もち麦(もち大麦)は、生活習慣病の予防と改善効果が報告されている水溶性食物繊維β-グルカンを多く含み、食感が良さなどから需要が増加している。これまで需要量の大部分が輸入麦で充当されてきたが、国内での新品種育成とその普及拡大により国内生産量が急増している。もち麦のさらなる需要を掘り起こし、用途と利用の拡大に向けて、加工利用、製品開発等に関する事例紹介と、講演者と参加者の双方向のパネルディスカッションからなるオンラインシンポジウムを開催する。
西沢邦浩さん(経済ジャーナリスト)の基調講演「もち麦ヒットの背景を踏まえ、今後のシーズとニーズを考える」 はじめ、加工利用、製品開発等に関する事例紹介に関する講演など。
閉会後(14:20~15:00)に、農研機構育成もち麦品種の製品について、利用や栽培を検討する人を対象にビジネスマッチングを行う予定。各品種の育成担当者が電子メール等で個別相談を受け付ける。
参加は無料、定員200 人(先着順)。参加はWebサイトの申し込みフォームから。3月4日締め切り。