【鈴木宏子】茨城国体文化プログラムの一つ「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」が5日、つくば国際会議場(つくば市竹園)で開幕した。都道府県代表による全国初のコンピューターゲーム対抗戦で、768選手が出場し、2日間にわたって3種目のゲームを繰り広げる。

サッカーゲーム「ウイニングイレブン2020」、カーレースゲーム「グランツーリスモ」、パズルゲーム「ぷよぷよ」の3種目で、少年の部と一般の部などに分かれて競う。
5日は、出場選手が都道府県ごとに入場行進し、開会式が催された。主催者で県国体・障害者スポーツ大会局の石田奈緒子局長は「国体をもっと身近に感じてほしいと障害の有無や年齢、性別を超えてだれもが一緒に同じステージで楽しめるよう開催した」などとあいさつした。日本eスポーツ連合の岡村秀樹会長は「全国初の大会。つくばがeスポーツの聖地になるかもしれない。自分の実力を発揮して悔いのない成果を残していただきたい」などと話した。
高円宮家の長女、承子さまが視察に訪れ、5日の予選の様子を観戦した。

6日は午前9時30分から各種目の決勝トーナメントが行われる。午後3時からの閉会式で各種目の上位3位までを表彰するほか、総合優勝した都道府県には大井川和彦知事から優勝旗が手渡される。対戦の様子はだれでも見学できる。
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