【コラム・浅井和幸】「だから、お前は友達が少ないんだよ」が悪口になるかと聞かれたら、私は「悪口として成立することが多いでしょうね」と答えます。どうして悪口になるかというと、一般的に「友達が多いことがよい」という価値観が優勢だからです。その上で、「友達が少ないのはコミュニケーションや人間性に悪いところがある」と補足します。
「悪口として成立することが多い」と表現しましが、いつでもどこでも悪口になるとは限らない」と思うからです。友達が少ないことのメリットを知っている相手には、悪口としての意味を持たないからです。
友達が少ないことのメリットとは何でしょう? お金や時間を自分のために使える、人間関係でのストレスが比較的少ない―などが挙げられるでしょう。それらによって、自分自身の決断力や思考力が向上し、より深い人間関係が築けるかもしれません。
私が言いたいのは、「一般的」とか「普通」といった価値観での悪口に振り回されず、それぞれの方の価値観や目的を大切にしようということです。
「浅井って変なやつ」は褒め言葉
私たちは社会的な生き物なので、どうしても多数と思われる価値観に引きずられます。自分が目指していること、面白いあるいは素晴らしいと思うこととは別の方向に向かってしまいやすいものです。
場合によっては、自分自身のために望まないこともする必要もあるでしょう。でも、それと自分の目的ではない方向に進むことは、まったく別ものです。今すぐ答えを出さなくてもよいので、自分が向かいたい方向を考えてください。
今すぐ答えを出す必要もないし、もし答えが出たとしても、その答えに縛られる必要もありません。自分が望むように変更すればよいのです。見つからなければ、いろいろ試してみればよいです。
私は楽しい人生を目的に生きていますが、皆さんも何か見つかるとよいいですね。「浅井って変なやつ、変わったやつだよね」といった言葉は、私にとって褒め言葉です。(精神保健福祉士)






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