風景描写に感嘆 朱青会が水彩画展 26日まで牛久で

内田さんの細密画作品「亀城のシイ」の前で、左が内田さん右が永井さん=牛久市中央の三越牛久店2階アートギャラリー

牛久市の水彩画愛好者らによる「朱青会 水彩画展」が同市中央の三越牛久店2階アートギャラリーで開かれている。会員11人の25作品が会場いっぱいに展示されている。

会は2007年、同市成人教室の水彩画講座の受講生らが中心となって、講座終了後に立ち上げた。当初は講座講師の指導を受けていたが、会員だけで勉強するようになり、現在は会員の高橋忠さんが講師となり活動している。景色を描きたいという会員が多く、室内の静物画作品より風景画の方が多い。年2回写生会を行い、楽しみながら制作に励んでいる。

練習日は月2回あり、家で描いた作品を持ち寄り会員相互で意見を述べ合う。この意見がとても大切で手直しする際の指針となり、より良い作品に仕上げるのだという。練習日には高橋さんの水彩画制作の実演指導があり、会員らは技術向上を目指している。制作に真剣に取り組む会員だが、教室は和気あいあいとした雰囲気だ。

展示会場中央にはスケッチブックが置かれている。どれも見応えがある。添えられている盆栽は、会員の内田久寿さんが30年前に種から作り丹精込めて仕上げたもので、風景画に寄り添い風情を醸し出している。

つくばから来場した女性は「見応えのある作品ばかりですね。特に細密画には感心しました」と話していた。代表の永井健治さんは「来場者からは、平均的な絵画教室の作品よりレベルが高いとの評価をいただいています。それを励みに制作にも熱が入ります」と笑顔で話していた。(鈴木萬里子)

◆会期は26日(日)まで。開館時間は午前10時~午後5時(最終日は4時)。問い合わせは永井さん(電話090・5795・0511)。

中央にスケッチブックが置かれている会場