火曜日, 2月 3, 2026
ホームスポーツ常総は桐蔭、藤代は春日部共栄と対戦 秋季関東大会の組み合わせ決まる

常総は桐蔭、藤代は春日部共栄と対戦 秋季関東大会の組み合わせ決まる

【伊達康】来春のセンバツ甲子園出場権をかけた2018年度第71回秋季関東地区高等学校野球大会の組み合わせ抽選が11日行われ、茨城代表は県1位の常総学院(土浦市)が神奈川2位の桐蔭学園と、2位の藤代が埼玉1位の春日部共栄と対戦することが決まった。大会は20日から6日間かけて山梨県甲府市の小瀬スポーツ公園山日YBS球場で開催される。2勝して準決勝まで残ると来春のセンバツ甲子園への選出がほぼ確実となる。優勝チームは11月9日から行われる明治神宮大会に出場する。トーナメント表は山梨県高野連のウェブサイトへ。

強力打線の常総 3年ぶりの甲子園目指す

常総学院は秋季県大会で尻上がりに打線の調子を上げ決勝では15得点の大勝を果たした。強力打線を牽引したのが菊地壮太(2年)と菊田拡和(2年)だ。菊地は負担の大きな捕手を担いながらも上位打線に座って日替わりで異なる打順を経験。決勝では5打数5安打5打点と大暴れするなど、チームトップの大会通算打率.579をマークした。

菊田は打率.556、打点9、長打率は1.0を記録した。夏の決勝ではサードの守備で失点につながる失策をし、試合後は自責の念から号泣していた菊田。秋は地区予選から県大会3回戦にかけて3番レフトとして起用されていたが、ベンチの信頼と自信を取り戻して準々決勝からは4番サードに復帰した。

そのほかにセンター兼投手の中妻翔(2年)が広角に打ち分けることができるセンスの高い打者として上位打線で存在感を示す。クリーンヒットを打ったかと思えば俊足を生かしてセーフティーバントもでき、投手で出場していても疲労をいとわず出塁すれば果敢に盗塁を狙う。そのユーティリティープレイヤーぶりに首脳陣の信頼は極めて厚い。中山琉位(1年)は準々決勝の常磐大高戦で貴重な走者一掃スリーベースを放ち、打数は11と少ないながらも6安打、打率.546と結果を残して猛アピール。桐蔭学園戦では県大会での活躍さながらにチームに勢いを与えるプレーが期待される。

球威十分のエース岡田幹太(常総学院)

投手陣は岡田幹太(2年)と菊地竜雅(1年)の140㌔を超える右腕2枚に加え、左腕の中妻翔の3人が柱となる。エース番号を背負う岡田は最速143㌔をマークする速球が武器だが、大会を通してコントロールに不安が残る内容であった。3回戦の波崎柳川戦では8対1で迎えた7回に登板するも、連打を浴びて3点を返され調整登板に失敗。準決勝の水城戦では3イニングを無安打無失点で切り抜けたが3個の四球を出しコントロール面の不安を払拭できなかった。関東大会では圧倒的な球威を存分に生かして相手をねじ伏せてもらいたい。

菊地竜は2回戦の日立一戦で144㌔を記録し自己最速を更新した。準決勝では水城の4番・櫻井隼斗(2年)に2ランホームランを浴びたが、その後はスライダーとチェンジアップを織り交ぜ水城打線を危なげなく交わした。菊地竜の登板能力を考慮すれば、関東大会1回戦の先発起用は十分に考えられる。

チームトップの投球イニングを誇る中妻は15イニングを投げて失点はわずかに2と抜群の安定感を誇った。最速130㌔前半ながら巧みにコーナーを突いて打者を凡打に仕留める投球術に優れる。

藤代 16年ぶり4度目の関東大会出場

スピンの利いたストレートが武器の竹内航(藤代)

藤代は準決勝で最速147㌔の剛腕・岩本大地を擁する石岡一に延長13回タイブレークの末にサヨナラ勝ちで16年ぶりの秋季関東大会出場を決めた。決勝は連戦の疲れから投打がかみ合わずに大敗を喫したが、準決勝までの4試合でチーム防御率は0.90であったことを考慮するとエース中山航(2年)と小島拓也(2年)を中心とした守りのチームと言えよう。

中山は県大会準々決勝の霞ケ浦戦で3安打、1失点完投勝利した。スライダーを武器とし、低めを丁寧に突いた投球が持ち味だ。今大会は最速138㌔だがスピンの利いたボールに各打者は球速以上に差し込まれる。また夏の下妻一戦では143㌔の剛球でノーアウト満塁のピンチを救い話題となった。連投の疲労がない関東大会初戦ならば強打の春日部共栄といえどロースコアの展開に持ち込めるだろう。

2番手格の小島は準決勝の石岡一戦で5回途中から救援登板し、12奪三振の力投で逆転勝利を呼び込んだ。181㌢の長身から投げ下ろすボールには力があり、130㌔中盤のストレートと縦のスライダーを組み合わせた強気の投球が光る。

打線は1番を打つ田島涼馬(2年)が俊足で出塁率が高くチームトップの打率.546をマークした。常総学院との決勝で2度の内野安打をもぎ取った足に注目だ。3番を打つ青木倫太郎(2年)はセンター方向中心にはじき返して打率.333。二塁打を3本放っている。4番の藤井皓大(2年)は霞ケ浦戦でプロ注目右腕の福浦太陽から貴重な2点適時三塁打を放った。140㌔超えの好投手である福浦や岩本(石岡一)を打って勝ってきた藤代打線だが、決勝では関東大会を決めて安心したのか、その勢いはなりを潜め無得点に終わった。春日部共栄戦では霞ケ浦戦で見せた速球に振り負けないしぶとい打撃を発揮して欲しい。

攻撃の起点となる田島涼馬(藤代)

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仏英に海外出張 五十嵐つくば市長 目的、費用など初めて事前公表

議会の指摘受け つくば市の五十嵐立青市長は2月1日から8日までの8日間、フランスとイギリスに海外出張する。職員5人が随行し、航空運賃や宿泊費などの概算費用は計約450万円。フランスのグルノーブル市で開催される国際会議に登壇などするという。 市長の海外出張をめぐっては昨年、議会から「回数が多く、期間が長い」などの指摘があり、東京都知事の海外出張に関する運用指針にならって、つくば市でも運用指針を策定するよう注文が付いていた。市は今年1月に運用指針を策定。指針に基づいて今回初めて、事前に目的や出張概要、概算費用などが市ホームページで公表された。 五十嵐市長が海外出張に行くのは今年度は今回が初めて。当初予算では2回分の予算を付けていた。 公表資料によると、つくばの魅力を世界に発信し優秀な人材に目を向けてもらうことを目的に、フランスのグルノーブル市で開かれる国際会議「ハイレベルフォーラム」に招待されたことから、同会議に登壇し「つくばエコシステムの最新動向」というテーマで話す。さらに、グローバルな知見を市政運営に生かすことを目的にイギリスを訪れ、マンチェスター市で労働者協同組合による地域課題解決の仕組みを、バーミンガム市で生物多様性施策の推進に向けた取り組みを視察する。 市長の具体的な日程は▽1日夜、羽田空港を出発▽2日、フランスのリヨン着。陸路でグルノーブル市に行き、国際会議「ハイレベルフォーラム」のレセプションに参加する▽3日は、同ハイレベルフォーラムに参加し登壇するほか、グルノーブル市長に面談する。夜は再びレセプションに参加する▽4日は、グルノーブルからリヨンに移動。飛行機でイギリスのマンチェスターに移動する▽5日は、労働者協同組合発祥の地、マンチェスター市のロッヂデールで、自治体と連携した同協働組合について話を聞いたり意見交換し、数カ所の組合を視察する▽6日朝、バーミンガム市に列車で移動、市長を表敬訪問し生物多様性施策の推進について意見交換するほか、図書館と生物多様性関連施設を視察する▽7日朝、列車でロンドンに移動し、帰国の途に就く▽8日夜に帰国するという。 随行職員は5人で、秘書課職員1人が全日程の8日間、市長に随行するほか、科学技術戦略課職員2人が6日間、国際都市推進課職員と市長公室政策員の2人が5日間随行する。 概算費用450万円の内訳は、五十嵐市長が約170万円、随行職員5人が計約280万円などで、航空運賃、宿泊費、日当、現地の移動費、海外旅行保険、wifi賃借料など。五十嵐市長はビジネスクラス、職員はエコノミークラスで渡航する。出張費用については議会の指摘を受け策定した運用指針に基づき、各課いずれも3社から見積もりをとったという。 帰国後は速やかに、出張費用の詳細と出張報告を公表するとしている。 市長の海外出張をめぐってはこれまで、山中真弓市議(共産)が昨年の市議会一般質問で取り上げ、直近3年間で計5回の海外出張を行い、2365万円の市税を使っていたと批判、「回数が多く、期間が長い」などと問題点を指摘していた。さらに昨年9月の定例会議では、市長の航空運賃の条例改正をめぐって、ファーストクラスまで利用できるとなっていた市長提案の条例案を、市議会がビジネスクラスまでと修正。その際、山中市議のほか小森谷さやか市議(市民ネット)から、市長海外出張の運用指針を策定し①出張の目的を明確にし、事前に目的、出張概要、概算費用を公表する②航空券の手配は複数の事業者から提案を受け経費節減に努める③出張後は速やかに出張経費の項目ごとの内訳、数量を含む詳細な情報と、出張の成果を公表するーなどの内容の指針をできるだけ早く策定するよう求めた経緯がある。 山中市議は「運用指針が作られたことは前進だが、日程を見ると、海外に行ったついでにあれこれ予定を詰め込んでいるように見え、市長が行く必要が果たしてあるのか疑問」だとし「国際会議に招待されているなら相手方が旅費を出してくれるはず。その他の視察先をさらに入れることで旅費がかさんでおり、節減に努めたと感じられない」などと話している。(鈴木宏子) 【訂正:3日午前10時】第一段落、イタリアはイギリスの誤記載です。関係者にご迷惑をお掛けしました。

大岩剛監督が帰国報告 U23アジアカップで2連覇 サッカー男子

関彰商事つくば サウジアラビアで開かれたサッカー男子U23アジアカップで優勝し、2連覇を達成したU21日本代表の大岩剛監督(53)が帰国し、2日、スポーツアドバイザーを務める関彰商事つくばオフィス(つくば市二の宮)で開かれた帰国報告会で大会を振り返った。関太士副社長のほか社員約100人が集まった。 大岩監督率いる日本代表は、他国の出場チームが23歳以下で戦う中、21歳以下のチーム編成で臨み、高い完成度と組織力を発揮し、全試合失点0で大会を制した。 日本時間1月25日に行われた決勝戦では中国代表と対戦。中国は今大会、堅い守備を武器に無失点のまま決勝まで勝ち上がった強豪だが、日本代表は試合を通して主導権を握り、4-0で快勝しアジア王者に輝いた。 帰国報告会で大岩監督は「若いチームを率いたので、選手を鼓舞しながら戦っていくのは大変だった。その中で選手たちはどんどん成長していった。アジアのサッカーは強くなっている。今回日本は21歳以下で戦った。みんな格上のチームと考えていい中で勝ち抜き、2連覇を達成したことは素晴らしいこと」だと話した。 昨年、鹿島アントラーズがJ1で優勝、水戸ホーリーホックがJ2で優勝し、筑波大学も全日本大学サッカーで優勝したなど茨城旋風が吹いたことについては「期待されると選手ががんばるというのは事実。今年も鹿島は優勝候補だし、水戸もがんばれるのではないか」と話した。 社員から「短い間で組織を作り上げる方法」について質問が出て、「スタッフを信じ、ミーティングを効果的に短くすることが大事」とアドバイスした。 関副社長はあいさつの中で「大岩監督は時間があれば会社に出勤してくれる真面目な方。今回は優勝とともに、失点0に監督やチームの強い意思を感じることが出来た」と述べた。 大岩氏は静岡県出身、静岡市立清水商業高等学校、筑波大学を経て、名古屋グランパスエイト、ジュビロ磐田、鹿島アントラーズと選手時代を過ごしたあと、鹿島のコーチを務め、2021年にはU-21の代表監督に就任した。2024年のパリ五輪でもチームを率いた。(榎田智司)