【高校野球茨城’19】甲子園目指す100校93チーム 夏の大会開幕

開会式に97チームが揃い踏みした=ノーブルホームスタジアム水戸

【池田充雄】第101回全国高等学校野球選手権茨城大会は6日、ノーブルホームスタジアム水戸で開会式を迎えた。4つの連合チームを含む100校93チームが参加し、J:COMスタジアム土浦など6会場で熱戦を繰り広げる。決勝戦は24日の予定。

開会式の主催者挨拶では県高等学校野球連盟の塚本敏夫会長が「今はまだ梅雨の最中だが、決勝戦は夏の真っ盛り。1本の細くて長い道が厚い雲の向こうまで、天高く続いている。気の遠くなるような長く険しい道の最初に立ち、登り切ろうとする行いに参加する喜びは生涯残り続け、道を見失いそうになったときも自分を内側から支えてくれることでしょう」と球児たちに言葉を贈った。

2年生6人と1年生8人 土浦工の挑戦

参加97チームにはそれぞれのドラマがある。土浦工業高校は今回、2年生6人と1年生8人というわずか14人で参加。昨年の夏大会を終えて3年生が卒業した後は、連合チームで秋の大会を戦ってきた。このままでは単独チームで次の夏を迎えられないかもしれない。危機感を覚えた感じたメンバーは、中学生対象の部活体験会で積極的に声をかけたり、同級生の後輩に野球経験者がいると聞くと、野球部に誘ってくれるよう頼んだりなど、さまざまな手を尽くした。

スタジアム前で意気込みを見せる土浦工ナイン

「みんながくじけそうになっても、あきらめないよう励ましてきた。春に1年生が入ってくれたときは、これで大会に出られるとうれしくなった」と野島聖良主将。1年生はいずれも軟式野球の経験者で、硬式は高校に入ってから始めた。まだ3カ月だが、選手同士で教え合ったりしてだんだん馴染んできた。

1回戦はあす7日第1試合、県営球場で麻生高校と対戦する。「人数は少ないがチームワークではどこにも負けない。練習ではバッティングを重視してきたので、その成果を発揮したい」と野島主将。小林悟樹監督は「ミスを恐れず全力でプレーしてほしい。勝敗は二の次。まずはしっかりと経験を積み、その勢いを秋以降にもつなげていきたい」と話す。

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