土曜日, 1月 17, 2026
ホームつくばつくば駅前の複合施設、開業は来春に 大和ハウス工業

つくば駅前の複合施設、開業は来春に 大和ハウス工業

大和ハウス工業(本社・大阪市)がTX(つくばエクスプレス)つくば駅前に建設している複合施設(同市吾妻2丁目)の開業が2025年4月になる。昨年6月の起工時には今年秋の開業を予定していたが(23年5月30日付)、工事の都合により半年遅れ、オープンは来年春に延びる。

地下駅のTXつくば駅上の敷地(7639 平方メートル)に建設している施設は、5階建て商業ビル(延床面積1万188平方メートル)、4階建て同社新茨城支店ビル(同 3337平方メートル)、5階建て立体駐車場(363台分)の3施設から成る。場所は学園中央通りと市立吾妻小学校の間に位置し、TX 終点・始発駅前の超一等地。

中央公園側から見た完成予想イラスト。左奥が商業ビル。左手前がカフェ。右手前が新支社ビル。右奥が駐車場(大和ハウス工業提供)

建物は先進の耐震性能を備え、環境性能を総合的に評価する指標「CASBEE(キャスビー)」でAランクを取得。3~5階のオフィス部分は一次エネルギー消費量を大幅に削減できる設計という。

店舗区画は半分が契約・申込済み

中央通り側の商業ビルはほぼ完成、現在内装工事が進んでいる。1~2 階の店舗ゾーン(賃料は1坪=3.3 平方メートル=共益費込み2万1千円)には、飲食店、学習塾、保育園、クリニックなどが入る。3~5 階の事務所ゾーン(同2 万円)には、100 平方メートル程度の小区画と700 平方メートル程度の大区画が用意されている。

内装工事中の商業ビル3階オフィス

事務所区画にはテラスが付き、入居予定テナントから好評という。建物の壁面に凹凸があり、先進都市・つくば市のイメージに合ったものとなっている。現時点で、店舗区画は約50%、事務所区画は約55%が契約・申込済みという。

商業ビル2階とつくば地下駅はエレベーターで結ばれ、地下から同ビルに傘を差さないで移動できる。また、商業ビルとトナリエクレオ(元西武百貨店)・キュート商業ゾーンは中央通りに架かる陸橋でつながっており、つくば駅周辺の回遊性が一段と高まる。

つくば市内の事業を拡大

大和ハウスグループは、戸建てやマンションなどの住宅、ショッピングセンターやビジネス ホテルなどの商業施設、工場や物流施設などの事業施設を手掛けている。つくば市内では、 研究学園駅前のショッピングモール「イーアスつくば」を運営するなど存在感が大きい。

つくば駅周辺では、商業ビル「BiVi」や「ダイワロイネットホテルつくば」を運営している。また、研究学園駅南側の日本自動車研究所の未利用地(約16ヘクタール)を1年前に取得、分譲マンション、商業施設、研究施設、産業施設などを建設するほか、中高一貫校の茗渓学園(つくば市稲荷前)を誘致する開発計画を進めている(23年10月20日付)。

◆店舗・事務所の問い合わせ先は大和ハウス工業 茨城支店 流通店舗営業所の鏑木さん、西下さん(電話029-852-6170)へ。

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