茨城県は8日、「いばらき宇宙ビジネスフォーラムinつくば」について、参加をオンラインに限定する開催方式に変更、各方面に通知した。15日午後1時30分から、ホテル日航つくば(つくば市吾妻)で開催を計画していた。
フォーラムは県、いばらき宇宙ビジネス創造コンソーシアムが主催する。県は2018年から、宇宙ビジネスの機運醸成や新規参入を目的にいばらき宇宙ビジネスサミットを県内外で開催しており、今回は、より具体的なビジネスマッチングやネットワーキングにつなげることを目的にした。
プログラムでは、宇宙ビジネスの最前線で活躍する経営者らによる事例発表のほか、展示ブースの見学や名刺交換会を予定していたが、実地の見学や交流はできなくなった。感染症対策を講じ開催準備を進めていたが、7日に首都圏の1都3県を対象とする緊急事態宣言が発出され、県も全県に不要不急の外出自粛を要請したことから、完全オンラインに転換した。
発表は予定通り、柳原尚史氏(Ridge-i社長)「衛星データの活用に向けたAI解析の取り組みと事例」、岸本信弘氏(マゼランシステムズ・ジャパン代表取締役)「準天頂衛星システムによる新たな測位~cmレベルであなたをみちびく」など5氏が行い、質疑応答の時間も設けられる。
オンライン参加方法はZoomウェビナー(質疑応答参加可能)、YouTube(質疑応答参加不可)の2種類。ウェビナー参加については定員100人(先着順)で申し込みを受け付けている。参加は無料。
申し込み・詳細はこちらから。問い合わせは事務局(電話03-6206-4902)