていた。

土浦市の緒方仁恵さんは東京に嫁いだ娘の田中千恵さん一家ら6人で初詣に訪れた。「久しぶりに参拝に来ました。やはり筑波山神社は立派ですね。でも夫は渋滞でまだ駐車出来ないので車の中です」と少し不安気に話した。

市営駐車場は第1~第4まで計450台が駐車可能だ。そのほか神社付近には民営の駐車場も多い。だが三が日で20万人近くが参拝するので到底間に合わない。特に神社近くの民営駐車場は朝7時にはいっぱいになった。駐車できず参拝を断念する人もいるという。「駐車場に入るのに2時間も待った」とこぼす人もいた。

境内でお守りを選んでいた横浜から訪れた佐藤和夫さん(58)恵美子さん(57)夫妻は「以前から来たいと思っていた筑波山神社に参拝出来て今年は良い年になりそう。来る時すごい渋滞だったけど、今度は帰りの車が渋滞するのかしら」と不安気な面持ちで帰路についた。

正月三が日だけではなく11月の七五三参りも渋滞の激しさは知られ、「朝家を出て参拝し帰宅すると夕方」という話もよく耳にする。麓の広い場所を駐車場にして、バスでピストン輸送するなどの対策を講じてはいかがだろうか。

筑波山神社境内=1月3日