つくば市は15日、車検が切れていた公用車1台を、市道路計画課が使用していたと発表した。約3カ月前に車検が切れていた。
同課によると、公用車は現場作業用の軽トラックで、3月11日に車検が満了となっていた。6月15日までの約3カ月間、車検切れに気付かないままだった。
15日、市管財課から道路計画課に、車検満了日を過ぎた公用車について、車検証の写しの提出するよう連絡があり、車検切れが発覚した。
発覚までの間、3月29日と同30日の2回、車検切れの状態で公用車を使用して、市内を計121キロ走行し、土地の調査や地権者宅の訪問などを実施したという。一方、車検切れ期間中に事故や不具合は無かったとしている。
道路計画課は確認不足が原因だったとしている。車検切れ公用車は同日、使用を停止、速やかに車検を行い、再登録するという。今後は、使用前の車検情報の確認を定期的に実施することを徹底するとしている。