【谷島英里子】つくば市は2019年の茨城国体と全国障害者スポーツ大会に向け、来月15日、障害者スポーツの魅力を広く知ってもらうイベント「パラスポーツ体験会」を同市金田の桜総合体育館で開催する。市は参加者を募集している。
体験会はつくばが開催地になる「車いすバスケットボール」がメーンで、シッティングスポーツ協会副理事長で、女子車椅子バスケットボール元日本代表監督の橘香織さんらが講師を務める予定だ。定員は50人で対象は小学生以上。受講料は100円で当日支払う。
このほかに、自由に参加できる種目もあり、ハンドアーチェリーや卓球バレー、ボッチャ、ブラインドサッカーのシュート体験が楽しめる。服装はTシャツやジャージなどの動きやすい格好で、室内用運動靴、タオル、飲み物を持参する。
国体推進課の吉井祐二さんは「障害の有無に関わらず気軽に参加していただいて興味を持っていただければ」と話している。
問い合わせは同課(電話029・883・1111)まで。
※メモ
【車いすバスケットボール】ルールやコート、リングの高さ、ボールなど一部を除いては一般のバスケットボールと変わらない。ダブルドリブルがないこと、障害の程度によって1~4.5点の持ち点があり、選手5人の合計を14点以内にしなくてはならないことが特徴。